デンマーク、２連敗からの逆転

サッカーにはこういう劇的過ぎる展開がつきものだとつくづく思います。

引用

劇的突破に大興奮…デンマークMF「こんなに素晴らしいことに参加できるとは夢にも思わなかった」

デンマーク代表の面々が逆転でのEURO（ユーロ）2020決勝トーナメント進出に喜びを語った。UEFA公式サイトが伝えている。

デンマークは21日、グループステージ最終節でロシアと対戦。前半にミッケル・ダムスゴーが見事なミドルシュートでネットを揺らすと、その後もゴールを重ねて4-1と快勝を収めた。連敗スタートとなっていたデンマークだが、この勝利により逆転で2位に滑り込んでいる。

貴重な先制点を挙げたダムスゴーは試合後、興奮気味に突破を喜んだ。

「このチーム、そしてすべての選手が、このような結果になったことは非常に喜んでいる。この大会に参加できたことは素晴らしい。こんなに素晴らしいことに参加できるとは夢にも思わなかった。最高の気分だよ」

また、ユスフ・ポウルセンは「前半は苦労したが、必要なことをやっていた。ダムスゴーのは素晴らしいゴールだったね」と同僚を称えた。

なお、デンマークはラウンド16でウェールズとの対戦が決まっている。

最終更新:6/22(火) 7:32 「Ｇｏａｌ．ｃｏｍ」より

現在開催中のユーロ２０２０、グループＢは既にベルギーが決勝トーナメント進出を決めており、残る一枠をデンマーク・フィンランド・ロシアで争ってるけど、ここまで２連敗と進出が最も難しい立場にいるデンマーク、初戦のフィンランド戦の前半終了間際に司令塔であるクリスティアン・エリクセンが心肺停止状態に陥って離脱するというアクシデントがあり（その後無事に回復したが）、エリクセン、そしてデンマークの為に何としても逆転で決勝トーナメント進出を決めようとグループリーグ最終戦のロシア戦に臨みましたが・・・。

前半３８分にミッドフィルダー、ミッケル・ダムスゴー（サンプドリア【イタリア】）が先制ゴールを決めて幸先よく前半を折り返し、後半に入ると後半１４分にフォワードのユスフ・ポウルセン（レッドブル・ライプチヒ【ドイツ】）が追加点を決め、試合を優位を進めたものの、後半２５分にロシアに１点を返され大量リードしか決勝トーナメント進出の条件がないデンマークにとって雲行きが怪しくなったのだが・・・。

だがこの試合のデンマークは諦めなかった。貪欲に点を取りに行く姿勢を崩さなかったのだった。
後半３４分にディフェンダーのアンドレアス・クリステンセン（チェルシー【イングランド】）が、後半３７分にはこれまたディフェンダーのヨアキム・メーレ（アタランタ【イタリア】）がゴールを決めて終わってみれば４－１で完勝、一方ではベルギーがフィンランドを２－０で下して３連勝で難なくグループリーグを終えたけど、得失点差でフィンランドとロシアを上回って結果として決勝トーナメント進出を果たしたデンマーク、２連敗でこのまま終わってしまうのかと思いきやの逆転勝利には、快挙と呼ぶべきものです。

先制点を決めたダムスゴーは「このチーム、そしてすべての選手が、このような結果になったことは非常に喜んでいる。この大会に参加できたことは素晴らしい。こんなに素晴らしいことに参加できるとは夢にも思わなかった。最高の気分だよ」と喜びを顕にしたが、エリクセンの心肺停止というアクシデントを乗り越えての逆転での決勝トーナメント進出、今回のユーロのダークホースとなるのは確実でしょう。やはり結束力こそサッカーに重要なものであることは間違いない。