大記録ならずとも
プロ初勝利が大記録かと思いきや・・・!?
巨人打線相手に何と序盤から好投、かつ岡本和真と坂本勇人から三振を奪うという上出来なもので、ヒットどころかフォアボールもデッドボールも出さないパーフェクトなピッチング、6回を終えてもパーフェクトなことで「ひょっとしたら」がよぎり、7回も投げてこれまた3者凡退に打ち取り巨人相手に完全試合かと誰しもが思ったものの・・・!? てかプロ初勝利が完全試合になるのでは? とも一瞬思いました。
だが村上の球威がここで落ちてきたのか、8回にその村上に打席が回ったところで岡田彰布監督が何と原口文仁を代打に送るという展開、完全状態が続いているのにここで代打? とどよめいたみたいです。
「完全状態なんだから続投させるべきだろ」って意見もあれば「大記録よりもチームの勝利が大事」という意見もあるだけに、おそらく岡田監督は後者を取ったんでしょう。
1-0出迎えた8回裏、村上に代わってマウンドに立ったのは石井大智、ここまで好リリーフをみせているだけに完全リレーなるかと思った矢先に先頭の岡本にまさかの同点ホームラン!! 完全試合も村上の勝利も消えてしまい「ああもう!!」ってなったけど、その石井は後続を3者三振に取って悪い流れを断ち切ったわけです。石井にとってかなりのプレッシャーになったかも知れないが、その石井に対して村上は「本当に気にしないでください。次、どうせ自分が迷惑をかけると思うので」と接したんだから、気遣いも出来ていいと思います。
試合は9回に満塁のチャンスを作るも点に結びつかず、見てて「ああもう!! 決定力不足もいい加減にしろ!!」って思ったが、その裏は岩崎優が好投して無得点に抑え、迎えた延長10回に先頭の木浪聖也がフォアボールで出て、続く途中出場の梅野隆太郎のところで巨人バッテリーのミス(大城卓三がパスボール)で木浪が二塁に進むと、その梅野はきっちり送りバントを決めて1アウト3塁、続く近本光司がつまりながらもレフト前にヒットを放ち勝ち越し!! 重苦しい雰囲気をふっ飛ばしたけど、その後追加点のチャンスを作るも追加点ならず・・・。ここでまた1点を追加すれば試合をほぼ決めれたんだけどねェ・・・。
10回裏のマウンドに上ったのは湯浅京己、ピンチを招くも無得点に抑え辛くも勝利したわけだが、今季初の伝統の一戦初勝利がここまできつかったと思うと、最後までヒヤヒヤでした。
それにしても村上のこのピッチングは素晴らしいし、ここまで試合を盛り上げたことは特筆すべきです。球団初の完全試合はならなかったけど、その名を轟かせたこの内容、次また先発機会が与えられそうだから、目指すはやはりプロ初勝利しかないでしょう。先発の一角にまた一人楽しい逸材が加わっておかしくないです。大記録はならなかったけど、これも野球だ。
村上の好投に注目が集まったけど、不安は打線!! 特に大山悠輔と佐藤輝明の打棒が湿っている感じだし、好投している投手陣を少しでも楽に出来るように奮起しろよ全く!! シェルドン・ノイジーに第1号が出たものの、この試合でも打線には及第点を与えられません。
今季初めての「伝統の一戦」の2戦目に先発した3年目の村上頌樹、2年連続ファームで好成績を残しているだけにそろそろ先発ローテ入りしてもおかしくないけど、2年ぶりの先発となった村上、初めて巨人相手に投げるだけにどんなピッチングをするのかが見ものだったが。引用
阪神・村上 7回完全 球団初快挙あと6人もプロ1勝お預け「次、自分が迷惑をかける」被弾の石井かばう
これがプロ未勝利の3年目右腕なのか。東京ドームが衝撃に包まれた。2年ぶりに先発した阪神・村上が、7回パーフェクトの快投。指揮官の判断で快挙こそ幻となったが、24歳右腕は決断を冷静に受け止めた。
「(7回を終えて交代を告げられたときは)普通に、“交代か”みたいな感じでした。7回を投げ切れたことがよかったですし、もう1イニングとかそんなガツガツと思っていなくて。目の前(のイニング)だけをしっかり考えて投げていました」
