バファローズが日本一に
オリックスがリベンジかそれともヤクルトが返り討ちか、それが実現したのは・・・!?
「あの~、非常にいい夜空でした。26年ぶりの日本一ですけども、ここにいる選手たち、舞洲にいる選手たち、全員で勝ち取った優勝だと思います」とコメントした中嶋聡監督、常に選手と対等に接し続けることでチームの空気を良くしたわけだが、監督たるものチームの雰囲気を良くすることも大事なりって思います。
「監督って、選手からしたらなんか話しかけづらいとか、怖いとか、そういうイメージあるやん。そういうのが嫌。俺が(現役のときに)そうやったから。そういうふうにはなりたくない」というコメントがそれを物語っている。こう見ると巨人の原辰徳とはえらい違いに映るよね。来シーズンから阪神を率いることになる岡田彰布監督、こういうところは見習いましょう。
ブルーウェーブ時代の1996年以来となる日本一を果たしたオリックス、あの頃はイチローなどを擁し、指揮官はあの仰木彬氏、それ以来の頂点にたどり着いた当時正捕手だった中嶋監督、今年のシリーズはいきなりエース・山本由伸で躓いて不安な船出となったけど、それを払拭するかのようなものです。
全員野球で逆転優勝を果たし、2敗1分という状況から4連勝しての逆転日本一、今年のオリックスを象徴するかのような幕引きだったと思います。今年の日本シリーズは。
それと球団名が「バファローズ」になってから初の日本一、❝元祖❞バファローズの近鉄は日本一になれなかったけど、オリックスがそれを実現したことは、近鉄時代を知るファンにとって喜ばしいと思うね。
第7戦までも連れた今年の日本シリーズ、初回に太田椋の先頭打者ホームランで幕を開けたけど、その後は先発・宮城大弥がヤクルト打線を翻弄して反撃を許さない展開を続け、第4戦で勝利してから流れを手繰り寄せただけにこれはオリックスに分があるなと思ったが、5回に2アウト満塁のチャンスで「ラオウ」こと杉本裕太郎が走者一掃の一打を放ち、5-0で試合をまた優位に進めたが、8回裏にヤクルトの反撃にあい1点差まで詰め寄られるも、9回は3人にピシャリを抑えてオリックスが昨年のリベンジを果たす26年ぶりの日本一に輝いたけど、26年ぶりに日本一になったオリックスにはおめでとうと言いたいです。引用
オリックス、26年ぶり日本一 「いい夜空」中嶋監督舞った! 4勝2敗1分け「全員で勝ち取った優勝」
「SMBC日本シリーズ2022」は30日、神宮球場で第7戦が行われ、パ・リーグ優勝のオリックスが5-4でセ・リーグ優勝のヤクルトを破り、4連勝で対戦成績4勝2敗1分けとして阪急時代を含めて26年ぶり5度目の日本一に輝いた。地元神戸を襲った阪神大震災翌年の1996年以来となる快挙。中嶋聡監督(53)は就任2年目で悲願を達成し、ナインの手で5度舞った。
この景色が見たかった。ヤクルトに昨年の雪辱を果たし、26年ぶりに立った日本球界の頂点。三塁ベンチから一斉に飛び出したナインが、マウンド上で歓喜の輪を作る。目を潤ませた中嶋監督はその中心にゆっくりと歩を進めると、「ヨッシャー!!」と声を張り上げた。自ら才能を見いだし育て上げたチルドレンの手で5度、神宮球場の夜空に舞った。
「あの~、非常にいい夜空でした。26年ぶりの日本一ですけども、ここにいる選手たち、舞洲にいる選手たち、全員で勝ち取った優勝だと思います」
笑顔で写真撮影をする選手に、抱き合う選手。全員が〝わが子〟だ。指揮官の中では目指す理想像があった。
「監督って、選手からしたらなんか話しかけづらいとか、怖いとか、そういうイメージあるやん。そういうのが嫌。俺が(現役のときに)そうやったから。そういうふうにはなりたくない」
心がけたのは選手との距離感だ。現役時代から打たれた投手をかばう兄貴肌。〝魔法の言葉〟とも称され、普段から選手とフランクに接した。好機で凡打した次の日。失意に沈む選手には「力み過ぎやねん」と冗談交じりに言葉をかけ、切り替えさせる。球場の風呂、サウナでも選手と語り合う。
今季ブレークした中川圭は「気が楽になる」と感謝。冗談を言い合える関係性となり、指揮官は「多分、俺のこと友達と思っているで」と笑う。信頼関係が力を引き出す。これが、中嶋野球の神髄だ。
あとはベストパフォーマンスを出せる環境を整えるだけ。徹底した投手陣の連投や球数管理。野手のスタメン起用でも同じだった。トレーナー陣による体調面の報告を受け、練習の様子を見てじっくり判断する。「体に張りがある」との報告を受けると、このまま使うことがベストな選択なのか悩んだ。苦心ぶりが、レギュラーシーズン143試合で141通り、今シリーズでも7試合で6通りというバリエーション豊富な打順に表れた。
故障者が出たときには、より起用法で頭を使った。夢にも出た。「誰を使ったらいいのかな、とか考えたときに急に選手の顔が浮かんできて。『いや、あいつ今2軍やな』とか『ポジション違うじゃん』とか」。眠りについても、常にチームのことで頭がいっぱいだった。
常に選手を主役に立て、自らは黒子に徹した。「俺のことはいいから、選手を取り上げてやってくれ」。今季からはお立ち台に上がらない〝陰のヒーロー〟を、ピックアップ選手として紹介してもらえるよう報道陣に要望。どこまでも選手思いな指揮官だ。
中嶋監督が繰り返し口にする「全員で─」というフレーズから、いまではチームの合言葉となった「全員で勝つ」。4勝2敗1分けと第7戦までもつれ込んだ激闘を、全員で勝ち切った。その先に待っていた26年ぶりの歓喜。さあ、全員でW(笑)おう!!
2022/10/31 05:00 「サンケイスポーツ」より
「あの~、非常にいい夜空でした。26年ぶりの日本一ですけども、ここにいる選手たち、舞洲にいる選手たち、全員で勝ち取った優勝だと思います」とコメントした中嶋聡監督、常に選手と対等に接し続けることでチームの空気を良くしたわけだが、監督たるものチームの雰囲気を良くすることも大事なりって思います。
「監督って、選手からしたらなんか話しかけづらいとか、怖いとか、そういうイメージあるやん。そういうのが嫌。俺が(現役のときに)そうやったから。そういうふうにはなりたくない」というコメントがそれを物語っている。こう見ると巨人の原辰徳とはえらい違いに映るよね。来シーズンから阪神を率いることになる岡田彰布監督、こういうところは見習いましょう。
ブルーウェーブ時代の1996年以来となる日本一を果たしたオリックス、あの頃はイチローなどを擁し、指揮官はあの仰木彬氏、それ以来の頂点にたどり着いた当時正捕手だった中嶋監督、今年のシリーズはいきなりエース・山本由伸で躓いて不安な船出となったけど、それを払拭するかのようなものです。
全員野球で逆転優勝を果たし、2敗1分という状況から4連勝しての逆転日本一、今年のオリックスを象徴するかのような幕引きだったと思います。今年の日本シリーズは。
それと球団名が「バファローズ」になってから初の日本一、❝元祖❞バファローズの近鉄は日本一になれなかったけど、オリックスがそれを実現したことは、近鉄時代を知るファンにとって喜ばしいと思うね。
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