TPPに続いてパリ協定復帰って言うけど
当初パリ協定を露骨に批判しながら、そんな姿勢は「虫が良過ぎる」の一言しかないですね。
TPPにせよパリ協定にせよ、アメリカの利益が脅かされると思いこんで「こんな協定には参加しない!」って勝手な理屈を打ち出したトランプ大統領、アメリカに有利な条件が整えば再交渉に応じるという理屈、正直自分たちに都合のいいルールを入れろなんていちゃもんをつけてるとしか思えないが、アメリカさえ良ければいいなんて理屈は利己的で閉鎖的もいいところです。
石油や石炭ビジネスでまた儲けようと考えてるアメリカ、パリ協定はアメリカの経済に悪影響を及ぼすという理屈で離脱をちらつかせといて今度はアメリカに都合がいい条件でなければいけないって、要らぬお節介でしかありません。
ここに来てパリ協定復帰って、正直このままではアメリカは世界の嫌われ者に成り下がる懸念が閣僚や政府内で出たせいか、トランプ大統領に対して「パリ協定やTPPに留まるべきだ」って苦言でも呈したんだろうか? かつてのジョージ・ウォーカー・ブッシュより温暖化対策より目先の金儲けしか考えてないトランプ大統領、そのイメージ払拭の為にパリ協定復帰をちらつかせるのってかえって内外で不信感を煽りそうです。
地球温暖化対策の国際的な枠組み・パリ協定について「米国にとって不公平な、ひどい取り決めだ」と一方的に批判して離脱を表明したアメリカのドナルド・トランプ大統領、そのトランプ大統領は「アメリカに有利な条件が整ったら復帰する」とイギリスのメディアのインタビューにて注文をつけたけど、TPP(環太平洋経済連携協定)にも離脱する方針を掲げながら復帰をちらつかせるトランプ大統領、正直ブレてるとしか思えない。引用
「有利な条件なら」トランプ氏、パリ協定復帰も
【ロンドン=角谷志保美】トランプ米大統領は、英民放ITVが28日夜に放送したインタビューで、昨年6月に離脱を表明した地球温暖化対策の国際的枠組み「パリ協定」について、米国に有利な条件が整えば、復帰を検討するとの考えを改めて示した。
トランプ氏はパリ協定を、「米国にとって不公平な、ひどい取り決めだ」と批判した上で、「復帰はしたいが、米国にとって良い条件でなければならない」と話した。今月開いた記者会見でも復帰の可能性に言及していたが、現行の協定は「石炭や石油などに恵まれる米国のビジネスチャンスを奪う」などとして、再交渉が必要との立場を強調していた。トランプ氏は離脱した環太平洋経済連携協定(TPP)に関しても、米テレビのインタビューで再交渉を前提に復帰を検討する方針を表明しており、自らの成果と強調してきた公約について、転換の可能性を相次いで示唆している。
2018年01月29日 11時33分 読売新聞
TPPにせよパリ協定にせよ、アメリカの利益が脅かされると思いこんで「こんな協定には参加しない!」って勝手な理屈を打ち出したトランプ大統領、アメリカに有利な条件が整えば再交渉に応じるという理屈、正直自分たちに都合のいいルールを入れろなんていちゃもんをつけてるとしか思えないが、アメリカさえ良ければいいなんて理屈は利己的で閉鎖的もいいところです。
石油や石炭ビジネスでまた儲けようと考えてるアメリカ、パリ協定はアメリカの経済に悪影響を及ぼすという理屈で離脱をちらつかせといて今度はアメリカに都合がいい条件でなければいけないって、要らぬお節介でしかありません。
ここに来てパリ協定復帰って、正直このままではアメリカは世界の嫌われ者に成り下がる懸念が閣僚や政府内で出たせいか、トランプ大統領に対して「パリ協定やTPPに留まるべきだ」って苦言でも呈したんだろうか? かつてのジョージ・ウォーカー・ブッシュより温暖化対策より目先の金儲けしか考えてないトランプ大統領、そのイメージ払拭の為にパリ協定復帰をちらつかせるのってかえって内外で不信感を煽りそうです。
theme : ここがヘンだよアメリカ
genre : 政治・経済