事件の記録は残すべき
社会的に衝撃度が高いというか注目を集めた事件の資料ってもんは、大事に残すべきなんじゃないの?
関連記事としてこちらも見て下さいませ。 → 神戸連続児童殺傷事件の「少年A」の記録を捨てただと!!
最高裁の内規及び通達では少年事件の記録は当事者が26歳になるまで保存するのが常識だけど、これが世間に多大な衝撃を与えたレベルの事件ならば資料価値が高いとして永久保存がこれまた常識なのだが、神戸の連続児童殺傷事件は資料価値にするに値しなかったってことなのか?
あんだけ世間に多大な衝撃を与えた事件なのにその裁判の記録を残さないのは極めて問題だし、事件の真相が有耶無耶になって風化を助長するだけでしかありません。
てか全国の裁判所に対して世間に多大な衝撃を与えた少年事件の記録を今後は永久保存すべきと最高裁はお達しするべきです。こういう悪質なもみ消し行為を裁判の場でも状態化させてはならない。この事件の資料を破棄するよう指示を出した当事者に対して厳罰を与えることも大事だ。公文書を破棄するのに等しい悪質な行為なんだから。
26年前の1997年に神戸で起こった連続児童殺傷事件の記録が破棄されたというトンデモない事態について、最高裁はこの事件及びその裁判の記録を「国民共有の財産」と見なし、保存の為の理念規定を設けることを決めたけど、世間に多大な衝撃を与えた少年事件の記録は永久に残すべきだということです。引用
最高裁、事件記録「国民共有の財産」と位置づけ…廃棄の経緯などの報告書きょう公表
神戸市で1997年に起きた連続児童殺傷事件などの記録が廃棄されていた問題で、最高裁は事件や裁判の記録を「国民共有の財産」と位置づけ、保存のための理念規定を初めて設ける方針を固めた。記録の多くが機械的に廃棄されていたことから、保存すべき記録の選別にあたって裁判所側の意識を高める狙いがある。最高裁は25日に廃棄の経緯や再発防止策をまとめた調査報告書を公表する。
神戸の事件記録は昨年10月、神戸家裁が2011年2月に全て廃棄したことが発覚。長崎県佐世保市で04年に起きた小6女児殺害事件などの記録廃棄も相次いで明らかになった。
最高裁の内規と通達は、少年事件の記録は少年が26歳に達するまで保存し、社会の耳目を集めるなど史料的価値の高い事件は、「特別保存」として事実上の永久保存を義務づけていたが、これらの事件は特別保存の対象にされていなかった。
最高裁は昨年11月から、少年事件52件に民事裁判を加えた約90件の廃棄経緯を調べた。多くのケースでは担当者が記録の中身を吟味せずに廃棄したことが判明。関係者によると、担当者らは事件の内容や重大性について、「意識していなかった」などと話したという。
最高裁は、保存期限を迎えた記録は「捨てる」との意識が強く、特別保存とすべき記録を「残す」意識に欠けていたと分析。記録は将来、事件の検証などに活用される可能性があることを踏まえ、「国民共有の財産」と位置づけて保存への意識を高める必要があると判断した。
調査報告書にはこうした考え方を盛り込み、今後、理念の具体的な内容や内規の改正を検討する。保存すべき記録の見落としを防ぐため、早期に特別保存の要否を判断する仕組みの導入も打ち出す見通しだ。
2023/05/25 05:00 「読売新聞」より
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最高裁の内規及び通達では少年事件の記録は当事者が26歳になるまで保存するのが常識だけど、これが世間に多大な衝撃を与えたレベルの事件ならば資料価値が高いとして永久保存がこれまた常識なのだが、神戸の連続児童殺傷事件は資料価値にするに値しなかったってことなのか?
あんだけ世間に多大な衝撃を与えた事件なのにその裁判の記録を残さないのは極めて問題だし、事件の真相が有耶無耶になって風化を助長するだけでしかありません。
てか全国の裁判所に対して世間に多大な衝撃を与えた少年事件の記録を今後は永久保存すべきと最高裁はお達しするべきです。こういう悪質なもみ消し行為を裁判の場でも状態化させてはならない。この事件の資料を破棄するよう指示を出した当事者に対して厳罰を与えることも大事だ。公文書を破棄するのに等しい悪質な行為なんだから。
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