カタルーニャ、内外からの反発で独立を断念?

州政府は前向きでも、中央政府がそれを良しとしない上によそからも支持されてないようじゃねェ・・・!?

引用

カタルーニャ、独立宣言を凍結 中央政府は対話応ぜず

【パリ=三井美奈】スペイン東部カタルーニャ自治州のプチデモン州首相は10日、1日の住民投票で独立支持が多数を占めたのを受けて州議会で演説し、「カタルーニャは共和制の独立国家となる権利を得た」と表明した。そのうえで「独立宣言」の効力を「数週間」差し止めるよう要求。中央政府に再び対話を求めたが、ラホイ首相は応じず、同州をめぐる混乱は長期化が不可避となった。

 プチデモン氏は、住民投票で独立が承認されれば「48時間以内に独立宣言を行う」と表明していた。独立強行による混乱に懸念が広がる中で事実上、棚上げにした。

 しかし、ラホイ首相は11日、プチデモン氏の演説を受けて閣議を招集。その後、テレビ演説で「州政府に対し、公式に独立宣言したのか否かを確認したい。その回答によって、数日以内に将来が決まるだろう」と述べ、同州から自治権を剥奪する強硬措置も辞さない構えを示した。スペイン憲法は、自治州が違憲行為に出た場合、中央政府が「あらゆる必要な措置をとれる」と明記し、直轄統治を認めている。

 プチデモン氏は10日の演説で「住民投票で有権者は独立を支持した」と発言。中央政府に対話を求める一方、「住民の声を尊重した話し合い」が必要だとして、住民投票の結果を認めるよう求めた。同氏はまた「欧州連合(EU)に関与を求める。EUの基本理念を守ってほしい」と述べ、改めてEUに仲介を要求した。

 だが、EU欧州委員会のドムブロフスキス副委員長は11日の記者会見で「スペイン憲法に基づく秩序の尊重を求める」と述べ、中央政府への支持を表明。同州独立は認めない方針を改めて示した。EUにはカタルーニャ問題に介入すれば英スコットランド、ベルギーのフランドル地域などEU内のほかの分離主義勢力を刺激しかねないという事情もある。

 カタルーニャ州はスペイン国内総生産の約2割を占める有力州。州都バルセロナは建築家、ガウディのサグラダ・ファミリア(聖家族教会)で知られ、欧州屈指の観光地でもある。

 最終更新:10/12(木) 7:55 「産経新聞」より
住民投票でスペインからの分離独立賛成が上回ったにも関わらず、スペイン中央政府やEU(ヨーロッパ連合)から批判を浴び、独立ムードが一転したカタルーニャ自治州中央政府と話し合いをしたいと言いながらもマリアーノ・ラホイ首相はこれを拒否するだけでなく「自治権を剥奪する!」という強行措置をちらつかせたことも影響してか、カルレス・プチデモン州首相は独立宣言を凍結したけど、事実上独立を断念するという苦渋の決断をしたといえます。

これはカタルーニャの民意だと主張しながら、そんなもんは認めないと主張する中央政府、中央政府が対話に応じないならEUに仲介してもらおうと州政府はEUに近づいたけど、EUからは「スペイン憲法に基づく秩序の尊重を求める」と中央政府の主張を選んだことで、分離独立は内外から支持されていないことを痛感したことも影響してます。
EUにすればカタルーニャ問題に介入すれば、他のEU内における分離独立を掲げる勢力を刺激するリスクがあるせいか、あまり干渉しなくないってことだが、スペイン国内の問題だからスペインで解決しろという立場なんでしょう。

それもあってか、バルセロナに拠点を置いていた外資系企業が撤退するという事態にもなってますが、プチデモン州首相の一方的な分離独立するぞの姿勢が招いたと思うし、地域内に分離独立を望まない声もあることで板挟みになってしまった感がします。

中央政府にすれば、経済危機が収束していると言い難い状況でカタルーニャ分離独立という問題が降りかかったせいか、これ以上頭痛の種を増やさないでくれ!! ってことだろうな。

theme : ナショナリズム
genre : 政治・経済

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