今年の阪神は正捕手争いに注目か
今年の阪神キャンプにおける注目は、正捕手争いでしょう。
去年は矢野がケガで出遅れたことや野口の離脱と人材不足が叫ばれた捕手陣、去年は狩野が正捕手でしたが、矢野と比べるとやはり物足りなさが残りこれがBクラスの原因となったからか、去年オフに城島を獲得し、矢野と狩野、そして城島と正捕手の座を巡って3者で競争心を植えつけようとする首脳陣の狙いもあると思います。
この3者だけでなく、7年目の小宮山慎二がそれに割って入ろうと正捕手争いに加わったことで「今年の正捕手は誰になるんだろう?」とファンの関心や注目が集まります。
この小宮山、平田勝男2軍監督から「走攻守すべての面でいい」と太鼓判を押しており、1軍キャンプに帯同させましたが、現に23日の紅白戦では2盗を狙った走者を刺すなど好アピールを見せており、1軍首脳陣から高評価を得るなど、競争に火をつけることにもなるでしょう。
人材不足から一転飽和状態となった捕手陣、首脳陣からも若手の底上げを実感しており、全体的にレベルアップした感じのある阪神捕手陣、今年の正捕手は誰になるんでしょうね? 私も分かりません。こう見るとかつての近鉄以上かもしれませんね。
大リーグから城島健司が加入し、さらに去年はケガで大きく出遅れた矢野輝弘、去年は正捕手だった狩野恵輔による今年の阪神の正捕手争い、これだけメンバーが幅広いと「捕手王国」と言えますね。引用
阪神“捕手王国化”? 城島加入で若手が必死のアピール
阪神は城島健司捕手(33)の加入で他の捕手陣も一気に活性化。20代の若手もキャンプで著しい伸長を見せている。昨年は他球団から捕手獲得を探っていたが、一転、投手王国ならぬ“捕手王国化”の予感だ。
城島は、25日に予定されている紅白戦について「多分マスクをかぶる」と話す。城島が試合で投手の球を受ければ、控え捕手にはアピールの機会が減る一方。その直前に若手が必死のアピールをかけた。
昨年は正捕手として115試合でスタメンマスクをかぶったが、今年は城島、矢野に次ぐ3番手からのスタートになりそうな10年目の狩野恵輔捕手(27)がその一人。23日の紅白戦では江草から右中間席にアーチを放った。13日の日本ハムとの練習試合でも本塁打を放っており、打撃練習でもサク越え連発。長打力がアップしている。
もう一人、「打てる捕手」を目指しているのが7年目の小宮山慎二捕手(24)。平田勝男2軍監督が安芸の1次キャンプで「走攻守すべての面でいい」と1軍キャンプ参加に推奨。その評判どおり、23日の紅白戦では1軍首脳陣の前で右前打を放ったほか、守っては二盗を狙った走者を刺す強肩ぶりも見せた。
真弓監督は「小宮山は守備は前からいいものを持っているけど、打撃の方に課題があった。それが打撃に力強さが出て、かなりパワーアップしているんで注目している」と急成長を認める。
吉田康夫バッテリーコーチは「小宮山は守る方は元から1軍レベルのものがある。3月のオープン戦には清水(4年目)と一緒に連れて行くよ。(層が厚く)試合になかなか出られないのが、かわいそうだよな。小宮山より岡崎の方に期待していたぐらいだけど、岡崎が取り残されてしまったみたいになっちゃったな」と若手捕手陣の底上げを実感している。
昨年の今ごろは矢野が故障で出遅れ、野口も横浜に移籍し、緊急トレードで経験のある捕手獲得も探っていた阪神。それが今年は城島獲得をきっかけに人材不足どころか、もったいないともいえるダブつき状態。首脳陣もうれしい悲鳴をあげている。(上阪正人)
「『ZAKZAK』2010.02.24付け記事」より
去年は矢野がケガで出遅れたことや野口の離脱と人材不足が叫ばれた捕手陣、去年は狩野が正捕手でしたが、矢野と比べるとやはり物足りなさが残りこれがBクラスの原因となったからか、去年オフに城島を獲得し、矢野と狩野、そして城島と正捕手の座を巡って3者で競争心を植えつけようとする首脳陣の狙いもあると思います。
この3者だけでなく、7年目の小宮山慎二がそれに割って入ろうと正捕手争いに加わったことで「今年の正捕手は誰になるんだろう?」とファンの関心や注目が集まります。
この小宮山、平田勝男2軍監督から「走攻守すべての面でいい」と太鼓判を押しており、1軍キャンプに帯同させましたが、現に23日の紅白戦では2盗を狙った走者を刺すなど好アピールを見せており、1軍首脳陣から高評価を得るなど、競争に火をつけることにもなるでしょう。
人材不足から一転飽和状態となった捕手陣、首脳陣からも若手の底上げを実感しており、全体的にレベルアップした感じのある阪神捕手陣、今年の正捕手は誰になるんでしょうね? 私も分かりません。こう見るとかつての近鉄以上かもしれませんね。