松山ホステス殺害事件とは

この事件は今もなお人々の記憶に残るものの一つとして有名なだが、なぜそこまで有名かというと事件を起こして逃亡し、当時あった強盗殺人罪の公的時効15年の寸前で逮捕されるという結末を迎えたのだから、その間の逃亡生活がクローズアップされたことにより人々の記憶に残ってます。この事件はまた「世界仰天ニュース」や2時間ドラマでも取り上げられたくらいですからね。
そんなわけで今から20年前の今日1997年7月29日は、1982年の松山ホステス殺害事件で全国指名手配された福田和子容疑者が逮捕された日です。

1982年8月19日、愛媛県松山市のとあるマンションでホステスが何者かによって殺害されたことで発生したこの事件、容疑者は被害者のホステスの元同僚だった福田和子、事件後福田は夫とともに家財道具を持ちだして逃走、遺体を松山市内の山中に遺棄したのだった。
その後福田に夫は自首を勧めるも拒否、夫はその後死体遺棄で逮捕されたが、愛媛県警松山東署は家財道具を持ち出す際多くの証言があったことから強盗殺人事件として捜査を始めた。それと同時に福田は松山市内から姿を消した。それは長い逃亡生活の始まりでもあった・・・。

松山を離れた直後に向かったのは石川県金沢市、それと同じくして偽名を用いた上に整形手術に及んだ。今なら誰も自分の顔は知られていないからそのうちに顔を変えれば警察の目をごまかせるとでも思ったのだろうか。その後同市内のスナックで働く一方で同市内の和菓子屋の店主と交際して内縁関係となり、和菓子屋の手伝いをすすんでかって出たこともあり周囲から親しまれたのだった。
しかし程なくして指名手配書が全国に貼られ、そこから福田に対する周囲の視線が変わるようになり、警察に通報し、知人の通夜の手伝い中に警察が駆けつけるも福田はそれを察知したのか自転車で逃亡、金沢から姿を消した。自転車で逃亡ってあり得ないが、自分はこの時点で全国指名手配されていることに気づいてなかったんだろうな。

金沢を離れ名古屋市に移り、別の名前を使いまた整形手術をした後同市内のラブホに勤務するもそこの同僚から福田和子であることが知られ自首を勧められるがこれを蹴って逃亡、名古屋から今度は福井市に潜伏しこれまた別の名前を使い整形手術してホステスとして働くもその後大阪市内に移り住んで警察の目を逃れたのだった。
一方松山東署は情報が集まらない上に公的時効が迫っていることに苛立ちを見せたのか、手配写真入りのテレカを市民に配布したり、当時としては異例の懸賞金100万円、肉声を公開。とかつてない規模の操作方法を取って全国に福田の包囲網をしいたのだった。当然マスコミも報道を過熱させた。公的時効寸前ということもありマスコミが取り上げないわけなどなかったといえます。マスコミによる一連の報道が全国の目に止まるのは時間の問題だった。

そうとは知らずに福井市内のビジネスホテルに潜伏し、同市内のある居酒屋に頻繁に出入りしたものの、そこの常連客から福田和子だということがバレ、店に立ち寄った際に指紋がついた店側と常連客がビール瓶やマラカスを残したことから警察に連絡し、その後店の前で貼りこみをしていた警察によって福田はついに逮捕、1997年7月29日のことだった。
事件発生から15年が経過する寸前で逮捕、移送の際は新幹線を使うなど大掛かりなのものとなったが、時効寸前での逮捕もあって大々的に報じられた。

その後松山市に身柄を移され、殺人罪で1997年8月18日に起訴、公的時効寸前となる11時間前の起訴だった。
2003年11月に無期懲役判決を受けた福田だが、その2年後に収監先の和歌山刑務所でくも膜下出血により獄中でその生涯を閉じたのだった。

殺人事件を起こし、警察など捜査機関の追及から逃れる為に名前と顔を変えて逃亡し続けたことから「7つの顔を持つ女」と報じられた福田、それを追う警察の執念も相当だったが、いくら名前と顔を変えて正体を隠したところで周囲の目はごまかせない。当然マスコミも事件解決の為なら過剰ともいうべき報道に及んで全国に発信したが、当然全国の視聴者の目に届くんだから無駄な抵抗でしかないのだ。警察とマスコミが事件解決目的で共同で包囲網を敷いたといえばいいかも知れない。それと同じ事件が福田の逮捕からその10年後に千葉県船橋市で起こるけど。
それと当時あった公的時効も2010年をもって廃止されたが、この事件が教訓になったのだろうか。

theme : あまりに酷い事件
genre : ニュース

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