史上最悪の流出事故に!?
大変なことになったみたいですねェ・・・。
なぜ史上最悪かというと、先月22日から今月27日までの36日間で流出した原油量は何と6万8700キロリットルに及ぶというもので、1989年にアラスカ沖で起こったタンカー座礁による原油流出量を超えるものであると推測しているようです(この事故では約4万1000リットルの原油が流出した)。
これを受けオバマ大統領はホワイトハウスで会見し、アメリカ沖における新規海底油田開発凍結を約6ヶ月延長し、他の地域で行っている探査掘削も停止すると表明しましたが、流出量と日増しに広がる環境被害に対する対応が遅いと批判を受けているオバマ大統領、被害を食い止める為にも迅速かつ即急な対応が臨まれます。
原油流出による汚染に歯止めがかからないメキシコ湾の現状、ルイジアナ州だけでなく、ミシシッピ州やアラバマ州といったメキシコ湾に位置する州では漁業にも多大な影響が及んでいるし(漁業災害地域に認定された)、メキシコ湾に生息するクジラやイルカなどの海洋生物の生態系を脅かすことにもなったのだから、由々しきことです。クジラに関して言えばこのような事故起こしておいて日本に対して「捕鯨を止めろ!」と言ってんだから、自分たちだって人のこと言えないんじゃないか?
オバマ大統領「最優先課題として取り組んできた」と批判にこう反論しましたが、自身の取り組む環境対策が大きく問われてかねないとも思われます。
先月22日にアメリカ南部・ルイジアナ州沖のメキシコ湾にある石油採掘施設で起こった爆発事故、大量の原油が流れたことで海洋汚染、環境破壊が深刻となっていますが、USGS(アメリカ地質調査所)の調査団が調べた結果によると、流出量が1日当たり約1900リットルから3000リットルに及ぶというもので、流出量が史上最悪になると発表したようです・・・。引用
メキシコ湾の油流出量、米史上最悪 当初推定の2~3倍
【ニューヨーク=田中光】米ルイジアナ州沖のメキシコ湾での原油流出事故で、米地質調査所(USGS)などの調査団は27日、海底からの流出量について「1日当たり約1900キロリットルから約3千キロリットル」との推定値を発表した。国際石油資本の英BPなどが公表してきた「同約800キロリットル」の2.4倍から3.8倍に相当し、流出量は米史上最悪になることがわかった。
今回の推定値により、掘削基地が沈没した4月22日から5月27日までの36日間の流出量は、少なくとも約6万8700キロリットルに達する。1バレルの原油から約74リットルの石油が精製できるとして、トヨタのカローラが地球を約1万1500周できる計算だ。1989年にアラスカで起きた約4万1千キロリットルを大幅に上回る、米史上最悪の原油流出事故になった。
地表に現れた原油の分析と、海底の流出のビデオ映像を分析する二つの方法で流出量を検討。双方から得られた結果で重なりあった数値から推定値を導き出した。
また、オバマ米大統領は同日、ホワイトハウスで記者会見し、米国沖における新たな海底油田開発の凍結を約6カ月間、延長し、アラスカ沖やメキシコ湾で計画されている探査掘削を停止させると発表した。
asahi.com(朝日新聞社) 2010年5月28日13時7分
なぜ史上最悪かというと、先月22日から今月27日までの36日間で流出した原油量は何と6万8700キロリットルに及ぶというもので、1989年にアラスカ沖で起こったタンカー座礁による原油流出量を超えるものであると推測しているようです(この事故では約4万1000リットルの原油が流出した)。
これを受けオバマ大統領はホワイトハウスで会見し、アメリカ沖における新規海底油田開発凍結を約6ヶ月延長し、他の地域で行っている探査掘削も停止すると表明しましたが、流出量と日増しに広がる環境被害に対する対応が遅いと批判を受けているオバマ大統領、被害を食い止める為にも迅速かつ即急な対応が臨まれます。
原油流出による汚染に歯止めがかからないメキシコ湾の現状、ルイジアナ州だけでなく、ミシシッピ州やアラバマ州といったメキシコ湾に位置する州では漁業にも多大な影響が及んでいるし(漁業災害地域に認定された)、メキシコ湾に生息するクジラやイルカなどの海洋生物の生態系を脅かすことにもなったのだから、由々しきことです。クジラに関して言えばこのような事故起こしておいて日本に対して「捕鯨を止めろ!」と言ってんだから、自分たちだって人のこと言えないんじゃないか?
オバマ大統領「最優先課題として取り組んできた」と批判にこう反論しましたが、自身の取り組む環境対策が大きく問われてかねないとも思われます。