大きな課題ばかりが浮き彫りとなったカメルーン
今年のワールドカップで日本が1次リーグで対戦することとなるカメルーン、かねてから不安視されている守備の悪さばかり出てしまったようです。
相手のオウンゴールで先制しながらその後キーパーのイドリス・カメニが相手のロングシュートに対応が遅れたことで失点し同点に追いつかれ、その後カメルーンは勝ち越そうと攻撃を緩めませんでしたが、攻め手に欠き、特にエースサミュエル・エトーはエジプト守備陣の徹底マークにあい見せ場を作れないなど淡白な展開しか作れず、迎えた延長前半1分にサイドバック、ジェレミ・ヌジタップがキーパーにバックパスしたところ、この隙を逃さなかったエジプト攻撃陣にカットされ勝ち越しゴールを決められるなどお粗末以前の大ミスを犯すなど、課題である守備面で大きな不安点を浮き彫りとしました。
1次リーグから守備の不安はモロに出て、初戦のガボン戦では連携ミスから一瞬の隙をつかれ先制されそのまま試合を決められたり、次のザンビア戦ではまた先制されその後逆転するも追いつかれ、その後勝ち越し点を決めて「辛くも勝利した」感じだし、最終戦のチュニジア戦では2-2の引き分け、決勝トーナメントに進出したものの不安要素は解消されず、これがエジプトに惨敗した結果になったのは言うまでもありません。
ベテランのリゴベル・ソングに衰えが見えるなど不安点ばかり露呈した守備陣もさることながら、攻撃陣もエトーは空回りな結果に終わったこともそうだし(エトーはそれでも2得点だった)、ボールを支配しながら攻め手が単調だったことで、試合を通じて好不調の差が激しいことや、試合展開が散漫になり過ぎるところまで浮き彫りとなったカメルーン、エジプトとの試合を振り返ってエトーは「われわれにとって敗退はふさわしくないが、これがサッカー」と淡々と結果を受け止めたことと自分自身にとって満足いかないものだったと語ったようです。
カメルーンにもう一つの不安点、監督更迭という問題も起こりそうです。優勝を期待されながら準々決勝で敗退したことで、協会は解任に踏み切ることもあるでしょう。
4試合で8失点も喫するなど大きな不安ばかり露呈した守備、積極的に攻めるものの決定打がなかなか出ない攻撃、準々決勝どまりに終わったことで監督の処遇がどうなるか? カメルーンにとっては課題ばかりが残った今回のネーションズカップ、大きな不安要素を残したまま本大会に臨むこととなりますね・・・。
ただ日本にとっては、カメルーン攻略のきっかけとなるんでしょうか? カメルーンだけでなくオランダやデンマークもチェックしないといけないが。
ネーションズカップの準々決勝で、前回優勝国エジプトと対戦したカメルーン、延長戦までもつれたこの試合でカメルーンは何と? 1-3で敗戦したようです。引用
カメルーン守乱露呈!準々決勝で敗退
アフリカ選手権は25日、アンゴラのベンゲラなどで準々決勝の残り2試合が行われ、W杯南アフリカ大会の1次リーグ初戦で日本と対戦するカメルーンが延長の末に1―3でエジプトに敗れた。W杯出場国のナイジェリアは―0からのPK戦の末3―1でザンビアを退けた。準決勝は28日に行われる。
“不屈のライオン”がまたしても不安をさらけ出した。前半25分にオウンゴールで先制しながら、37分にGKカメニが相手のロングシュートに反応しきれず追いつかれた。延長前半1分には右サイドバックのジェレミの不用意なバックパスを奪われ、決勝点を献上した。1次リーグで連係ミスなど守備の不安を露呈したが、決勝トーナメントになっても改善されなかった。前回大会の決勝で敗れたエジプトに屈し、4試合8失点という無残な結果で姿を消した。
攻撃でも課題は残った。この日は圧倒的にボールを支配しながら、自力では得点できなかった。徹底マークに遭ったFWエトオは「われわれにとって敗退はふさわしくないが、これがサッカー」と淡々と振り返った。ルグエン監督は「W杯の前に何をやるべきか、考えなければならないことが多い」と話すなど、アフリカの強豪も多くの問題を抱えている。
<ナイジェリア PK戦制し勝つ>延長後半2分にDFアパムが退場となったが、数的不利をしのいで今大会初のPK戦に突入。GKエニェアマはザンビアの4人目を止めると、自ら5人目のキッカーを務めて勝利を呼び込んだ。アモドゥ監督は「われわれはいいプレーができなかったが、チームで話すことができてよかった。あと5カ月で良くなるだろう」と話していた。
[ 2010年01月27日 ]「スポーツニッポン」ウェブサイト「スポニチ Sponichi Annexニュース」より
相手のオウンゴールで先制しながらその後キーパーのイドリス・カメニが相手のロングシュートに対応が遅れたことで失点し同点に追いつかれ、その後カメルーンは勝ち越そうと攻撃を緩めませんでしたが、攻め手に欠き、特にエースサミュエル・エトーはエジプト守備陣の徹底マークにあい見せ場を作れないなど淡白な展開しか作れず、迎えた延長前半1分にサイドバック、ジェレミ・ヌジタップがキーパーにバックパスしたところ、この隙を逃さなかったエジプト攻撃陣にカットされ勝ち越しゴールを決められるなどお粗末以前の大ミスを犯すなど、課題である守備面で大きな不安点を浮き彫りとしました。
1次リーグから守備の不安はモロに出て、初戦のガボン戦では連携ミスから一瞬の隙をつかれ先制されそのまま試合を決められたり、次のザンビア戦ではまた先制されその後逆転するも追いつかれ、その後勝ち越し点を決めて「辛くも勝利した」感じだし、最終戦のチュニジア戦では2-2の引き分け、決勝トーナメントに進出したものの不安要素は解消されず、これがエジプトに惨敗した結果になったのは言うまでもありません。
ベテランのリゴベル・ソングに衰えが見えるなど不安点ばかり露呈した守備陣もさることながら、攻撃陣もエトーは空回りな結果に終わったこともそうだし(エトーはそれでも2得点だった)、ボールを支配しながら攻め手が単調だったことで、試合を通じて好不調の差が激しいことや、試合展開が散漫になり過ぎるところまで浮き彫りとなったカメルーン、エジプトとの試合を振り返ってエトーは「われわれにとって敗退はふさわしくないが、これがサッカー」と淡々と結果を受け止めたことと自分自身にとって満足いかないものだったと語ったようです。
カメルーンにもう一つの不安点、監督更迭という問題も起こりそうです。優勝を期待されながら準々決勝で敗退したことで、協会は解任に踏み切ることもあるでしょう。
4試合で8失点も喫するなど大きな不安ばかり露呈した守備、積極的に攻めるものの決定打がなかなか出ない攻撃、準々決勝どまりに終わったことで監督の処遇がどうなるか? カメルーンにとっては課題ばかりが残った今回のネーションズカップ、大きな不安要素を残したまま本大会に臨むこととなりますね・・・。
ただ日本にとっては、カメルーン攻略のきっかけとなるんでしょうか? カメルーンだけでなくオランダやデンマークもチェックしないといけないが。