ガーシー＝ペピトーン

一度も国会に姿を表さず除名となり、国会議員としての身分を剥奪されたガーシー、今度は有名人に対する脅迫及び誹謗中傷を行ったことで暴力行為等処罰法違反、名誉毀損罪で警視庁に逮捕状を突きつけられたけど、それに伴いパスポートの失効及びＩＣＰＯ（国際刑事警察機構）を通じて国際手配するっていうから、ガーシーのしたことを考えたら「自業自得」「因果応報」と見ていいでしょう。

そのガーシー、自分に逮捕状を突きつけられても帰国しない姿勢を取り、かつ逮捕状を取った警察に対しては「インターポール？ 『ルパン３世』でしか聞いたことがない」なんて挑発するような態度、見てて正直改めてこいつは何様だと言いたくなった。自分が今置かれている現状に目を向けていない、即ち自分の空想に浸ってるんじゃねェのかって言いたくもなる。典型的な現実逃避もいいところで思考がサヨク、いやパヨク、韓国人と変わらない。

一度も国会に姿を表さなかったことから、正直こいつは何がしたくて国会議員になったのか？ 理解に苦しむを通り越しているし、政府はイザ知らず世間を大きく振り回したことでガーシーに「史上最低最悪の国会議員」ってレッテルを貼りたくもなったわ。
てかガーシーに対して逮捕状及びパスポートの失効を突きつけるんなら、今まで受け取った議員報酬などを国に返還するよう圧力をかけてもいいんじゃないのかねェ・・・？

議員辞職に追い込まれてもここまで世間をナメきった態度を取る。どこまで人間が腐っているんだかと思うし、ここまで来れば「ぐう畜」って感じもする。ガーシーには。

そんなガーシーを日本のプロ野球の歴史における外国人選手で例えたらばジョー・ペピトーン以外ないでしょう。
ペピトーンはヤンキースで実績を残しながらも素行不良ぶりが目立ちそこからチームを転々とするハメになったが、１９７３年にヤクルト（当時はアトムズ）が長期低迷から脱却すべく、２０万ドル（５２００万円）もの契約金を費やして獲得し、デビュー戦で決勝タイムリーを放つなど現役メジャーリーガーの底力を見せたのだが、その後は無断帰国、屁理屈を言ったり仮病を使って練習をサボる、などやりたい放題、当然ながらこの年限りでクビになっておかしくないがフロントはペピトーンと２年契約を結んでいた為に多額の違約金を懸念してか途中解雇に出来ず残留となったものの、翌年はキャンプ、オープン戦に入っても来日せず挙げ句には来日時の荷物輸送費や飼い犬の空輸代をセビる始末でこれにはフロントも完全に愛想を尽かして契約解除を突きつけた。ペピトーンは日本で大した実績も残さず問題行為ばかりを繰り返したことで「日本プロ野球史上最低最悪の外国人選手」というレッテルを貼られたのは言うまでもない。

ただつい最近の今月１４日にそのペピトーンは亡くなったっていうけど、最後までお騒がせぶりを発揮したんだから（ミッキー・マントルが通算５００本目のホームランを放ったバットがペピトーンからの❝借り物❞だったことでその所有権を理由に訴訟を起こした）「日本プロ野球史上最低最悪の外国人選手」だけでなく「稀代のトラブルメーカー」「（ヤンキースにとって）恥の時代の象徴」という汚名を残してこの世を去った感じがしてなりません。

「最低最悪」という共通点があるガーシーとペピトーン、世間を大きく振り回して挙げ句にはそれらを悪びれることなくナメ切った態度でふんぞり返るという厚顔無恥なところもまた似ているわ。ペピトーンの起こしたことで当時日本球界からメジャーリーガーを排除しろという機運が起こりかねない事態をもたらしたし（ペピトーンがアメリカに帰国後日本を貶めるコメントを出したことで野球を巡る日米関係が悪化しかねない事態となり、これを重く見たロサンゼルス・ドジャースが真面目で日本向きな選手をヤクルトに移譲したことでその悪化を免れた）、ガーシーの起こしたことで政治の低レベル化、政治家女子４８党の存在意義が問われかねない事態をもたらしたことにもなるね。