南米予選は9カ国で行われることになるの・・・!?
日程の半分を消化し、来年3月の再開までしばらくお休みのサッカー・南アフリカ大会の南米予選ですが、ここまでの段階で現在最下位になっているペルーですが、何やら出場停止の危機にあるようです。
またそれだけに止まらずペルー国内のクラブチームも来年のリベルタドーレスカップ(南米のクラブ間で行われるカップ戦、これに優勝したチームがトヨタ・クラブワールドカップ南米代表となる)に出場できない状況にまでなるなど先行きは不透明です。
過去のワールドカップ予選で、サッカー協会の人事を巡り政府による介入が原因で出場を剥奪されたケースはありますが(2002年の日韓大会のアフリカ予選の途中ではギニア、2006年のドイツ大会のアフリカ予選直前ではケニアがそれぞれサッカー協会に政府が介入したことで出場停止となった。ちなみにケニアの場合は後に解除され、予選出場が認められた)、サッカー協会と政府の対立がこういう結果になるのでは?と思います。
現在南米予選10節を終えた段階で、10か国中勝ち点7で最下位に沈んでるペルー(首位パラグアイとの勝ち点差は16)、ディフェンダーのファン・バルガス(フィオレンティーナ=イタリア)、サンチャゴ・アカシエテ(アルメリア=スペイン)、ミッドフィルダーのノルベルト・ソラーノ(ラリッサ=ギリシャ)、フォワードのクラウディオ・ピサロ(ブレーメン=ドイツ)、パオロ・ゲレーロ(ハンブルク=ドイツ)、ジェフェルソン・ファルファン(シャルケ=ドイツ)などのタレントを揃えながら、最下位にあえぐペルー代表、ただ前述のバルガスやフォワードのレイモンド・マヌコ(PSV=オランダ)など進境著しい若手選手の台頭もあってか第8節のアルゼンチン戦では終了間際の同点ゴールで引き分けに持ち込むなどここまでの内容は悪いものではなく(第6節のウルグアイ戦では0-6で惨敗したが)、今後の巻き返しも可能ではあったけど、今回の政府介入による出場停止という事態が発生したことで今ペルー・サッカー界は混乱の真っ只中にあると思いますよ。さて、どうなるのやら・・・。
どうやら、FPF(ペルーサッカー連盟)の会長選挙の際に不正があったとペルー政府が指摘しこれに介入したことで、FIFAから警告を受けたようですが、それにも関わらず政府との対立が解決しなかったことでFIFAがペルーに対し出場停止の制裁を下したことですが、これによりペルーの残り試合の出場が危ぶまれることとなり、ペルーを除く9カ国で今回の予選を再開する可能性も出てしまいそうです。引用
FIFA、ペルーに国際試合出場停止処分
2008年11月25日(火) 18時15分 ISM
CSF(南米サッカー連盟)は現地時間24日(以下現地時間)、FIFA(国際サッカー連盟)がペルーに対して、国際試合の出場停止処分を科したことを明らかにした。ロイター通信が報じている。
ペルーでは、FPF(ペルーサッカー連盟)会長にマヌエル・ブルガ氏が選出された際に違法行為があったとして、同国スポーツ省側はブルガ氏の会長就任を認めていない状態にある。この状況を受けて、政府によるサッカー協会への介入を禁じているFIFAでは、ゼップ・ブラッター会長が先週、FPFに対し、24日までに同国政府との争いを終結させるように警告していた。
現在ペルーは2010年W杯南米予選に参加しているため、今回の出場停止処分により、残り試合への参加が危ぶまれる状態に。また、同国代表だけでなく、同国のクラブに関しても09年のリベルタドーレスカップ(欧州におけるチャンピオンズリーグに相当)出場が不透明な状況となった。
[ 11月25日 18時15分 更新 ]
またそれだけに止まらずペルー国内のクラブチームも来年のリベルタドーレスカップ(南米のクラブ間で行われるカップ戦、これに優勝したチームがトヨタ・クラブワールドカップ南米代表となる)に出場できない状況にまでなるなど先行きは不透明です。
過去のワールドカップ予選で、サッカー協会の人事を巡り政府による介入が原因で出場を剥奪されたケースはありますが(2002年の日韓大会のアフリカ予選の途中ではギニア、2006年のドイツ大会のアフリカ予選直前ではケニアがそれぞれサッカー協会に政府が介入したことで出場停止となった。ちなみにケニアの場合は後に解除され、予選出場が認められた)、サッカー協会と政府の対立がこういう結果になるのでは?と思います。
現在南米予選10節を終えた段階で、10か国中勝ち点7で最下位に沈んでるペルー(首位パラグアイとの勝ち点差は16)、ディフェンダーのファン・バルガス(フィオレンティーナ=イタリア)、サンチャゴ・アカシエテ(アルメリア=スペイン)、ミッドフィルダーのノルベルト・ソラーノ(ラリッサ=ギリシャ)、フォワードのクラウディオ・ピサロ(ブレーメン=ドイツ)、パオロ・ゲレーロ(ハンブルク=ドイツ)、ジェフェルソン・ファルファン(シャルケ=ドイツ)などのタレントを揃えながら、最下位にあえぐペルー代表、ただ前述のバルガスやフォワードのレイモンド・マヌコ(PSV=オランダ)など進境著しい若手選手の台頭もあってか第8節のアルゼンチン戦では終了間際の同点ゴールで引き分けに持ち込むなどここまでの内容は悪いものではなく(第6節のウルグアイ戦では0-6で惨敗したが)、今後の巻き返しも可能ではあったけど、今回の政府介入による出場停止という事態が発生したことで今ペルー・サッカー界は混乱の真っ只中にあると思いますよ。さて、どうなるのやら・・・。