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ロシアの呼びかけもアサド政権には「聞く耳を持たない」

IS(イスラム国)は弱体化してもこの国の情勢は一向に良くなりません。

引用

露提案の限定的停戦、早くも頓挫 シリア内戦、見えぬ終息

 ■政権軍攻撃で少年1人死亡か

【カイロ=佐藤貴生】シリアの首都ダマスカス近郊の東グータ地区では27日、ロシアのプーチン大統領が求めた限定的な停戦の発効期日を迎えたが、戦闘が続いて初日から頓挫した形となった。民間人の避難経路確保や救助、物資搬入などを目的とした人道措置だとされるが、戦闘行為の完全停止を目指したものではなく、3月で8年目に入る内戦が終息に向かうかは見通せない。

 ロイター通信によると、アサド政権やロシア政府は27日、反体制派が避難経路に迫撃弾を発射し、住民を足止めしたと非難した。一方、住民らはアサド政権軍の軍用機などが空爆していると証言した。停戦発効後、政権軍のロケット弾で少年1人が死亡し7人が負傷したとの情報もある。

 国連当局者は、戦闘が続く中では支援物資の搬送や負傷者の救出は不可能だと述べた。ロシアのラブロフ外相は27日、今後も支援物資を東グータに届けるよう努める意向を表明したが、国連関係者らからは実現を疑問視する声も出ている。

 プーチン氏は27日から毎日、現地時間午前9時から午後2時までの5時間、戦闘を停止するよう命じた。東グータには約40万人が居住。国際テロ組織アルカーイダ系のヌスラ戦線(シリア征服戦線に改称)の関連組織など、イスラム過激派を含む反体制派が政権軍と戦闘を繰り広げてきた。シリア人権監視団(英国)は先週には500人前後が死亡したとしている。

 シリア北部では1月以降、トルコ軍が越境して少数民族クルド人の民兵組織と交戦。2月中旬にはイスラエル軍が、アサド政権を支援するイランの軍事拠点だとするダマスカス周辺の施設などを空爆した。各地で戦闘が続く中、政権側はダマスカスの防衛に不可欠だとみて近接する東グータへの攻勢を強め、25日には化学兵器の塩素ガスが使用された疑いも指摘された。

 国連安全保障理事会は24日、シリア全土で30日間の停戦を求める決議を採択した。しかし、戦闘はやまず、グテレス国連事務総長は26日、停戦の即時実現を訴えていた。

 最終更新:2/28(水) 8:07 「産経新聞」より
シリアの首都・ダマスカス近郊の東グータ地区で27日にドンパチが起こりバッシャール・アサド大統領率いる政府軍が起こした説と、反政府勢力が起こしたという説もあり、このドンパチで少年1人が死亡、7人が負傷するという事態となったが、どっちがドンパチを引き起こしたのか? 謎だ・・・。

このドンパチの前にアサド政権を支援するロシアが限定的な停戦を呼びかけたんだから、ロシアの呼びかけも結局ムダだったといいますか、ロシアの主張は信憑性がないってことを裏付けるものです。

今年に入ってトルコ・イスラエル・クルド勢力が干渉するようになり、また複雑怪奇となったシリア情勢、戦闘行為の完全停止ではなく限定的な停戦の呼びかけって、正直中途半端感が否めません。
国連がいくら停戦を呼びかけても、アサド政権も反政府勢力も一向にその呼びかけに応じず血で血を洗うヤクザの抗争よりヒドい暴力の応酬を繰り返してんだから、安保理が無力なのか聞く耳を持たないアサド政権と反政府勢力に問題があるのか・・・。

ここまでヒドい状況のシリア、この状況にICC(国際刑事裁判所)はアサド大統領に対して逮捕状を取らないのも疑問です。そんなにロシアに配慮してんのかとも言いたくなるが。

theme : シリア情勢
genre : 政治・経済

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