松本人志の「ご乱心」

90年代に爆発的な人気を博し、ダウンタウン人気を不動のものにした伝説のバラエティ番組「ダウンタウンのごっつええ感じ」、ダウンタウンらが繰り広げるコントや笑いは当時を知る世代にとって記憶に残っているけど、そのラストはあまりにも呆気ないものでした。
なぜかと言うと、ある騒動が原因で打ち切りに近い形での最終回になったことにあるけど、その当事者は他でもなく松本人志だったのです。

今から1997年の9月28日、本来であればこの日は「ダウンタウンのごっつええ感じ」の特番が放送される予定でしたが、フジテレビはこの年セ・リーグ首位を独走していたヤクルトスワローズのマジック・ナンバーが前日に1となったことで、急遽予定を変更してプロ野球中継に差し替えたのだった(フジ・産経グループであるヤクルトだし)。
この知らせを受けた松本は「話が違うやん!!」とプロデューサーに対して激怒、フジテレビ側から事前に連絡がなかったことを不服として「フジテレビの番組収録には金輪際出ない!!」と当時フジテレビで放送されていた冠番組の「HEY!HEY!HEY!」「一人ごっつ」の収録ボイコットを示唆するなどの強硬な態度に出たことで、松本は一時フジテレビとの関係悪化をもたらしたのでした。

修復の条件として「ごっつ」の打ち切りを決め、この日予定されていた特番は10月19日に放送、11月2日放送分を持って「ごっつ」は終了、人気番組だったのにこんな呆気ない結末は誰もが予想しなかったといえます。他にはかねてから「ごっつ」の番組内容がPTAなど良識派から名指しで批判され、改善勧告を度々要求されていることもある。
突然の終了については「松本の身勝手で番組が終わった」と松本の言動が原因だとして批判する声もあり、またフジテレビにおいてダウンタウンの番組が無くなるんじゃないかとの懸念もあったが「HEY!HEY!HEY!」は何事もなく放送された。騒動後松本は「フジテレビに恨みはない」と釈明し、騒動は終わったのだった。

ただ松本の言動に怒っていたのがテレビ関係者よりも野球関係者だった。
評論家諸氏から名指しで叩かれ、芸能界屈指の野球ファンである萩本欽一氏からは「野球中継に差し替えられるのは普通」とコメント(萩本についてはかつて「欽ドン!」にて、ある日の放送がリーグ優勝決定試合に差し替えられたが、普通に快諾した)野球関係者にすればリーグ優勝が決まる試合はテレビ中継するのが当然と言う常識が強いんでしょう(とは言うもののセ・リーグばっかじゃねェか)。

その後松本というかダウンタウンはフジテレビの番組に普通に出演してますが、あの騒動を水に流したと思いきや、フジテレビの過去のバラエティ番組を取り上げる特番で「ごっつ」関係の映像はあまり取り上げられないように「ごっつ」に対するわだかまりはまだ消えていない。

一歩間違えたらテレビから干されるレベルの言動をしでかした松本、いくら自分の仕事に誇りを持っているからといえそれが間違った方向に行けばこのようなことになるってことを、後年になって松本はあの騒動をどう思っているのだろうか。

theme : 松本人志
genre : お笑い

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