有耶無耶なままの「総理のご意向」

森友問題以上にややこしくなった感がします。
どっちがホントなんだと言いたくなるし、正直言って国民無視の下らない論争以外の何物でもないです。

引用

加計問題「総理のご意向」内閣府・文科省が水掛け論 「強い口調」文書反映か

 学校法人加計(かけ)学園(岡山市)の獣医学部新設計画をめぐり、「総理のご意向」などと記した文書に関する内閣府の調査結果が16日に公表されたが、前日に文部科学省が明らかにした再調査結果との矛盾が目立った。問題の突破口となり得る核心発言に対する双方の認識は「水掛け論」の様相で、平行線をたどったままだ。

 安倍晋三首相の知人が理事長を務める加計学園の獣医学部新設の早期開設に向け、首相の意向はあったのか-。内閣府は今回の調査結果で、文科省が確認した「内閣府の回答」文書などに記された「官邸の最高レベルが言っている」「総理のご意向」の文言について、「発言した者はいない」と完全に否定した。

 ただ、内閣府の調査結果には歯切れの悪さも残る。公式の会合などで繰り返される首相の制度改革全般に対する強い意向を踏まえ「関係省庁との議論を行う際に言及することはあった」と説明したからだ。そうした意味では、「総理のご意向」と似た発言が内閣府と文科省の間で飛び交った可能性はくすぶる。

 内閣府は文書の発言に関する認識の食い違いにも言及。特区制度など各省庁の利害が激しく対立する政策で、内閣府職員がときおり使う「強い口調」が文書に反映された可能性を指摘した。

 中央省庁間の駆け引きでは珍しくないとされる恫喝(どうかつ)まがいの発言を、文科省職員が「真に受けた」という見方だ。文科省職員も「同じ趣旨の発言はあったと思うが、真意は分からない」としており、双方の認識が一致することはなさそうだ。

 今回の問題の発端となった藤原豊内閣府審議官らと文科省担当課長らの打ち合わせ概要を記した文書(昨年9月26日)。文科省が存在を確認したこの文書について、内閣府はこれまでの国会答弁と同様、ヒアリング対象者全員が「見たことがない」と回答した。

 文書に記された「官邸の最高レベル」という文言についても、内閣府職員の一人は「変わった言い方であり、実際に使われたら印象に残るはず」と指摘し、表現ぶりからも否定した。

 萩生田光一官房副長官の指示で新設条件の文言が修正されたとするメールについては、内閣府側が「(萩生田氏に)報告に行けば職場で名前が出て、ご指示があったことにもなり得る」として、庁内での曖昧な情報が異なる内容の一因となったとの見方を示した。

 最終更新:6/17(土) 8:22 「産経新聞」より
加計学園の獣医学部新設を巡る疑惑は政府・文部科学省との間で揉めに揉めてますが、この問題において重要な手がかりである「総理のご意向」と記載された文書の有無について揉めているようだけど、内閣府が「そんなものはない」と否定するのに対し文部科学省は「ある」と平行線な姿勢です。

特区制度と言う各省庁の利害がぶつかる政策を巡る問題まで浮き彫りになってるけど、内閣府が調査した結果が充分説明されていないこともまた有耶無耶になっている要因じゃなかろうか。
「官邸の最高レベルが言っている」「総理のご意向」と文科省が言ってるのに、内閣府がそれを否定する。どっちがウソを言っているのかと思うし、偽証罪レベルですよ。

内閣府職員がよく使う「強い口調」が、問題の文書に反映されたように見えますが、政府内でこの問題をよく見ていないと言うか役人のせいにして自分たちは悪くありませんなんて責任転嫁も甚だしいし、自分たちに都合の悪い情報をもみ消そうとするあざとい手口以外の何物でもないです。
内閣府と文科省の水掛け論にまで発展した加計学園の疑惑、問題の「総理のご意向」文書の問題こそ最もたる原因ではないでしょうか。そして突然の幕引きに打って出た政府与党、都合の悪いことからは平然と逃げると言う印象を与えかねないです。グルになって疑惑と言うか真相をもみ消そうとするなら正直な話が共謀罪レベルだ。

theme : このままで、いいのか日本
genre : 政治・経済

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