仰木彬氏に捧げる決勝ホームラン
先日パ・リーグは平成最後の試合だったみたいです。
試合はいきなり西武に2点を先制される苦しい立ち上がりだったけど、4回裏にオリックスが同点に追いつくと、5回に西武に勝ち越されるもののその裏オリックスが追いつくという追いつ追われつの試合展開、やはり仰木氏の誕生日でなおかつブルーウェーブ時代のユニフォームを身にまとったオリックスナインの勝利への執念が見て取れます。
8回裏に主砲・吉田正尚がフルスイングで2ランホームランを放ち、試合を決定づけて(その直前の8回表に2アウト満塁のピンチを迎えるもそれを抑えたことが大きい)5-3で勝利したオリックス、平成最後の試合というかこの特別な日に勝利しただけに、嬉しいでしょうね!!
「田口コーチから豪快で選手のことをよく見てくれたと聞いた。僕も見てもらいたかった」と仰木氏について田口壮野手総合兼打撃コーチから言われた吉田、当時を知る選手はみんな引退してコーチになった者もいるだけに(つい最近イチローも引退し、これによりブルーウェーブ出身現役選手は全員ユニフォームを脱いだ)、いい話だったんじゃ。
この逆転勝利に仰木氏も草葉の陰で喜んでいるだろうし、偉大な先人に勝利をプレゼントしたオリックスナインにとって特別な白星になったのは間違いない。
野茂英雄やイチローなどを輩出した仰木彬はまさに平成の名将の一人、令和に語り継ぎたいです。
29日は昭和の日、この日はまた平成を彩った名将の一人、故・仰木彬氏の誕生日ですが、この日オリックスはブルーウェーブ時代の復刻ユニフォームに加え、背番号を全員「72」を着用して臨んだけど「仰木デー」と銘打ったこの試合、現在最下位で3連敗と元気がないオリックスだったが・・・。引用
オリックス吉田正「仰木デー」に決勝2ラン「いい日になりました!」
パ・リーグ6球団は29日が平成最後の試合だった。オリックスは96年に日本一に導いた故仰木彬元監督の生誕日だったことからこの日の西武戦(京セラドーム)を「仰木デー」として設け、当時のユニホームに全員が背番号「72」を着用して臨んだ。8回に吉田正尚外野手(25)が決勝6号2ラン。最下位で新元号・令和へ突入するが、「ブルーウェーブ」の強い頃を思い出して反攻ムードが高まってきた。
23年前に神戸で歓喜を生んだ天国の名将に、大阪から白星をささげたのは次代を担う大砲だった。ブルーウエーブ時代の仰木元監督の背番号「72」を背負った吉田正が、お立ち台で喜びを爆発させた。
「今日は“仰木デー”ということで。このユニホームもすごく、かっこよくて。いい日になりました!」
本拠地で迎えた改元前のチーム最終戦。仰木元監督の誕生日にあたり、西村監督、コーチ、全選手が当時の背番号を着用して臨んだ。場内ビジョンには仰木元監督の当時の映像が映し出され、「平成最後のマジック」との言葉も表示。7回の攻撃ではイチロー氏の当時の応援歌が流れた。
「田口コーチから豪快で選手のことをよく見てくれたと聞いた。僕も見てもらいたかった」。絶対に負けられない一戦で、吉田正が一振りで決めた。3―3の8回2死三塁。左腕・小川の初球内角低めフォークを右中間席へ叩き込んだ一発は10試合ぶりの決勝6号2ラン。西村監督からも「さすがですよね。仰木さんの番号を背負って、平成最後の試合を取れてよかった」と称えられた。
前身の阪急からオリックスになったのが89年(平成元年)。同年4月9日の近鉄との開幕戦(藤井寺)で福良(現育成統括GM)がチーム1号を放ってから通算3562本目で球団平成ラスト弾だ。パ・リーグ平成最後は試合終了後の約2時間後に札幌で一発を放ったソフトバンク・上林に譲ったが、「令和一発目の方がイメージが良いのでね」と新時代1号に狙いを定めた。
打線が低調で敵軍から徹底マークされる悪条件も重なり、試合前時点で得点圏打率・136、本塁打0だった。「誘い球だったりインコースだったり。駆け引きの部分もあった。もっと勝負強くなれるように。警戒される中で、その上を越えたい」。3、4月は9勝14敗3分けで平成を最下位で終えたが連敗は3で止めた。吉田正が5月反攻のキーマンであることは言うまでもない。
[ 2019年4月30日 05:30「スポーツニッポン」ウェブサイト「スポニチ Sponichi Annexニュース」より
試合はいきなり西武に2点を先制される苦しい立ち上がりだったけど、4回裏にオリックスが同点に追いつくと、5回に西武に勝ち越されるもののその裏オリックスが追いつくという追いつ追われつの試合展開、やはり仰木氏の誕生日でなおかつブルーウェーブ時代のユニフォームを身にまとったオリックスナインの勝利への執念が見て取れます。
8回裏に主砲・吉田正尚がフルスイングで2ランホームランを放ち、試合を決定づけて(その直前の8回表に2アウト満塁のピンチを迎えるもそれを抑えたことが大きい)5-3で勝利したオリックス、平成最後の試合というかこの特別な日に勝利しただけに、嬉しいでしょうね!!
「田口コーチから豪快で選手のことをよく見てくれたと聞いた。僕も見てもらいたかった」と仰木氏について田口壮野手総合兼打撃コーチから言われた吉田、当時を知る選手はみんな引退してコーチになった者もいるだけに(つい最近イチローも引退し、これによりブルーウェーブ出身現役選手は全員ユニフォームを脱いだ)、いい話だったんじゃ。
この逆転勝利に仰木氏も草葉の陰で喜んでいるだろうし、偉大な先人に勝利をプレゼントしたオリックスナインにとって特別な白星になったのは間違いない。
野茂英雄やイチローなどを輩出した仰木彬はまさに平成の名将の一人、令和に語り継ぎたいです。
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