スナク前財務相が優勢?
ボリス・ジョンソン前首相がもう一回出るのかと思いきや・・・!?
なぜかというと、スナク前財務相は立候補に必要とされる党下院議員100人以上の推薦を得ており、またペニー・モーダント下院院内総務も立候補したものの推薦人は20人ぐらいで、立候補の受け付けが締め切られる24日の午後2時(日本時間で午後10時)までに100人の推薦が必要とされる状況で出馬が困難な状況にあることから、すでに100人以上の推薦人を得ているスナク前財務相が優勢だというデータが出ているけど、ついこの前までトラス首相と党首選を争った実績も加わってこのような前評判になったんでしょうね。
トラス首相の大幅減税策でポンド安を招いてイギリス経済が混乱したことから「英国は深刻な経済危機に直面している」と指摘したスナク前財務相、ジョンソン政権で財務相だったことから経済政策の失敗は経済政策で取り返すということかも知れないが、経済を立て直すことで保守党を結束させたいという狙いもあるように、この訴えは保守党関係者や国民に響くんでしょうか。
ジョンソン前首相が出馬しなかった理由として、COVID-19禍にも関わらずパーティーして国民から顰蹙を買ったことが記憶に新しく、また自分が出馬すればさらに保守党内に混乱をもたらす。自分はもう身を引いたほうがいいという「選択」を選んだとすれば、これは賢明な判断か。
この6年で首相が4人も辞めているイギリス、短命政権ばかり続いては国家の舵取りがままならないだけでしかないです。日本の総理大臣もだが、イギリスの首相も任期があってないようなものって痛感します。長期政権のあとは短命政権が続く、一時期のマンチェスター・ユナイテッドかっての。
45日で辞任したリズ・トラス首相の後任を決める保守党党首選挙を控えるイギリス、もう一回立候補するんじゃないかと噂されていたボリス・ジョンソン前首相は出馬しないことから、23日に出馬を表明したリシ・スナク前財務相が優勢だという声が出ています。引用
英保守党党首選 スナク氏有力に ジョンソン氏不出馬
【ロンドン=板東和正】トラス英首相の後任を決める与党・保守党の党首選で、立候補が取り沙汰されていたジョンソン前首相は23日、不出馬を表明した。英主要メディアが報じた。23日に出馬を表明したスナク元財務相は立候補に必要な党下院議員100人以上の推薦を獲得し、有力となっている。
英紙テレグラフなどによると、ジョンソン氏は23日に発表した声明で、100人以上の推薦を得られたとしつつ「政党が議会で結束しなければ、効果的な政権運営はできない」と指摘、「(出馬は)適切ではないと結論づけた」とした。
ジョンソン氏はトラス氏の辞任を受け、カリブ海での休暇を切り上げて帰国し、出馬の是非を検討していた。だが、党内ではジョンソン氏の復権をめぐり賛否が割れており、同氏は党内分裂を避けるため出馬を断念した可能性がある。
一方、スナク氏はトラス政権の大型減税策で通貨ポンドが過去最安値をつけるなど市場が混乱したことを念頭に「英国は深刻な経済危機に直面している」と強調。「経済を立て直し、党を団結させたい」との決意を示した。
スナク氏は前回党首選の決選投票で対抗馬のトラス氏に逆転されたが、財務相時代に新型コロナウイルス禍から復活するための経済政策を打ち出した功績が党内で高く評価されている。英BBC放送によると、23日時点で党下院議員357人中約150人の推薦を受けている。
今回の党首選では、モーダント下院院内総務も21日に立候補を表明した。ただ、立候補には受け付けが締め切られる24日午後2時(日本時間午後10時)までに100人の推薦を集める必要がある。BBCによると、モーダント氏は23日時点で20人程度の推薦しか集められておらず、実際に出馬できるかは不明だ。
党首選出の手続きを管理する保守党の「1922年委員会」などによると、24日の締め切り時点で立候補者が1人の場合、その時点で新党首が決まる。
候補者が2人以上の場合は党下院議員の参考投票を経て、28日までに党員による電子投票で新党首が決定される予定という。
最終更新:10/24(月) 9:19 「産経新聞」より
なぜかというと、スナク前財務相は立候補に必要とされる党下院議員100人以上の推薦を得ており、またペニー・モーダント下院院内総務も立候補したものの推薦人は20人ぐらいで、立候補の受け付けが締め切られる24日の午後2時(日本時間で午後10時)までに100人の推薦が必要とされる状況で出馬が困難な状況にあることから、すでに100人以上の推薦人を得ているスナク前財務相が優勢だというデータが出ているけど、ついこの前までトラス首相と党首選を争った実績も加わってこのような前評判になったんでしょうね。
トラス首相の大幅減税策でポンド安を招いてイギリス経済が混乱したことから「英国は深刻な経済危機に直面している」と指摘したスナク前財務相、ジョンソン政権で財務相だったことから経済政策の失敗は経済政策で取り返すということかも知れないが、経済を立て直すことで保守党を結束させたいという狙いもあるように、この訴えは保守党関係者や国民に響くんでしょうか。
ジョンソン前首相が出馬しなかった理由として、COVID-19禍にも関わらずパーティーして国民から顰蹙を買ったことが記憶に新しく、また自分が出馬すればさらに保守党内に混乱をもたらす。自分はもう身を引いたほうがいいという「選択」を選んだとすれば、これは賢明な判断か。
この6年で首相が4人も辞めているイギリス、短命政権ばかり続いては国家の舵取りがままならないだけでしかないです。日本の総理大臣もだが、イギリスの首相も任期があってないようなものって痛感します。長期政権のあとは短命政権が続く、一時期のマンチェスター・ユナイテッドかっての。