背景にはやはり資源の利権!?ですかねェ・・・。
アフリカ中央部に位置するコンゴ民主共和国でなんかまた紛争になりかねない状況が出てしまったようですねェ・・・。
コンゴ民主共和国とはアフリカの中央部に位置する国で、アフリカ大陸中央部のコンゴ川流域に広がり、アフリカで3番目に広い国土を持つ国で、かつてはザイールと呼ばれていたことで有名と言ったほうが解りやすいですね。ちなみに西隣はコンゴ共和国と言う国ですので、アフリカにはコンゴと言う国は二つあります。
1960年にベルギーから独立してから、この国は常に紛争が絶えませんでした。1965年に当時のモブツ・セコが大統領に就任しザイールと言う国に改称してからも、政治的な混乱は絶えず、1997年に当時バニィヤムレンゲ等の武装組織「コンゴ・ザイール解放民主勢力連合」(以下AFDL)のリーダーだったローラン・カビラが首都キンシャサを制圧しモブツ政権を打倒し、大統領に就任し国名をコンゴ民主共和国に改称するも、逆にカビラはダイヤモンドやコバルトなど豊富な地下資源を巡り反政府勢力との対立が収まらず、2001年にカビラは射殺され、その息子のジョセフ・カビラが後継大統領に就任し、周辺諸国の協力で反政府勢力との和平にたどり着くも、国内全部を把握できず未だに一部で反政府武装ゲリラが暗躍。とホントこの国ほど武力衝突が絶えない国もないですね。イラクやアフガニスタン、コロンビアといいところだ。
今回の東部における武力衝突の背景には、ダイヤモンドやコバルト、金などの地下資源がらみから反政府勢力と政府軍で武力衝突になり、現地の住民が多数難民となっている事態を受け、EUが動いたけど、アフリカの紛争は外国人には複雑かもしれませんよ。
こんなに豊富な資源に恵まれている国なのに、どうして貧しい国なんだろう!?と疑問を持つ人もいるが、部族間のいざこざと政府の腐敗がこの現状を招いているんだとつくづく思いますよ。また東部では略奪や住民への暴行が頻発し、このままでは第2のソマリアやイラクになりかねないですよ・・・。隣国がまた巻き添えを食らえば、この武力衝突はアフリカの「暗部」を改めて浮き彫りになることになりますよ。
ホント、なぜアフリカは21世紀になっても未だに紛争が絶えないんだろうか・・・!?
これを見て「コンゴ民主共和国って何!?」と言う方に説明しますと、引用
コンゴ戦闘激化 20万人避難、EU仲介
【ロンドン支局】アフリカ中部のコンゴ民主共和国(旧ザイール)東部で、反政府勢力と政府軍との戦闘が激化し、すでに20万人以上の避難民が出るなど緊張が高まっている。この地域は、ダイヤモンド、金、希少金属など豊富な地下資源に恵まれ、開発利権をめぐる要衝でもあり、欧州連合(EU)は、周辺諸国を巻き込んだ国際紛争の勃発(ぼっぱつ)を恐れ、仲介に乗り出した。
反政府勢力「人民防衛国民会議(CNDP)」はツチ族出身の元軍人、ヌクンダ将軍が率いており、今年1月に政府との停戦に合意。しかし、「ツチ族の保護」を名目に、同8月、戦闘を再開させた。
コンゴ東部では、隣国ルワンダで1994年に起きた虐殺に関与し逃げ込んできたフツ族が民兵化。ツチ族との間で軋轢(あつれき)が生じており、ヌクンダ将軍は「コンゴ政府軍はルワンダのフツ族と共謀している」と非難。CNDPは中核都市ゴマの北方10キロの地点まで迫っている。
フランス通信(AFP)によると、政府軍はすでにゴマから撤退、周辺地域で略奪行為や住民への暴行を行っているという。ゴマには国連部隊約800人が駐留しており、反政府勢力との衝突も懸念されている。
仲介に乗り出したEUは10月31日、コンゴとルワンダの両大統領がケニアで開かれる停戦交渉のための緊急会議に出席すると発表。EU議長国フランスのクシュネル外相と英国のミリバンド外相も1日、コンゴを訪問、EUが人道支援を行う方針を表明した。
「11月2日8時4分配信 産経新聞」より
コンゴ民主共和国とはアフリカの中央部に位置する国で、アフリカ大陸中央部のコンゴ川流域に広がり、アフリカで3番目に広い国土を持つ国で、かつてはザイールと呼ばれていたことで有名と言ったほうが解りやすいですね。ちなみに西隣はコンゴ共和国と言う国ですので、アフリカにはコンゴと言う国は二つあります。
1960年にベルギーから独立してから、この国は常に紛争が絶えませんでした。1965年に当時のモブツ・セコが大統領に就任しザイールと言う国に改称してからも、政治的な混乱は絶えず、1997年に当時バニィヤムレンゲ等の武装組織「コンゴ・ザイール解放民主勢力連合」(以下AFDL)のリーダーだったローラン・カビラが首都キンシャサを制圧しモブツ政権を打倒し、大統領に就任し国名をコンゴ民主共和国に改称するも、逆にカビラはダイヤモンドやコバルトなど豊富な地下資源を巡り反政府勢力との対立が収まらず、2001年にカビラは射殺され、その息子のジョセフ・カビラが後継大統領に就任し、周辺諸国の協力で反政府勢力との和平にたどり着くも、国内全部を把握できず未だに一部で反政府武装ゲリラが暗躍。とホントこの国ほど武力衝突が絶えない国もないですね。イラクやアフガニスタン、コロンビアといいところだ。
今回の東部における武力衝突の背景には、ダイヤモンドやコバルト、金などの地下資源がらみから反政府勢力と政府軍で武力衝突になり、現地の住民が多数難民となっている事態を受け、EUが動いたけど、アフリカの紛争は外国人には複雑かもしれませんよ。
こんなに豊富な資源に恵まれている国なのに、どうして貧しい国なんだろう!?と疑問を持つ人もいるが、部族間のいざこざと政府の腐敗がこの現状を招いているんだとつくづく思いますよ。また東部では略奪や住民への暴行が頻発し、このままでは第2のソマリアやイラクになりかねないですよ・・・。隣国がまた巻き添えを食らえば、この武力衝突はアフリカの「暗部」を改めて浮き彫りになることになりますよ。
ホント、なぜアフリカは21世紀になっても未だに紛争が絶えないんだろうか・・・!?