ルワンダ虐殺に加担したことを認めたフランス・マクロン大統領
あのルワンダ虐殺について、当初関与を否定していたフランスだがここに来て・・・!!
ただ公式な謝罪はなかったことで、これには賛否割れるけど、フランスがあの虐殺に関与したことを認めたことはフランスでもルワンダ虐殺に対する認識が変わってきたと思うね。
ルワンダ虐殺当時、フランスでは「アフリカの小国で起こっている諍いなど放っておけ」なんて知らんふりを決め、裏で虐殺する側に関与して大量虐殺を助長して長年その責任を無視し続けたことで、これがルワンダで後年「あの虐殺はフランスが関与した」と主張し、フランスとルワンダの関係は悪化してこれが長年続いたのは言うまでもない。
その対立関係を改善しようとマクロン大統領はルワンダを訪問して「我が国はあの虐殺に関与した、直接ルワンダに行ってそれを告白しなければいけない」と動いたかも知れないが、事実は認めるけど謝罪しない。は過去のことを今の世代が非を認めることは大間違いって理屈がフランスでは強いんでしょう。イギリスと同様一度たりとも植民地支配について謝罪すらしていないんだから(フランスは一方でユダヤ人には謝罪している)。
正式な謝罪がなかったことでルワンダ国内で「フランスは謝罪しろ!!」なんて韓国みたいに執拗に謝罪要求が出てこなければいいけど。
むしろルワンダ虐殺の原因はフランスではなく、かつてルワンダを植民地支配したベルギーにあります(フツ・ツチという民族構図を一方的に作ったし)。今回のマクロン大統領のこの姿勢についてベルギーはどんな反応をしてるのやら。
27日にルワンダを訪問したフランスのエマニュエル・マクロン大統領が「私はきょうこの場に、あなた方のそばに立ち、謙虚さと敬意をもって、わが国の責任を認める」と1994年に起こったルワンダ虐殺において、当時のフランス政府が虐殺に関与した側に立ったり、それを知りながら無視したことを認めたけど、今までフランスはルワンダ虐殺について全く関与を否定してきただけに、マクロン大統領のこの発言はあの虐殺にフランスが関与していたことを認めたってことだから、ルワンダ政府にしてもフランス関与説を強く主張してきただけに、今回のマクロン大統領のこの姿勢はルワンダ虐殺に対する認識で対立してきた両国の関係に雪解けとなるのでしょうか?引用
仏大統領、ルワンダ大虐殺での自国の責任認める
【5月28日 AFP】フランスのエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領は27日、ルワンダを訪問し、1994年の大虐殺におけるフランスの責任を認めた。両国の外交関係は30年にわたり緊張状態にあり、大統領による今回の訪問は非常に象徴的な意味合いを持つ。
マクロン氏は首都キガリにある虐殺記念館(Kigali Genocide Memorial)を訪れ、「私はきょうこの場に、あなた方のそばに立ち、謙虚さと敬意をもって、わが国の責任を認める」と演説。フランスには、大虐殺を行ったルワンダ政権を支援したり、大虐殺が起きる兆候を無視したりした責任があるとした。
注目が集まっていたマクロン氏の演説には、公式な謝罪の言葉はなかったものの、前任の大統領らよりはさらに踏み込んだ形で、「われわれを許すことができる、許しという贈り物を与えることができる」のは、虐殺の生存者だけだと語った。
ルワンダのポール・カガメ(Paul Kagame)大統領は、マクロン氏の演説を歓迎。同氏の言葉は「謝罪よりも価値のあるものだった。真実があった」と評価した。
仏大統領のルワンダ訪問は11年ぶり。ルワンダは以前から、フランスが大虐殺に加担したと非難してきた。マクロン氏は、大虐殺への「加担はなかった」とする一方で、「フランスにはルワンダに対する役割や歴史、政治的責任がある。歴史に正面から向き合う義務があり、真実の調査よりも沈黙をあまりに長く重んじてきたことがルワンダの人々に与えた苦しみを認める義務がある」と述べた。
虐殺被害者団体の代表はAFPに対し、マクロン大統領が「国家を代表して明確な謝罪を示さなかった」ことは残念だとしながらも、「大統領は大虐殺とフランスの責任を説明しようと努めてくれた。これは非常に重要なことだ。大統領がわれわれを理解してくれたことが分かる」と語った。
「国際ニュース 『AFPニュース』」より
ただ公式な謝罪はなかったことで、これには賛否割れるけど、フランスがあの虐殺に関与したことを認めたことはフランスでもルワンダ虐殺に対する認識が変わってきたと思うね。
ルワンダ虐殺当時、フランスでは「アフリカの小国で起こっている諍いなど放っておけ」なんて知らんふりを決め、裏で虐殺する側に関与して大量虐殺を助長して長年その責任を無視し続けたことで、これがルワンダで後年「あの虐殺はフランスが関与した」と主張し、フランスとルワンダの関係は悪化してこれが長年続いたのは言うまでもない。
その対立関係を改善しようとマクロン大統領はルワンダを訪問して「我が国はあの虐殺に関与した、直接ルワンダに行ってそれを告白しなければいけない」と動いたかも知れないが、事実は認めるけど謝罪しない。は過去のことを今の世代が非を認めることは大間違いって理屈がフランスでは強いんでしょう。イギリスと同様一度たりとも植民地支配について謝罪すらしていないんだから(フランスは一方でユダヤ人には謝罪している)。
正式な謝罪がなかったことでルワンダ国内で「フランスは謝罪しろ!!」なんて韓国みたいに執拗に謝罪要求が出てこなければいいけど。
むしろルワンダ虐殺の原因はフランスではなく、かつてルワンダを植民地支配したベルギーにあります(フツ・ツチという民族構図を一方的に作ったし)。今回のマクロン大統領のこの姿勢についてベルギーはどんな反応をしてるのやら。