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さようなら「稀勢の里」

久々の日本人横綱だっただけに、最後も見せてくれたような気がします。

引用

稀勢の里、感謝の引退相撲&断髪式 愚直な男が最後に見せた一筋の涙

 今年初場所限りで引退した第72代横綱・稀勢の里の荒磯親方(33=田子ノ浦部屋)の引退相撲が29日、東京・両国国技館で行われ、超満員の約1万1000人が詰めかけた。最後の横綱土俵入りに続いて行われた断髪式では鶴竜、白鵬の両横綱ら約300人が参加し、師匠の田子ノ浦親方(元幕内・隆の鶴)が止めばさみを入れた。

 愚直に自らが信じた相撲道を突き進んできた男らしい、最後の花道だった。11時の開場前から大勢のファンが並んだ国技館で行われた引退相撲。断髪式が終わると師匠の田子ノ浦親方と四方に頭を下げたが、土俵上でのあいさつはなかった。この日は女性がはさみを入れることはなかった。昔ながらのスタイルを貫き、まげに別れを告げた。

 断髪式ではさまざまな思いが去来していた。父・萩原貞彦さんからはさみを入れられると、涙があふれた。初土俵が1場所違いの豊ノ島、琴奨菊のときにも涙を拭った。「(相撲)教習所のことを思い出してこみ上げるものがあった」。新弟子のころの記憶は今でも鮮明だった。

 現役最後の土俵となった初場所3日目以来、257日ぶりの雲龍型の横綱土俵入りでは、太刀持ちに弟弟子の高安、露払いに松鳳山を従えて登場した。17年1月27日、明治神宮で初めて土俵入りを披露したときと同じ顔ぶれだったが、同じミスをした。せり上がりの後の2度目の四股の際、右手を上げた後に左足を送るのが遅れた。「明治神宮と同じで、初心に戻りました」と苦笑いした。

 断髪を終えてワイルドな髪形となり「さっぱりして軽い感じ」と感想を語った。この日は自らを育ててくれた先代師匠である元横綱・隆の里の誕生日でもあった。今度は自身が指導者として後進を育てていくことになる。「横綱のもとで育って、横綱とはこういうものと聞いて、その経験を多少生かせるものはある。そういうのを教えていくのも務め」。親方になっても愚直に相撲道を追求していく。

 [ 2019年9月30日 05:30「スポーツニッポン」ウェブサイト「スポニチ Sponichi Annexニュース」より
今年の初場所をもって引退した元横綱・稀勢の里の引退相撲及び断髪式が29日に両国国技館にて行われたけど、久々の日本人横綱の最後の勇姿を見たさに大勢の観客が詰めかけたけど、やはり断髪式という力士を「卒業」する瞬間には感慨深いものもあります。

今年の初場所3日目以来の横綱土俵入りを披露し、四股を踏む際に右足を上げたときに左足が遅れるというミスも会ったが「明治神宮と同じで、初心に戻りました」と一昨年1月の明治神宮での初土俵入りを引き合いに出してジョークを飛ばしたけど、今となってはいい思い出ってことですか。

これまで何度も対戦してきた横綱・白鵬などが髷にはさみを入れたけど、最後は田子の浦親方から止めばさみを施されて稀勢の里という力士に別れを告げて荒磯親方として第2の相撲人生を歩むわけだが、自分らしい愚直な相撲道に邁進してほしいです。
ケガもあって短命に終わったとはいえ、久々の日本人横綱として相撲ファンに存在感を示した稀勢の里、ホントお疲れさまでした。

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