「独裁者」フランコの墓を移転する?
スペイン国内で評価が割れるあの人物だけに、神経を尖らせそうです。
日本の靖国問題にも通ずる部分もあるような気が・・・!?
戦没者の谷は巨大な十字架や大聖堂があり、スペインの観光名所の一つでもあるが、その建設には多くの政治犯が強制労働させられたことで、フランコ独裁体制時代の弾圧の象徴という意見もあって批判されてるけど、スペイン国内で評価が割れており、また国外から独裁者とも呼ばれるフランコだけに「独裁者を称えるもので不快だ」「フランコ独裁や体制の犠牲者をバカにするようなもの」って批判的な意見も多いけど、やはり独裁者は嫌われやすいと言うべきか・・・!?
ましてカタルーニャやバスクにとって「我々をさんざん虐げた独裁者に墓を設けるなど言語道断」って良い顔をするわけがないと思う。カタルーニャの分離独立気運やバスクによるテロ行為もフランコ独裁体制がもたらした副産物だからね。
今のスペインでは独裁者を称える政治集会を禁止する動きもあり、また内戦時代の犠牲者、フランコ体制で弾圧されたり殺された人たちの情報共有を政府から求められている戦没者の谷を運営する組織、スペインでも過去の清算を巡る論争があるんだねェ・・・!?
日本の靖国問題にも通ずる部分もあるような気が・・・!?
スペイン内戦が終結した1939年から死去する1975年までスペインで独裁体制を敷いたあのフランシスコ・フランコ、マドリード郊外にある慰霊施設「戦没者の谷」に現在そのフランコの墓があるわけだが、今年6月にペドロ・サンチェス首相が「フランコの墓を移転する」との方針を表明したけど、なぜフランコの墓を移転するのか? それには深い事情があるわけです。引用
フランコ総統の墓移設へ=スペイン政府が決定
【フランクフルト時事】スペイン政府は24日、1975年に亡くなるまで36年間にわたって同国で独裁体制を敷いたフランコ総統の墓を移設する法令について閣議決定した。
墓は内戦後のフランコ政権時代に建設された慰霊施設「戦没者の谷」にあるが、6月に就任したサンチェス首相が移設する方針を表明していた。
ロイター通信などによると、新たな埋葬先は決まっておらず、遺族の意向が定まらない場合は、政府が適切な場所を選定する方針という。
マドリードから北西約50キロにある「戦没者の谷」は、巨大な十字架や大聖堂で知られ、観光地となっている。建設には多くの政治犯が強制的に従事させられるなど、独裁時代の弾圧の象徴として批判もある。独裁者とされる人物の慰霊施設への埋葬にも、国内外で批判が出ていた。
最終更新:8/25(土) 6:37 「時事ドットコム」より
戦没者の谷は巨大な十字架や大聖堂があり、スペインの観光名所の一つでもあるが、その建設には多くの政治犯が強制労働させられたことで、フランコ独裁体制時代の弾圧の象徴という意見もあって批判されてるけど、スペイン国内で評価が割れており、また国外から独裁者とも呼ばれるフランコだけに「独裁者を称えるもので不快だ」「フランコ独裁や体制の犠牲者をバカにするようなもの」って批判的な意見も多いけど、やはり独裁者は嫌われやすいと言うべきか・・・!?
ましてカタルーニャやバスクにとって「我々をさんざん虐げた独裁者に墓を設けるなど言語道断」って良い顔をするわけがないと思う。カタルーニャの分離独立気運やバスクによるテロ行為もフランコ独裁体制がもたらした副産物だからね。
今のスペインでは独裁者を称える政治集会を禁止する動きもあり、また内戦時代の犠牲者、フランコ体制で弾圧されたり殺された人たちの情報共有を政府から求められている戦没者の谷を運営する組織、スペインでも過去の清算を巡る論争があるんだねェ・・・!?