バイデン大統領、場合によってはサミット欠席?
来週広島で開催されるG7サミットですが、そのサミットにアメリカが出れるかどうか危うい状況みたいです。
自国が大変なときに海外の要人と会談している場合じゃないってバイデン大統領は思っているかも知れないけど、仮にアメリカがそれで欠席しようもんなら日本の岸田文雄総理の面子は100パーセント台無しとなりそうだ。
「アメリカがいないG7サミットなどやる意味などない」なんて言われてもおかしくない。
仮にアメリカがその状態が回復しないままG7サミットに出ようもんなら「(バイデン大統領は)国内問題から逃げた」なんて言われそうでならない。
国内問題とG7サミットの板挟みにあっている感じのバイデン大統領、債務問題でここまで揉めているのってアメリカの迷走を発信している感じもしてならないと思う。最近ファースト・リパブリック銀行が破綻するなど経済面で予断を許さない問題を抱えているアメリカ、これ以上の迷走は避けたいところだ。
デフォルト(債務不履行)回避に必要な連邦政府の債務上限を引き上げるかどうかで揉めているアメリカ議会、ジョー・バイデン大統領は上限引き上げに賛成の立場にある一方で共和党は「小さな政府」な姿勢を取っているからか上限の引き上げに反対の立場を取っており、共和党の理解を得る為にケビン・マッカーシー下院議長と会談したけど、アメリカ政治及び経済を左右する問題だけに予断を許さないが、場合によっちゃ「サミットどころではない」としてG7サミットを欠席することも視野に入れているみたいです。引用
バイデン氏、米債務上限問題未解決ならサミット欠席も
【ワシントン=大内清】米国のデフォルト(債務不履行)回避に必要な連邦政府の債務上限引き上げ問題で、バイデン大統領は9日、引き上げの条件として大幅な歳出削減を求めて政権側と真っ向から対立する野党・共和党のマッカーシー下院議長らと会談した。バイデン氏は、協議の状況次第では19~21日の先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)を欠席する可能性もあると発言。早ければ来月1日にも政府の運営資金が枯渇するのを前に両者の神経戦が激しさを増している。
バイデン氏は、サミット出席に「コミットしている」とする半面、債務上限引き上げに向けた協議は「最も重要な問題」であり、サミット期間中に「ワシントンにとどまるかもしれない」と語った。その一方で、「(サミット欠席は)あり得るが、可能性は低い」とも述べた。
バイデン氏は債務上限の引き上げに向けた議会の同意が得られない場合、米国の公的債務の効力に関する規定を含む合衆国憲法修正14条を発動することを「検討している」とも述べ、共和党を牽制(けんせい)。ただ、議会を回避して修正14条を債務上限問題に適用できるかどうかは専門家の間でも見解が分かれており、共和党が反発を強めるのは必至だ。
一方、マッカーシー氏は会談後、記者団に「新しい動きはなかった」と述べ、バイデン氏側から事態の打開につながる提案などはなかったと説明した。
この問題では1月、連邦政府の債務が法律で定められた上限に達し、現在は財務省による特別資金でのやりくりが続く。同省は来月1日にも資金が底をつくと予想しており、デフォルトのリスクを避けるために債務上限を引き上げる立法措置が急務となっている。
共和党は4月、連邦政府の権限縮小を主張する保守強硬派が中心となり、今後10年にわたって連邦予算を大幅に削減することを条件に債務上限を引き上げるとする法案を下院で可決。これに対してバイデン政権や上院の多数派を握る与党・民主党は、喫緊の課題である債務上限の引き上げと将来の歳出見直しは切り離して議論するべきだと主張し、膠着(こうちゃく)状態が続いている。
2023/5/10 10:46 「産経新聞」より
自国が大変なときに海外の要人と会談している場合じゃないってバイデン大統領は思っているかも知れないけど、仮にアメリカがそれで欠席しようもんなら日本の岸田文雄総理の面子は100パーセント台無しとなりそうだ。
「アメリカがいないG7サミットなどやる意味などない」なんて言われてもおかしくない。
仮にアメリカがその状態が回復しないままG7サミットに出ようもんなら「(バイデン大統領は)国内問題から逃げた」なんて言われそうでならない。
国内問題とG7サミットの板挟みにあっている感じのバイデン大統領、債務問題でここまで揉めているのってアメリカの迷走を発信している感じもしてならないと思う。最近ファースト・リパブリック銀行が破綻するなど経済面で予断を許さない問題を抱えているアメリカ、これ以上の迷走は避けたいところだ。