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死んでからもらうってのは何だかな。

「北国の春」「せんせい」等の名曲を生み出した作曲家・遠藤実氏に政府は国民栄誉賞を授与するようです。

引用

故遠藤実さんに国民栄誉賞

 政府は19日、作曲家の故遠藤実さんに国民栄誉賞を授与する方針を決めた。遠藤さんは「北国の春」などのヒット曲で知られ、2003年には文化功労者に選ばれた。国民栄誉賞は2000年、シドニー5輪女子マラソン金メダリストの高橋尚子さんに贈られて以来、8年ぶり16人目となる。
 河村建夫官房長官は午前の記者会見で「54年余にわたる作曲活動を通じ、広く国民に愛される数多くの歌謡によって国民に希望と潤いを与えてきた」と述べた。
 遠藤さんは今月6日、急性心筋梗塞(こうそく)のため76歳で死去。千昌夫が歌う「北国の春」「星影のワルツ」や、「高校3年生」(舟木一夫)、「せんせい」(森昌子)などの代表曲がある。

(2008/12/19-11:20)「時事ドットコム」より

 2000年に高橋尚子が取ってから8年、21世紀初の国民栄誉賞授与となった作曲家・遠藤実氏ですが、疑問がありますね。

 まず、半分くらいの歴代受賞者は死んでからもらっていると言うことですが、これは生前あまり評価されていなかったと言うことではないでしょうか?
 また、遠藤実氏の授与に関して、ならどうして去年死んだ名作詞家・阿久悠には授与しなかったのかと言う疑問もあります。確かに選考基準の曖昧さは批判の対象ですからね。

 他に受賞してもおかしくない人と言えば、柔道の野村忠宏(オリンピック三連覇)、俳優でコメディアンの植木等、漫画家の赤塚不二夫なども当てはまると思いますよ。

「国民に広く敬愛され、社会に明るい希望をもたらした人に贈られる賞」である国民栄誉賞。基準の曖昧さとなぜ存命中に授与しないのかと言う点で、何かその意義を問いなくなるのではないでしょうか。

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