最速148キロの直球にキレがあるからこそ、カットボール、フォーク、ツーシームと他の球種も生きる。投球時の脱力、軸足となる左足の着き方、グラウンドでの心構え…。昨オフ、青柳との合同自主トレで学び、習得したことをプロ初対戦の巨人相手に見せつけた。「真っすぐで押し込めましたし、自主トレからやってきた青柳さんとの形が、ちゃんと結果に出た」。念願だった岡本和との対決も、2打席無安打、1奪三振。「すごいバッターですけど、本当に打たれたくない気持ちが強かった」と汗を拭った。
8回に2番手・石井が一発を浴び、プロ初勝利の権利は消滅。それでも全く意に介さず、降板後は同期入団の25歳右腕に声をかけた。「本当に気にしないでください。次、どうせ自分が迷惑をかけると思うので」。終盤の攻防は隣同士で見届け、最後は勝利の喜びを分かち合った。
「(石井さんは)ホームランを打たれた後、3人で抑えたのが、やっぱり凄いですし。これから絶対に助けてもらうと思うし、いろいろ迷惑をかけると思うんで。何とも思わなかったです」
球団初の快挙とはならなかったが、日本中にその名を知らしめた84球。「自信を持って(次も)投げることができると思う」。次回も当然、先発予定。節目の初勝利が舞い込むのは、そう遠くない。
[ 2023年4月13日 05:15「スポーツニッポン」ウェブサイト「スポニチ Sponichi Annexニュース」より
巨人打線相手に何と序盤から好投、かつ岡本和真と坂本勇人から三振を奪うという上出来なもので、ヒットどころかフォアボールもデッドボールも出さないパーフェクトなピッチング、6回を終えてもパーフェクトなことで「ひょっとしたら」がよぎり、7回も投げてこれまた3者凡退に打ち取り巨人相手に完全試合かと誰しもが思ったものの・・・!? てかプロ初勝利が完全試合になるのでは? とも一瞬思いました。
だが村上の球威がここで落ちてきたのか、8回にその村上に打席が回ったところで岡田彰布監督が何と原口文仁を代打に送るという展開、完全状態が続いているのにここで代打? とどよめいたみたいです。
「完全状態なんだから続投させるべきだろ」って意見もあれば「大記録よりもチームの勝利が大事」という意見もあるだけに、おそらく岡田監督は後者を取ったんでしょう。
1-0出迎えた8回裏、村上に代わってマウンドに立ったのは石井大智、ここまで好リリーフをみせているだけに完全リレーなるかと思った矢先に先頭の岡本にまさかの同点ホームラン!! 完全試合も村上の勝利も消えてしまい「ああもう!!」ってなったけど、その石井は後続を3者三振に取って悪い流れを断ち切ったわけです。石井にとってかなりのプレッシャーになったかも知れないが、その石井に対して村上は「本当に気にしないでください。次、どうせ自分が迷惑をかけると思うので」と接したんだから、気遣いも出来ていいと思います。
試合は9回に満塁のチャンスを作るも点に結びつかず、見てて「ああもう!! 決定力不足もいい加減にしろ!!」って思ったが、その裏は岩崎優が好投して無得点に抑え、迎えた延長10回に先頭の木浪聖也がフォアボールで出て、続く途中出場の梅野隆太郎のところで巨人バッテリーのミス(大城卓三がパスボール)で木浪が二塁に進むと、その梅野はきっちり送りバントを決めて1アウト3塁、続く近本光司がつまりながらもレフト前にヒットを放ち勝ち越し!! 重苦しい雰囲気をふっ飛ばしたけど、その後追加点のチャンスを作るも追加点ならず・・・。ここでまた1点を追加すれば試合をほぼ決めれたんだけどねェ・・・。
10回裏のマウンドに上ったのは湯浅京己、ピンチを招くも無得点に抑え辛くも勝利したわけだが、今季初の伝統の一戦初勝利がここまできつかったと思うと、最後までヒヤヒヤでした。
それにしても村上のこのピッチングは素晴らしいし、ここまで試合を盛り上げたことは特筆すべきです。球団初の完全試合はならなかったけど、その名を轟かせたこの内容、次また先発機会が与えられそうだから、目指すはやはりプロ初勝利しかないでしょう。先発の一角にまた一人楽しい逸材が加わっておかしくないです。大記録はならなかったけど、これも野球だ。
村上の好投に注目が集まったけど、不安は打線!! 特に大山悠輔と佐藤輝明の打棒が湿っている感じだし、好投している投手陣を少しでも楽に出来るように奮起しろよ全く!! シェルドン・ノイジーに第1号が出たものの、この試合でも打線には及第点を与えられません。