逆風でもメルケルは強かった

ドイツの国民もフランス同様「まとも」な選択をしたと言えます。

引用

独総選挙 メルケル氏が勝利宣言、4期目の連立協議へ

【ベルリン=宮下日出男】ドイツ連邦議会(下院)選挙は24日開票が行われ、独公共テレビZDFによると、アンゲラ・メルケル首相(63)が率いる保守系与党、キリスト教民主・社会同盟は予想得票率32・9%で、第1党を維持する。4期目続投が確実なメルケル氏にとって連立協議が課題となる。

 メルケル氏は24日夜、ベルリンで「最大勢力という戦略的目標を達成し、政権樹立の付託を受けた」と勝利宣言し、他党との連立協議に入る考えを示した。メルケル政権が4期を満了すれば、16年を超えたコール長期政権の在任記録に迫ることになる。

 メルケル氏は難民・移民大量流入やテロで支持率が一時急落。同盟の得票率も前回から大幅に低下する見通しだが、英国の欧州連合(EU)離脱やトランプ米政権発足などで国際情勢に不透明感が漂う中、メルケル氏の安定感を有権者が支持した形だ。

 一方、「反難民」を掲げる大衆迎合主義(ポピュリズム)的な新興右派「ドイツのための選択肢」(AfD)も13%を得票し、初の連邦議会進出で第3党に躍進。メルケル氏に対する有権者の不満も示された。

 ZDFによると、現連立相手の中道左派、社会民主党は20・8%、中道の自由民主党は10・4%、旧東独の共産党の後身の左派党と環境政党の90年連合・緑の党はともに9%。

 政権の枠組みとしては社民党との大連立継続か、自民党と緑の党の3党連立が選択肢。だが、社民党は戦後最低の党勢伸び悩みで、シュルツ党首は「党を立て直す」として大連立継続を拒否する考えを示した。

 自民党と緑の党は連立交渉に応じる姿勢を示すが、両党は難民・移民政策や環境・経済政策の違いから、互いの協力に拒否感を示してきた。このため連立協議は長びくおそれもある。

 最終更新:9/25(月) 8:51 「産経新聞」より
24日に連邦議会選挙が実施されたドイツ、4期目を目指すアンゲラ・メルケル首相率いる与党・CDU(キリスト教民主・社会連盟)が政権与党の座を維持できるのかに注目が集まったわけだが、その理由として中東やアフリカからの難民・移民の大量流入及びテロにより寛容な政策を取るメルケル政権に対する批判と疑問が高まっており、反移民を掲げる右派・AFD(ドイツのための選択肢)が急激に支持を広げていることで、かなり逆風で迎えたわけだが、結果はCDUが得票率32.9パーセントを集めて第一党になったようです。

ただAFDも13パーセントを獲得して初の連邦議会に進出したこともあり、メルケル首相への不満も表れてますが、それでもメルケル首相に対する信頼は揺るがなかったと思うし、イギリスがEU離脱を仄めかしたり、アメリカでトランプ政権が誕生するなどポピュリズムと言うか自国ファースト風潮が高まっている中、ドイツもフランスと同じく安定路線を選択したと思います。
4期目を迎えることとなるメルケル政権、今年死んだヘルムート・コール氏と並ぶ長期政権に並ぶことが予想されるけど、どこと連立を組んで4期目をスタートするんでしょうか?

ギリシャ危機に端を発するユーロ危機、難民及び移民流入と言う難しい課題がつきまとうドイツ、経済もEU内ではほぼ「一人勝ち」状態なこともあるけど一寸先は闇って言葉もあるように、今のドイツも予断を許さない状況にあることは確かです。

theme : 国際政治
genre : 政治・経済

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