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メルケル首相「大連立」を前に党内配慮?

党内で影響力が低下したもんだから、まず党内融和を図ることが先決でしょう。

引用

独首相批判派も入閣へ 新幹事長選出 メルケル氏、党内融和図る

【ベルリン=宮下日出男】ドイツのメルケル首相は25日、下院第2党の中道左派、社会民主党との新たな大連立政権が発足した場合、自身が率いる保守系、キリスト教民主同盟(CDU)から入閣する6人を発表した。メルケル氏に批判的な保守派の若手、イェンス・シュパーン財務次官(37)を保健相に起用、党内融和を図る姿勢を示した。

 このほかの人選では、フォンデアライエン国防相が留任し、アルトマイヤー官房長官が経済・エネルギー相に就く。シュパーン氏を含む新入閣の4人の年齢は40代以下となる。メルケル氏は25日の記者会見で「このチームで将来の課題に取り組む」と述べた。

 CDU内では保守派を中心に党や政権の刷新・若返りを求める声が強まっていた。メルケル氏としては、保守派のホープとされるシュパーン氏の起用などを通じて党内の「反メルケル」派に配慮を示した格好だ。

 CDUは26日、党大会を開催し、連立協定を承認。党ナンバー2となる新幹事長にアンネグレート・クランプカレンバウアー氏を正式に選出した。同氏はメルケル氏が現時点で後継候補として意中に置く人物と独メディアは伝えている。

 一方、政権樹立へ最後の関門となる社民党の党員投票は3月4日に結果を公表する予定。否決の場合、連立合意は白紙となり、少数政権や再選挙となる可能性が高まる。最近は同党が下院第3党の右派「ドイツのための選択肢」(AfD)に支持率で抜かれる世論調査結果もあり、社民党には再選挙への危機感も強い。

 最終更新:2/27(火) 7:55 「産経新聞」より
SPD(社会民主党)との大連立構想を考えているドイツアンゲラ・メルケル首相、自身が所属する与党・CDU(キリスト教民主同盟)の理解も得たいとろこだが、そのメルケル首相はSPDと大連立が実現した場合CDU内から6人閣僚として起用すると公言し、中にはメルケル首相に批判的な若手議員もいたけど、あえて自分に反対の立場を取る者を起用することで党内融和を図ろうとしたんでしょうか? 自分と考えが近い人間ばかりで固めては党内がバラバラになるだけですからね。

保守派を中心にCDU内部では若返りや党・政権の刷新を訴える声が多かったが、若返りという点ではメルケル首相は容認したんでしょう。党や政権の刷新・若返りって今のCDUはマンネリ感というか閉塞感すら出てこのままでは政権運営どころか党内の雰囲気が悪化するって懸念が出て、メルケル首相に陳情したんでしょうね。
党や政権の刷新、若返り、長期政権への反発から変革が必要だってことに見えますが、日本の自民党にその考えはあるんでしょうか? いやさ国政政党全体に当てはまる話で。

残るはSPD、党内をどうまとめるかにあるが、党員投票の結果次第でメルケル首相の大連立構想が頓挫するどころか再選挙になりかねないだけに、党内融和が必要なのはSPDもだってことは確かです。
党内への配慮、SPDの動向、それらを気にしがちなメルケル首相ではあるが、これ以上の混乱は避けたいところです。

theme : 国際政治
genre : 政治・経済

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