危うし朝青龍!? 解雇の可能性も
初場所中に泥酔した上に暴力事件を起こした横綱・朝青龍、かなり危うい立場に置かれています・・・。
酒に酔って暴力事件を起こし、なおかつその被害者が一般人だったことで事態は大きくなりましたが、当初マネージャーだったと言った朝青龍は協会にも世間にもウソをついたと言うことにも当てはまります。場所中に一般人を暴行し、協会にウソの報告をした。力士として以前に人間としても許される行為ではありません。
これまで朝青龍の問題行為の度に協会から厳重注意を受けた高砂親方、被害者とは示談が成立したと主張しているものの、吉野監事から指摘されると一転して「実は作っていない」として「示談書成立の為に一生懸命やってます」とうやむやな回答をするなど具体性もなく、武蔵川理事長から叱責されるなど、騒動の波紋は大きいです。
「厳重注意は処分ではありません。結果によってはそれ以上のものが必要。警察の状況を聞かずに独自に処分した方がいい」と吉野監事は協会に対し厳しい対応を要求したようです。確かにこれまで問題行為ばかり起こしているにも関わらず「厳重注意」止まりの処分しか下さない協会の体質にも問題がある! とも指摘したのでしょう。厳重注意は相撲協会における処分のレベルでは、重い順に解雇、番付降下、出場停止、減俸、けん責と言うもので、厳重注意はどこにも入っておらず、むしろ軽いほうでいわば「無罪放免」みたいなものです。
問題行為ばかり起こしながらその都度厳重注意で終わらせる。正直甘すぎます! 薬物で逮捕されながらあっさり復帰させる芸能界と全く変わらないし「大相撲=甘い世界」と世間に認識させるだけです。むしろ新聞沙汰、警察沙汰になるような不祥事を起こしたのなら協会が長期の出場停止はもちろん10万円以上の罰金を科すなどの処分を下した方がいいのでは!? と私は思うのです。また厳重注意どまりだからつけ上がるのだとも指摘します。
傷害や暴行容疑で正式は被害届が出た場合、警察から事情聴取を受けることとなる朝青龍、どっちにせよ協会から厳しい処分が下されることは否めないと思います。世間一般からは朝青龍に対する非難のみならず、問題起こしたのに厳しい姿勢を見せない高砂親方と武蔵川理事長にも非難は集まっているとは思います。
日増しに非難の声が高まる朝青龍、果たしてどうなりますか。
あの泥酔暴力事件の際、被害を受けたのは当初の朝青龍の個人マネージャーではなく実は一般人男性だったことが発覚し、これを受けて日本相撲協会の外部役員の一人、吉野準監事(元警視総監)は理事会で、朝青龍に対して事実関係の説明と処分を検討する委員会を開くことを主張しました。また暴行の被害者が警察に被害相談に訪れていたことも分かり、これがそうなら朝青龍、2月4日の理事会で解雇を含めた処分が下される可能性が高くなってしまいました。引用
朝青龍解雇も!2・4にも理事会で処分へ
大相撲の横綱・朝青龍(29=高砂部屋)に厳罰処分が下される可能性が出てきた。16日未明に都内で起こした暴力騒動の被害者が個人マネジャーではなく一般人男性と判明した問題に関し、28日に東京・両国国技館で開かれた日本相撲協会理事会で、元警視総監の吉野準監事(75)が事実関係の説明と処分を検討する理事会の開催を要求。被害者が警視庁麻布署に被害相談に訪れていたことも判明した。早ければ2月4日の理事会で解雇を含めた処分が検討される。
朝青龍がいよいよ崖っ縁に追い込まれた。初場所中の16日未明に起こした泥酔暴力騒動で、この日の理事会で師匠の高砂親方は「(被害者とは)示談した」と状況を説明した。ところが、外部役員の吉野監事が「示談書を見せてください」と詰め寄ると、慌てて「作っていません」と回答。元警視総監の厳しい追及に「それ(示談)に向けて一生懸命やっています」と軌道修正した。一連の経緯についても高砂親方の説明には具体性が欠けており、武蔵川理事長が激しくしっ責する場面もあった。朝青龍に対する約10分間の討議中、他の理事は沈黙していたが、吉野監事は「早急に事実関係を調べ、理事会に報告して処分を議論すべき」と提案。理事長が高砂親方に厳命した。
