「時効廃止」賛成です
これにより未解決事件の解決につながればいいと思います。
この法案、殺人及び強盗殺人は時効そのものを廃止し、それ以外の犯罪(強制わいせつ致死など)に関しては時効期間を2倍とする内容で、言うなれば凶悪犯罪に対してさらに厳しい措置を取る。と言うものだと思います(殺人未遂には適用されない)。
私はかねてから時効制度に関しては否定的な立場で、容疑者が逮捕されないまま事件がうやむやで終わってしまうのは甚だ納得がいかないし、被害者やその遺族がかわいそうに見えてしまうのです。容疑者はのうのうと生き延びて、被害者及び遺族は泣き寝入りをしいられる。こんなバカなことがまかり通っていいのでしょうか?
諸外国では時効なんてあってないようなもので、イギリスやカナダなどではよほど軽い犯罪にしか適用されるに過ぎないし、アメリカでは時効そのものがないのだから、それらに比べると「日本は甘いな」と言われるのも当然ではなかろうか。いかに諸外国が凶悪犯罪に対して厳しい姿勢を取ってるか、例を見ても一目瞭然です。
日本には未だ未解決の凶悪事件や殺人事件が多くあり、その解決には警察や検察の粘り強い捜査も求められるし、法務省が時効そのものを廃止することで、未解決事件の解決につながるのです。これ以上未解決事件を出さない為にも、この法案を国会で可決するべきです。
法務省の諮問機関・法制審議委員会が千葉景子法務相に対し、凶悪事件及び重大事件の時効制度廃止を盛り込んだ案を提出しましたが、これがもし国会で可決されれば未だ未解決の殺人事件や凶悪事件の解決につながれば、と思います。引用
殺人時効の廃止答申、改正法案を今国会提出へ
法制審議会(法相の諮問機関)は24日、凶悪・重大事件の公訴時効の見直し策を盛り込んだ要綱骨子を千葉法相に答申した。
人を死亡させた罪のうち、殺人は時効を廃止し、それ以外は時効期間を2倍に延長することなどが柱だ。答申を受け、法務省は3月にも刑事訴訟法改正案を国会に提出、今国会中の成立を目指す。
要綱骨子は、施行前に発生し時効が未成立の事件にも見直し策を適用するとした。同改正案の施行日について、法務省は「公布の日」とする予定だ。通常国会の会期は延長がなければ6月16日まで。同改正案が今国会で成立すれば、6月までに施行される見通し。1995年に発生し、今年7月末に時効を迎える東京・八王子のスーパーで女子高校生ら3人が射殺された事件も、時効がなくなり、捜査が継続される可能性が高い。
最高刑が死刑の殺人や強盗殺人(現行の時効期間は25年)は時効を廃止し、最高刑が無期懲役の強制わいせつ致死や強姦(ごうかん)致死は現行15年の時効期間を30年に延長する。殺人未遂は人を死亡させた罪ではないため、見直しの対象にならない。
(2010年2月24日23時09分 読売新聞)
この法案、殺人及び強盗殺人は時効そのものを廃止し、それ以外の犯罪(強制わいせつ致死など)に関しては時効期間を2倍とする内容で、言うなれば凶悪犯罪に対してさらに厳しい措置を取る。と言うものだと思います(殺人未遂には適用されない)。
私はかねてから時効制度に関しては否定的な立場で、容疑者が逮捕されないまま事件がうやむやで終わってしまうのは甚だ納得がいかないし、被害者やその遺族がかわいそうに見えてしまうのです。容疑者はのうのうと生き延びて、被害者及び遺族は泣き寝入りをしいられる。こんなバカなことがまかり通っていいのでしょうか?
諸外国では時効なんてあってないようなもので、イギリスやカナダなどではよほど軽い犯罪にしか適用されるに過ぎないし、アメリカでは時効そのものがないのだから、それらに比べると「日本は甘いな」と言われるのも当然ではなかろうか。いかに諸外国が凶悪犯罪に対して厳しい姿勢を取ってるか、例を見ても一目瞭然です。
日本には未だ未解決の凶悪事件や殺人事件が多くあり、その解決には警察や検察の粘り強い捜査も求められるし、法務省が時効そのものを廃止することで、未解決事件の解決につながるのです。これ以上未解決事件を出さない為にも、この法案を国会で可決するべきです。