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夢舞台再び

 COVID-19のせいで一時は甲子園行きを閉ざされた球児たちにチャンスが巡ってきました。

引用

センバツ32校に夏が来る!8.10から甲子園で各校1戦「交流試合」

 日本高野連は10日、大阪市内で理事会を開き「2020年 甲子園高校野球交流試合(仮称)」の実施を決定した。新型コロナウイルス感染拡大のため中止とした今春の第92回選抜高校野球大会に出場予定だった32校を招待。同じく中止とした全国高校野球選手権大会の期間中に甲子園球場を使用し、それぞれが1試合の対抗試合を行う。

 理事会後に会見に臨んだ日本高野連・八田英二会長(71、写真)は交流試合開催を決断した最大の理由を挙げた。

 「3月11日の選抜大会を中止にした時、私は何とか機会を見つけて球児に甲子園の土を踏ませてあげたいと発言した」

 5月20日には夏の甲子園大会中止も決断。高校球児への救済措置を継続的に模索する中で、同25日に風向きが変わった。政府が緊急事態宣言を解除し、感染症対策の基本的対処方針を示したことを受け「5月20日の決断は間違っていなかった。ただ、状況は変わりつつある」と判断。「球児たちに約束したことが可能ではないかと考えるようになった」と一気に動きだした。

 周囲の後押しも追い風となった。阪神球団は甲子園大会開催期間中の8月10~25日は公式戦を開催しないことを決めた。日本高野連も奔走し、今月8日には八田会長自ら兵庫県庁や西宮市役所へ足を運び、開催へ理解を求めた。「高校野球は特別なのか」などと世間の猛烈な批判を浴びながらも、球児の夢実現のために、関係各所が一丸となった。

 期間は8月10~12、15~17の6日間。開会式はリモート方式などを検討する。公式戦扱いでベンチ入りメンバーは春夏の甲子園大会から2人増の20人。組み合わせは7月18日に各校主将によるオンライン抽選会で決定する。都道府県によって期間中に独自大会を開催しているケースもあるため、試合日、試合順については招待校の事情を最大限に考慮。現時点では無観客が原則だが、控え部員、保護者らの入場は今後の感染状況の推移を見ながら検討していく。

 試合方法など詳細は今後、医学の専門家らも含めた24人の委員で構成する「実行委員会」で協議していく。八田会長は試合開催を「日本高野連の挑戦であり、新たな挑戦に向かう球児へのメッセージ」と位置付け。その上で、花道となる舞台に臨む球児へ「試合終了の声とともに、つづってこられた部活動日記に力強く終止符を打ってもらいたい。そして純白のページに“次なる挑戦”という文章を刻み始めてほしい」と呼び掛けた。

 [ 2020年6月11日 05:30「スポーツニッポン」ウェブサイト「スポニチ Sponichi Annexニュース」より
 COVID-19のせいで春夏共に全国高校野球選手権が中止となった今年ですが、夏共に中止にするのは球児たちがかわいそうだという意見もあり、また緊急事態宣言が解除されたことや甲子園を本拠地とする阪神タイガースが甲子園大会開催期間中に公式戦に使わないことを決めたことで、10日に高野連(日本高校野球連盟)は大阪で理事会を開いて「2020年 甲子園高校野球交流試合」なる大会を8月10日から17日までの6日間開催することを決めたみたいです。今春の第92回選抜高校野球大会に出場する予定だった32校を招待して行うといいますから、今年のセンバツに出る予定だった32校にとって嬉しい知らせっちゃ嬉しい知らせだね。一度は甲子園行きを閉ざされながら再び甲子園に行けるチャンスが巡ってきたのだから。

「3月11日の選抜大会を中止にした時、私は何とか機会を見つけて球児に甲子園の土を踏ませてあげたいと発言した」と高野連の八田英二会長は球児たちに甲子園の舞台に立たせたいからか、センバツ及び夏の全国高校野球選手権中止という苦渋の選択を選びながらそれに変わる大会を実施できないか模索した結果がこれですかと思うね。

 ただ「高校野球は特別なのか」「インターハイが中止になったんだから高校野球もやるべきじゃない」という批判も当然あったけど、球児たちに夢を叶えてあげたいという気持ちは変わらなかったってことだ。高野連は。
 交流試合なる大会にするんなら、大手メディア(毎日・朝日)のバックボーンは不要だと思うよ。NHKはテレビ中継するかどうかだけど。

 球児たちに再び夢舞台に立つチャンスが巡ってきたが、この措置は世間を納得させられるのだろうか。

theme : 高校野球
genre : スポーツ

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