東名高速であおり事故を起こした男の初公判
吉澤ひとみのケースは事件を起こして1ヶ月ちょいで初公判なのに、この事件は発生から1年経っての初公判です。
焦点となるのは、危険運転を前提とした停車後の事故が危険運転致死傷罪に当たるかだけど、元はと言えばこの被告がサービスエリアで注意されたことに腹を立てて、その車をしつこく妨害して追い越し車線上で停めたことでこの事故につながったけど、この被告の動機が実に悪質で身勝手極まりないことは百も承知。
高速道路という多くの車両が相当なスピードで走っている場所でこういう事を起こすなど、極めて悪質だし、停車したことで事故に発展し、そして夫婦が死んだんだから、危険運転をしでかして他人を死なせるなんて許せない行為でしょうが。
車をこんな行為に使うなど言語道断、にも関わらず弁護側の停車後の事故に適用できないなんて屁理屈、その根拠を述べよと言いたくなるし、高速道路の追い越し車線に停めるのが危険運転に当たることを理解してないんでしょうか? そんな屁理屈抜かして罪を軽くしようなんて魂胆、遺族や世論をバカにしてんのか!?
あおり運転というのがいかに危険で悪質な行為だということを世間に知らしめた以上、こんな危険で身勝手な輩には重罪をもって処すのが正しいと思う。危険運転致死傷罪を主張する検察側の言い分が認められるのを願いたい。
昨年6月に東名高速道路で、あおり運転の車によって停車させられた夫婦が後ろから来たトラックに追突されて死亡すると言う痛ましいというか許せない事件は、いわゆるあおり運転の危険性と悪質性を世間に知らしめることとなったが、その事故を起こした男の初公判が3日に横浜地裁で行われたけど、起訴内容に当たる運転を認めた一方で弁護側が「危険運転致死傷罪は停車後の事故に適用できない」と無罪を主張したみたいです。引用
東名あおり事故、裁判員裁判始まる 弁護側「危険運転成立しない」
神奈川県大井町の東名高速道路で昨年6月、あおり運転を受けて停車させられた夫婦がトラックに追突され死亡した事故で、自動車運転処罰法違反(危険運転致死傷)罪などに問われた建設作業員、石橋和歩(かずほ)被告(26)の裁判員裁判の初公判が3日、横浜地裁(深沢茂之裁判長)で始まった。石橋被告は起訴内容とされた運転をしたことはおおむね認めたが、弁護側は「危険運転致死傷罪は停車後の事故に適用できない」として無罪を主張した。
「運転行為」を前提とした停車後の事故に危険運転致死傷罪が適用されるかどうかが最大の争点。弁護側は、同罪が成立しない場合の予備的訴因である監禁致死傷罪についても争う方針を示した。
事件をめぐっては、神奈川県警が昨年10月、同法違反の過失致死傷容疑などで石橋被告を逮捕。横浜地検は石橋被告が複数回にわたって後続を走る夫妻の車の進路を妨害した行為が危険運転にあたり、停車後に起こった追突事故と因果関係があるとして、より罰則の重い同法違反の危険運転致死傷罪で起訴した。
起訴状によると、石橋被告は昨年6月5日夜、走行中の萩山嘉久さん=当時(45)=のワゴン車に妨害行為を繰り返して追い越し車線上で停止させ、大型トラックによる追突事故で、萩山さんと妻の友香さん=当時(39)=を死亡させ、同乗の娘2人にけがをさせたとしている。
萩山さんの母、文子さん(78)は3日朝、取材に「この裁判を機に、あおり運転がなくなってほしい」と話した。
最終更新:12/3(月) 12:20 「産経新聞」より
焦点となるのは、危険運転を前提とした停車後の事故が危険運転致死傷罪に当たるかだけど、元はと言えばこの被告がサービスエリアで注意されたことに腹を立てて、その車をしつこく妨害して追い越し車線上で停めたことでこの事故につながったけど、この被告の動機が実に悪質で身勝手極まりないことは百も承知。
高速道路という多くの車両が相当なスピードで走っている場所でこういう事を起こすなど、極めて悪質だし、停車したことで事故に発展し、そして夫婦が死んだんだから、危険運転をしでかして他人を死なせるなんて許せない行為でしょうが。
車をこんな行為に使うなど言語道断、にも関わらず弁護側の停車後の事故に適用できないなんて屁理屈、その根拠を述べよと言いたくなるし、高速道路の追い越し車線に停めるのが危険運転に当たることを理解してないんでしょうか? そんな屁理屈抜かして罪を軽くしようなんて魂胆、遺族や世論をバカにしてんのか!?
あおり運転というのがいかに危険で悪質な行為だということを世間に知らしめた以上、こんな危険で身勝手な輩には重罪をもって処すのが正しいと思う。危険運転致死傷罪を主張する検察側の言い分が認められるのを願いたい。
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