この日は被害男性が麻布署に被害相談に訪れたことも判明した。同署によると、男性は16日午前4時すぎ、東京都港区西麻布を車で通り掛かった際、交通事故処理をしていた同署員に「車内で朝青龍に殴られた」と訴え出た。男性が「(朝青龍が)謝罪してくれるなら被害届は出さない」と述べ、朝青龍が酔っていたこともあり、同署も詳しい事情は聴かずに帰した。男性は初場所が終わった翌日の25日に「まだ謝罪がない」と診断書を持って被害相談に訪れたが、被害届は出していない。同署は今後、傷害や暴行容疑などで正式な被害届が提出された場合、朝青龍からも事情を聴く方針という。
吉野監事は「警察も公正にやるでしょう。有名人だからといって手加減はないでしょう」と分析。その一方で「厳重注意は処分ではありません。結果によってはそれ以上のものが必要。警察の状況を聞かずに独自に処分した方がいい」と協会に厳しい対応を求めた。武蔵川理事長は「それ(報告)によっては(理事会も)…」と明言を避けたが、場所中に一般人を暴行したうえに虚偽報告は許されない。武蔵川理事長は25日に朝青龍を厳重注意としたが、早ければ来月4日に行われる理事会で解雇を含む厳しい処分を受ける可能性がある。
朝青龍はこの日夜、都内で楽天前監督・野村克也氏の監督通算1500勝を祝うパーティーに出席予定だったが急きょ欠席。高砂親方は理事会後、報道陣の質問には答えずに帰りの車に乗り込んだ。日増しに立場が危うくなる問題横綱に弁解の余地はなさそうだ。
▼村山弘義理事(弁護士)事実関係をきちんと調査したうえで、理事会で報告してもらいたい。横綱(の品格)にかかわる大事な問題だ。
▼伊藤滋理事(早大特命教授)バカなことをしたね。本当のことが分からないので、もう一度きちんと調査してほしい。
[ 2010年01月29日 ]「スポーツニッポン」ウェブサイト「スポニチ Sponichi Annexニュース」より
酒に酔って暴力事件を起こし、なおかつその被害者が一般人だったことで事態は大きくなりましたが、当初マネージャーだったと言った朝青龍は協会にも世間にもウソをついたと言うことにも当てはまります。場所中に一般人を暴行し、協会にウソの報告をした。力士として以前に人間としても許される行為ではありません。
これまで朝青龍の問題行為の度に協会から厳重注意を受けた高砂親方、被害者とは示談が成立したと主張しているものの、吉野監事から指摘されると一転して「実は作っていない」として「示談書成立の為に一生懸命やってます」とうやむやな回答をするなど具体性もなく、武蔵川理事長から叱責されるなど、騒動の波紋は大きいです。
「厳重注意は処分ではありません。結果によってはそれ以上のものが必要。警察の状況を聞かずに独自に処分した方がいい」と吉野監事は協会に対し厳しい対応を要求したようです。確かにこれまで問題行為ばかり起こしているにも関わらず「厳重注意」止まりの処分しか下さない協会の体質にも問題がある! とも指摘したのでしょう。厳重注意は相撲協会における処分のレベルでは、重い順に解雇、番付降下、出場停止、減俸、けん責と言うもので、厳重注意はどこにも入っておらず、むしろ軽いほうでいわば「無罪放免」みたいなものです。
問題行為ばかり起こしながらその都度厳重注意で終わらせる。正直甘すぎます! 薬物で逮捕されながらあっさり復帰させる芸能界と全く変わらないし「大相撲=甘い世界」と世間に認識させるだけです。むしろ新聞沙汰、警察沙汰になるような不祥事を起こしたのなら協会が長期の出場停止はもちろん10万円以上の罰金を科すなどの処分を下した方がいいのでは!? と私は思うのです。また厳重注意どまりだからつけ上がるのだとも指摘します。
傷害や暴行容疑で正式は被害届が出た場合、警察から事情聴取を受けることとなる朝青龍、どっちにせよ協会から厳しい処分が下されることは否めないと思います。世間一般からは朝青龍に対する非難のみならず、問題起こしたのに厳しい姿勢を見せない高砂親方と武蔵川理事長にも非難は集まっているとは思います。
日増しに非難の声が高まる朝青龍、果たしてどうなりますか。