偽善者に成り下がったスー・チー女史

ビルマ(ミャンマー)の少数民族・ロヒンギャに対する抑圧問題で、それに伴い難民が隣国・バングラディシュに大量流入する事態になってるけど、これについて現在ビルマの政治顧問を務めるあのアウンサン・スー・チー女史はほとんど黙認の立場を取ってることで国際社会から非難の声を浴びているビルマ、ビルマ民主化の象徴であったスー・チー女史がなぜロヒンギャ抑圧を容認するのか? これには偽善であり矛盾を感じます。

ロヒンギャ問題で何もしないも同然のスー・チー女史に対して国際社会から「ノーベル平和賞を取り消せ!」「スー・チー女史は今や権力の塊だ!」って批判を喰らってますが、かつて軍事政権によって不当に拘束され続け、それでも民主化運動を諦めずに活動して解放されて、やっと政治の場来たにも関わらず、ロヒンギャに対して今ビルマ政府がしていることはかつての軍事政権を彷彿させる抑圧ぶりもいいところだよ!! 今のビルマ政府及びスー・チー女史は軍事政権による圧政の教訓からそんなことはしないって思わないのでしょうか? 不思議でしょうがない。
ロヒンギャ問題は当然国連の耳に入らないわけがなく、強い懸念を持たれてるけど、ビルマ政府は「内政干渉だ!」って突っぱねるのか? それじゃ軍事政権を同じだよ!!
スー・チー女史のノーベル平和賞を取り消せ? だったら金大中もだな。

軍事政権からやっと民主的な政府となったビルマだが、民主化とは名ばかりな状況ではアラブの春後のエジプトと変わらないです。アパルトヘイトが撤廃されて全人種平等になった南アフリカとは真逆です。かのネルソン・マンデラは全人種の融和を訴えたことで南アフリカは大きく変わったって言うのに、スー・チー女史にはそれが出来ないんでしょうか? だったら呆れるね。
かつて不条理な抑圧で虐げられてきた者が、解放されて権力についたり自らの土地を得た途端抑圧した側と同じ姿勢に走る、だとしたらスー・チー女史やビルマ政府のロヒンギャに対する行為はユダヤと転で変わらないんじゃねェのか・・・!? 少数民族の権利を侵害してまで自らの理想や主張を唱えるのは民族主義者的な価値観であり、排外主義的でもあります。ビルマはまた国際社会から孤立していいの?

黙認の態度を取るスー・チー女史は正直国際社会を大きく裏切るもので、かつての圧政に立ち向かう象徴から一転して偽善者に成り下がってる感がしてならないです。非常に残念を通り越してる。

theme : 国際問題
genre : 政治・経済

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