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メルケル政権に痛手! バイエルン州議会選挙で大敗

「進むも地獄・戻るも地獄」状態にあるだけに、さらにその状態に拍車がかかりそうです。
ドイツがここまでおかしくなれば、ヨーロッパ全体に飛び火しそうな気がしてならないです。

引用

<独州議会選>与党CSU大敗 メルケル政権に影響

【ベルリン中西啓介】ドイツ南部バイエルン州議会選挙が14日、投開票された。独公共放送ARDの得票予測によると、メルケル政権を支える州の保守系地域政党・キリスト教社会同盟(CSU)は大敗し、単独与党の座を失うことが確実になった。CSU党首のゼーホーファー連邦政府内相は、厳格な難民抑制策に固執し党勢維持を目指したが、中道、保守のいずれからの得票も減らしたとみられる。求心力低下が目立つメルケル政権の先行きに影響しそうだ。

 ARDの暫定得票率予想(14日夜時点)は▽CSU37.4%(前回比10.3ポイント減)▽左派系環境政党・緑の党17.7%(同9.1ポイント増)▽州の権限強化を求める地域政党・自由な有権者11.5%(2.5ポイント増)--など。反難民・反イスラムを訴える保守政党「ドイツのための選択肢」(AfD)も10%程度を得る見通しで、州議会初進出を確実にした。

 CSUは国政で、メルケル首相が党首の国政第1党・キリスト教民主同盟(CDU)と統一会派を組む。今回の選挙では、これまでの支持者のうち、中道の若者票を州内での行政実績が豊富な緑の党に、イスラム教徒の難民受け入れに反対する保守票をAfDに奪われたとみられる。保守基盤を守りたいゼーホーファー氏は欧州連合(EU)との協力を重視するメルケル氏に対し、独自の難民入国阻止策を求めてきたが、キリスト教的な助け合い精神が根強い世論を読み違え失速につながった。

 CSUのゼーダー州首相は選挙戦について「(中央政府の)対立は誰の役にも立たなかった」と述べ、相次ぐ国政与党の内紛が党の弱体化につながったとの考えを示した。CSUは州の第1党のままだが、主張に隔たりのある党との連立を余儀なくされ交渉は難航するとみられる。

 ゼーホーファー氏に党首や内相の辞任を求める声が強いが、本人は「責任を全うする」として続投の意向を表明。与党の国政第2党・社会民主党(SPD)には今回の選挙を「政治混乱を招いたゼーホーファー氏への審判」と見る向きが強く、閣内に残留すれば政権のさらなる火種になりそうだ。

 最終更新:10/15(月) 10:54 「毎日新聞」より
ドイツ南部・バイエルン州で14日に行われた州議会選挙、アンゲラ・メルケル政権を支えるCSU(キリスト教社会同盟)が大敗すると言う予想だにしない結果に終わったけど、移民・難民問題に加えて支持を急激に伸ばしている極右政党・AfD(ドイツのための選択肢)の台頭もあり、メルケル首相に対する求心力低下が叫ばれる昨今、その状態が浮き彫りとなったと言えます。

メルケル首相を支える保守政党の一つであるCSU、CDU(キリスト教民主同盟)と同じ路線で、当然CDUと連立パートナーも組んでるが、CSU党首で内相を務めるホルスト・ゼーホーファー氏がメルケル首相と移民や難民問題などでお互いギクシャクした雰囲気なことから支持離れを招いて、今回バイエルン州で惨敗した要因と見えるけど、メルケル政権内の不和がもたらしたってことだ。やはり内閣内の関係が上手く行かねば世論から支持されないってことか。

州議会にとっては中央政府の不和のせいでこうなったって思うと、ハッキリ言ってメルケル首相が政府内及び世論から見限られてる感じがしますね。これが緑の党やAfDの台頭をもたらしてるとなると、既存政党への批判がドイツ国内でも沸々と湧いてる一方に取れます。
ましてドイツ国内では「人種差別を許すな」「ナチスの流れを組む政党の台頭はまた破滅をもたらす」「対立ではなく共存こそが正しい道」って反人種差別機運も高まっており、AfDの台頭に反発する世論が拡大してることで極端な2極化が進んでるけど、求心力が低下しつつあるメルケル政権にその解決策は見いだせるのだろうか・・・、茨の道は続きそうです。メルケル首相の掲げる「理想」は所詮「絵に描いた餅」なのか。

theme : 国際政治
genre : 政治・経済

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