ホントにこれでいいの? テロ等準備罪

今夜にも成立の見通しになりそうなテロ等準備罪、いわゆる共謀罪についてだが、これについて「表現の自由」に関する国連特別報告者デビッド・ケイ氏やジョセフ・ケナタッチ氏などから名指しで「プライバシーや表現の自由が制限される」と批判されたが、これについて日本政府ときたら「内政干渉だ!」と言わんばかりに「不正確で日本の立場が尊重されていない」と「売り言葉に買い言葉」的な態度で反論したが、これについて政府及び外務省の言い分をメディアが鵜呑みにして発信したことにより日本でも国連特別報告者に対する批判が起こっているけど、なぜここまでテロ等準備罪を巡る問題が内外でややこしくなったのかと思うし、いくらテロ対策とは言えここまでするかとも思います。
テロ等準備罪成立には賛成だけど、テロ対策を理由に表現や言論・思想の自由を制限したり司法や警察の権力を強めることはハッキリ言って“やり過ぎ”感すらあります。
いくら自由と言っても、限度と言うか是々非々はあるけども。

政府と言うか安倍政権はテロ等準備罪はヤクザなどの犯罪組織や過激派などにだけ適用するって言ってるが、安倍政権は正直TOC条約に加盟するにはテロ等準備罪を成立させるって躍起にはなってるけど、自分たちの独断だけで決めつけて物事を進めているとしか言えないし、これでは自分の実績作り目的でやっているとしか見られないです。
過激派やテロリストの定義と言うか区別も曖昧で、政府の独断だけで自由裁量を与えては権力の乱用でしかないし、人権侵害につながりかねないです。ましてや政府批判と取れる言動すら許されない社会にでもなれば最悪。中国やロシア、かつての旧東ドイツやフセイン独裁時代のイラクなどのようになったらどうするのかとすら思う。ロシアでは反政府デモが警察によって鎮圧されるケースが目立っているのを見れば分かるでしょう。だったらケイ氏はロシアに対しても名指しで非難するべきだが。

それと本来権力を中立的な目で見て、行き過ぎた言動には監視の目を光らせてそれに「待った」をかけるべきマスコミも本来の目的に戻らねばいけないです。政府べったりの姿勢ではなく批判するべきところは批判して追及する。と言う意識を持たねばいけません。記者クラブなんてものがあることも問題だが。
安倍政権は自分たちの都合の悪い、耳の痛い報道や情報にも目を向けるって意識がないのかと思うし、国民一般よりも自分たちが大事かと言いたくなる。政府によるマスコミへの圧力がケイ氏からも指摘されたように、自分たちに都合のいい報道や情報しか見ないやり方は正すべきです。それでは世論からの支持が低下する上に政治不信を煽るだけです。
まして外からの抗議に対して「売り言葉に買い言葉」的な態度じゃ、国際世論を無視して核やミサイルを開発しまくる北朝鮮と全く変わらないですよ!! 反論するのはいい、ただ感情的な態度に訴えてはかえってマイナスだ。

表現・言論・思想の自由がしっかり保障されている日本、政府がホントにテロ等準備罪を成立させたいのであればテロ対策を理由にあらゆる自由を侵害してもいいなんて考えを改めるべきです。そして世論に納得のいく説明をして賛否を問うべきではないでしょうか。

theme : このままで、いいのか日本
genre : 政治・経済

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