「次トラブルを起こしたら即引退」朝青龍に厳しい宣告
さきの大相撲初場所で25回目の優勝を果たした横綱・朝青龍、しかしその朝青龍が場所中に起こした事件がまた問題視されているようです。
平成15年12月にはモンゴルに無断帰国して先代高砂親方の葬儀を欠席したり、平成19年8月にはケガを理由に夏巡業を欠席したがモンゴルでサッカーをしていた映像が流れ仮病疑惑をかけられたり(その後2場所出場停止処分となったが)、平成20年5月には5月場所千秋楽での白鵬戦でにらみ合いを演じたり、平成21年には場所前に白鵬らとゴルフコンペを行って厳重注意を受けたり、同年9月の9月場所で優勝を決めた際ガッツポーズをして審議委員会で槍玉に挙げられるなど、これまで審議委員会で問題視されてきた朝青龍、審議委員会からすれば「横綱のみならず相撲の品格を落とすけしからん奴だ」としか思われていないのでしょう。
これまでのトラブルにおいて苦言や批判を展開した内舘牧子元審議委員(初場所で任期が切れたため)もまた「何かあるごとに厳重注意。それで終わっていいわけ? サッカー騒動以降、協会が甘すぎるッ!」と厳重注意止まりの協会の姿勢に対する批判も重ねてこれまた批判しました。当然でしょう、これまでさんざんトラブルを起こしてきたのに、なぜさらに厳しい罰をなぜ下さないのか? 不思議で仕方ないと指摘するのも無理はないです。正直芸能界と変わらない気が。場所中に泥酔してケンカ騒ぎを起こしておきながら出場停止処分を下さない、これも不思議です。もし野球やサッカーだったら30万円くらいの制裁金もしくは5日間くらいの出場停止処分でしょう。
また日本相撲協会の甘さも批判した審議委員会、これに対して日本相撲協会は「師匠がキチンと指導している」「部屋の問題」一辺倒なところが、審議委員会からすれば「同じことを繰り返すのは教会の甘い体質のせいだ」なんでしょう。協会のこんな体質もまた相撲離れを招いていると思うんですけどねェ・・・。やりたい放題を黙認してきた現・高砂親方にも責任はあります。
「次トラブルを起こしたら即引退」勧告を突きつけた審議委員会、朝青龍に対し「次はないぞ」という重い警鐘となるのでしょうか?
またさきの泥酔騒動で協会から厳重注意を受けた朝青龍、謝罪会見での態度ですが正直反省しているとは思えませんね。勝手に仕切って5分で切り上げるなんてなお更です。
相撲の歴史においてこれほど品格面で問題となった横綱はまずいないし(他に挙げるとしたら双羽黒ぐらいか?)、横綱という相撲において神聖視される存在でありながら品位や言動がそれにそぐわないようではいけないと思いますね。
初場所六日目の深夜に知人男性数人らと酒を飲んでいたところ、朝青龍はかなり飲んでいたのか泥酔状態となり何と知人男性に暴行し、警察が出動するという騒ぎに発展した事件、これを受けて横綱審議委員会は事件の重大さとこれまでの朝青龍が起こした数々のトラブルを含め「次トラブルを起こしたら引退してもらう」と朝青龍に引退勧告を突きつけたようです。これまで多くのトラブルを起こしてその都度横綱審議委員会で槍玉に挙げられてきた朝青龍、土俵際まで追い込まれた。まさにその通りかもしれません。引用
朝青龍に横審の総意“引退勧告”
待ったなし!! 日本相撲協会の諮問機関、横綱審議委員会(横審)が25日、東京・両国国技館で開かれ、初場所中に泥酔して知人に暴行する行為をはたらいた横綱朝青龍(29)について、「次にトラブルを起こしたら引退勧告をするべき」-とする“最後通告”が出された。出席した11人の委員のうち、この日の会合で5期10年の任期が切れる内館牧子委員(61)=脚本家=ら約10人が賛同。問題行動の多い横綱が、土俵際まで追い込まれた?!
