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インド、モディ首相のお言葉は

グローバス・サウスのリーダーとして存在感を強めているインド、今の世界の混沌ぶりを憂いているんでしょうね。

引用

インドのモディ首相が寄稿「今は戦争の時代ではない」…協調して和平模索するよう訴え

 2023年の主要20か国・地域(G20)首脳会議で議長国を務めたインドのナレンドラ・モディ首相が本紙に寄稿した。ロシアのウクライナ侵略やパレスチナ自治区ガザでの紛争で不安定化する国際情勢について「今は戦争の時代ではない」と強調し、世界が協調して和平の道を模索するよう訴えた。

 モディ氏は各国が地政学的対立を乗り越え、敵意ではなく人道主義を体現することが大切だと説き、「テロリズムと市民の無差別殺傷は断固として認めない」と主張した。

 国際社会が直面する気候変動や金融不安などに世界が一致して解決策を探るため、インドがG20の議長国として「国内総生産(GDP)中心から人間中心型の進歩への転換策」などを提供し、弱体化している多国間主義の改革を図ってきたと述べた。

 その成果として、アフリカ連合(AU)のG20への加入、新興・途上国を中心としたオンライン会議「グローバル・サウスの声サミット」の2度にわたる開催などを挙げ、「世界的な課題や機会に対し、包摂的な対話が生まれている」と指摘した。

 気候変動対策では、G20首脳宣言で世界の再生可能エネルギーを30年までに3倍にする「野心的な目標」を掲げたと訴えた。デジタル公共インフラ(DPI)の導入推進や男女共同参画の実現、国連安全保障理事会などの国連改革を主導したと振り返った。モディ氏は「平和、繁栄を目指す足音が何年も響き続けることを願う」と強調した。

 2023/11/30 05:00 「読売新聞」より
読売新聞に対して「今は戦争の時代ではない」と寄稿したインドのナレンドラ・モディ首相、ロシアによるウクライナ侵攻やイスラエルとハマスの対立がもたらしたガザ紛争で混沌状態にある国際社会の現状を見て、こんな時だからこそ世界が協調して和平をと訴えたみたいです。

各国が地政学的な対立を乗り越えて人道主義に基づく価値観が正しいと説いているモディ首相、これ以上暴力の応酬は世界を不幸にするだけって訴えているみたいだけど、モディ首相の言葉は世界に届くかは微妙です。
まず地政学的な対立っていうけど、インドは長年地政学的にイギリスとロシアの鍔迫り合いの場になってきたことをモディ首相はどう考えているのかを聞きたいし、暴力の応酬は世界を不幸にするという理屈、かつて非暴力・不服従に基づく無抵抗主義で独立を掴んだ歴史を持つインドだからそう言えるけど、その後インドは何回もパキスタンと紛争してきた歴史を見てそう言ったんでしょうか? ただパキスタンとは未だに対立しているし、中国とも当然対立しているから、いつ暴力の応酬に発展してもおかしくない状況なのにそう言うのは説得力があるようでないような・・・!?

グローバス・サウスのリーダーとしてアジアやアフリカ諸国を牽引してグローバス・サウス諸国によるサミットを2回行うなど、影響力を強めているインド、多国間主義の改革も訴えているモディ首相であるけど、国内に目を向ければヒンズー・ナショナリズムが拡大している現状はどう見ているんですか?
「世界的な課題や機会に対し、包摂的な対話が生まれている」って、これはグローバル・サウス諸国が相手だから出来ても、欧米や日本には通用するんでしょうか。

今の世界はあらゆる改革が必要だと訴えるモディ首相だけど、国連改革というがまず国連そのものを解体して新しい国際機関を作ったほうがいいんじゃないの? もう「連合国」なんて仕組みはオワコン、即ち時代遅れ。デジタル公共インフラの導入推進って、デジタル先進国であるインドだから出来ても国によってはデジタルインフラが遅れている国もあるんだから、まずその国の現状を見るべきでは? 男女共同参画。って未だに男尊女卑な社会であるインド(情けないことに日本もですが)、まず自国のその現状を正してから訴えるべきなのでは?

theme : 国際問題
genre : 政治・経済

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