白鵬のかち上げに「苦言」
令和最初の九州場所は横綱・白鵬の一人勝ちだった気がします。
その理由として上位陣が相次いで休場してことにあるけど、その白鵬について立ち合いでの行為に批判が出ているみたいです。
そりゃそうだ。いくら横綱とはいえ、そんな立ち合いは勝つ為なら手段を選ばない的な考えで角界の頂点に立つ横綱がそれをやっては角界の品格に関わるってことだし、見苦しさも感じるでしょう。会場で見ている客やテレビで見ている視聴者にすれば「あれが横綱の振る舞いか?」ってね。
12日目の遠藤戦では「はっけよい!」からいきなり左で張り手をかまして右肘で顔面を直撃、遠藤が流血するという一幕もあったけど、あれは正直相撲じゃなくてプロレスもいいところです。ボクシングでいえばいきなりフックをかますようなもので、あり得ない。
過去にも立ち合いからの張り手とかち上げが多かったことで苦言を言われただけに、それに懲りること無くまたやらかしたことに横審にすれば「またか」と思うし、白鵬の師匠である宮城野親方にも批判の矛先を向けたくもなるでしょう。
「前からやっていること。勝てないと生き残れない」と会合を前にあれは規則の範囲内と正当化するような発言をした白鵬、勝てばそれでいいという考えは心技体の「心」に背くような言動だと思います。
その理由として上位陣が相次いで休場してことにあるけど、その白鵬について立ち合いでの行為に批判が出ているみたいです。
九州場所千秋楽から一夜明けた25日、両国国技館にて行われた横審(横綱審議委員会)の定例会合、さきの九州場所を振り返る意味合いがあったけど、その中で話題っていうか槍玉に上がったのが白鵬の立ち合いでのいきなり張り手やかち上げで、横綱のふるまいとしてふさわしくないと言う批判が殺到したみたいです。引用
横審「見苦しい」と批判…白鵬の立ち合いは是か非か
大相撲の横綱白鵬(34=宮城野)が、横綱審議委員会(横審)から取り口について「見苦しい」「やりすぎ」などと、厳しく批判された。
九州場所千秋楽から一夜明けた25日、横審の定例会合が東京・両国国技館で行われた。同場所で白鵬は、14勝1敗で史上最多43回目の優勝。だが立ち合いの張り手やかち上げは、横綱にふさわしくないと、横審は日本相撲協会に指導を要望した。一方の白鵬は福岡市内で会見し、優勝50回を目標に掲げた。
◇ ◇ ◇
通常は15分程度で終了する横審の定例会合が、この日は2倍の約30分間行われた。話題の中心は白鵬の立ち合い。張り手や、肘打ちともいえるかち上げについて、矢野弘典委員長(78=産業雇用安定センター会長)は「ちょっと、やり過ぎではないかと。横綱の振る舞いとして、見苦しいのではと、ほとんど全員から意見が出た」と、全9人の総意として苦言を呈した。
特に12日目の小結遠藤戦は、立ち合いは左で張り、右は肘が顔面をとらえた。鼻から大流血の遠藤を“KO”した格好。矢野委員長は「1番目立ったのが遠藤戦。そこまでしなくてもいいんじゃないか」と顔をしかめた。続けて「43回も優勝し、史上最高の実力者と言っていい大横綱。後世に名が残るような横綱がやったように、白鵬もしてほしい」と改善を要求。「指導してほしいとお願いした」と、相撲協会にも求めた。
2年前にも同様の意見が出た際、当時の北村委員長は「15日のうち10日」と、白鵬の立ち合いの張り手、かち上げの頻度が多いと苦言を呈した。この日の矢野委員長は「回数の問題じゃない」ときっぱり。芝田山広報部長(元横綱大乃国)も「張り手はいい」と話したが、2年前の苦言以降、激減していた肘打ちのようなかち上げが、再び増えたことには表情を曇らせた。
横審の会合に先立って会見した白鵬は、立ち合いについて「前からやっていること。勝てないと生き残れない」と、規則の範囲内であり、さまざまな技の一つとの認識を示した。協会としては白鵬や師匠を呼んでまで指導することには否定的。本人の自覚に委ねられる見込みだ。
[2019年11月26日7時0分「nikkansports.com」]より
そりゃそうだ。いくら横綱とはいえ、そんな立ち合いは勝つ為なら手段を選ばない的な考えで角界の頂点に立つ横綱がそれをやっては角界の品格に関わるってことだし、見苦しさも感じるでしょう。会場で見ている客やテレビで見ている視聴者にすれば「あれが横綱の振る舞いか?」ってね。
12日目の遠藤戦では「はっけよい!」からいきなり左で張り手をかまして右肘で顔面を直撃、遠藤が流血するという一幕もあったけど、あれは正直相撲じゃなくてプロレスもいいところです。ボクシングでいえばいきなりフックをかますようなもので、あり得ない。
過去にも立ち合いからの張り手とかち上げが多かったことで苦言を言われただけに、それに懲りること無くまたやらかしたことに横審にすれば「またか」と思うし、白鵬の師匠である宮城野親方にも批判の矛先を向けたくもなるでしょう。
「前からやっていること。勝てないと生き残れない」と会合を前にあれは規則の範囲内と正当化するような発言をした白鵬、勝てばそれでいいという考えは心技体の「心」に背くような言動だと思います。