ほころびを挙げたら、枚挙にいとまがない。巡業を休んで母国でサッカーに興じたり、まげをといてポニーテール姿で公然と歩いたり…。不祥事やトラブルを相次いで起こしている朝青龍に、横審が「伝家の宝刀」で斬り込む、決意をにじませた。
初場所で25度目の優勝を飾った朝青龍はこの日、同場所6日目の深夜に泥酔して知人に暴行したと写真誌に報じられた件で、師匠の高砂親方(元大関朝潮)とともに日本相撲協会に呼び出され、武蔵川理事長(元横綱三重ノ海)に事実を認め、厳重注意を受けた。協会トップからの「厳重注意」はこれで5度目だ。
横審の会合で口火を切ったのは、やっぱりこの人。横審初の女性委員として、かねてから朝青龍に対し、厳しい批判を繰り返す内館委員だった。同委員は今回の会合で5期10年の任期が切れ、勇退が決まっており、まさに「最後通告」だ。
「何かあるごとに厳重注意。それで終わっていいわけ? サッカー騒動以降、協会が甘すぎるッ!」
横審委員としての“結びの一番”で出した熱い提案。迫力を感じた別の委員から「散々同じことをやっている。次に何かやったら引退勧告すべき」と過激な意見が飛び出し、沢村田之助委員(歌舞伎俳優)は「国劇の歌舞伎なら即刻休演だ」と、場所中に処分を科さなかった協会の手ぬるさを厳しく糾弾。他の委員も賛同した。批判の嵐に、協会幹部は「師匠がきちんと指導している」と型通りの回答を繰り返すだけだった。
過去、横審が総意にもとづく正式な「引退勧告」を出したことはない。平成15年12月にモンゴルに無断帰国して先代高砂親方(元小結富士錦)の葬儀をすっぽかした朝青龍に、翌年1月の横審けいこ総見で渡辺恒雄委員長(当時)が「あんまりひどいようなら引退勧告も考える」と示唆したこともある。平成19年7月のサッカー騒動のときも「引退勧告をすべき」という意見が出されたが、最終的には勧告は見送られた。だが、内館委員によれば、今回は「1、2人の穏やかな方を除いて」、出席した11人の多くが引退勧告を支持したという。
10年の在任期間で、最後も朝青龍への“苦言”で締めくくった内館委員には、協会から感謝状が贈られた。「朝青龍は最後に優勝してわたしの花道を飾ってくださった。でも、残念ながらあなたの片思いよ。アスリートとしては150%認めるが、自分の職業をなめている。横綱として断固認めない」と皮肉たっぷりに切り捨てた。最後の“駄目押し”に横綱が後退する。
2010.1.26 05:01 「サンケイスポーツ」より
平成15年12月にはモンゴルに無断帰国して先代高砂親方の葬儀を欠席したり、平成19年8月にはケガを理由に夏巡業を欠席したがモンゴルでサッカーをしていた映像が流れ仮病疑惑をかけられたり(その後2場所出場停止処分となったが)、平成20年5月には5月場所千秋楽での白鵬戦でにらみ合いを演じたり、平成21年には場所前に白鵬らとゴルフコンペを行って厳重注意を受けたり、同年9月の9月場所で優勝を決めた際ガッツポーズをして審議委員会で槍玉に挙げられるなど、これまで審議委員会で問題視されてきた朝青龍、審議委員会からすれば「横綱のみならず相撲の品格を落とすけしからん奴だ」としか思われていないのでしょう。
これまでのトラブルにおいて苦言や批判を展開した内舘牧子元審議委員(初場所で任期が切れたため)もまた「何かあるごとに厳重注意。それで終わっていいわけ? サッカー騒動以降、協会が甘すぎるッ!」と厳重注意止まりの協会の姿勢に対する批判も重ねてこれまた批判しました。当然でしょう、これまでさんざんトラブルを起こしてきたのに、なぜさらに厳しい罰をなぜ下さないのか? 不思議で仕方ないと指摘するのも無理はないです。正直芸能界と変わらない気が。場所中に泥酔してケンカ騒ぎを起こしておきながら出場停止処分を下さない、これも不思議です。もし野球やサッカーだったら30万円くらいの制裁金もしくは5日間くらいの出場停止処分でしょう。
また日本相撲協会の甘さも批判した審議委員会、これに対して日本相撲協会は「師匠がキチンと指導している」「部屋の問題」一辺倒なところが、審議委員会からすれば「同じことを繰り返すのは教会の甘い体質のせいだ」なんでしょう。協会のこんな体質もまた相撲離れを招いていると思うんですけどねェ・・・。やりたい放題を黙認してきた現・高砂親方にも責任はあります。
「次トラブルを起こしたら即引退」勧告を突きつけた審議委員会、朝青龍に対し「次はないぞ」という重い警鐘となるのでしょうか?
またさきの泥酔騒動で協会から厳重注意を受けた朝青龍、謝罪会見での態度ですが正直反省しているとは思えませんね。勝手に仕切って5分で切り上げるなんてなお更です。
相撲の歴史においてこれほど品格面で問題となった横綱はまずいないし(他に挙げるとしたら双羽黒ぐらいか?)、横綱という相撲において神聖視される存在でありながら品位や言動がそれにそぐわないようではいけないと思いますね。