マクロン旋風が止まらない

既存の2大政党を脅かす存在にもなったみたいです。
下手すれば「一党」支配になりかねないです。新風が吹き荒れるフランス政界の象徴になりそうですが、それに対して既存政党は・・・。

引用

仏野党、「一党支配」阻止に全力へ=大統領新党が圧勝の勢い―下院選

【パリ時事】11日実施されたフランス下院選(定数577、小選挙区制)第1回投票の結果、マクロン大統領が率いる中道新党「共和国前進」が過半数(289)を大幅に上回る400超の議席を獲得して圧勝する可能性が高まった。

 野党は18日の決選投票で「一党支配」を阻止するため全力を挙げるが、攻め手に欠ける状況だ。

 マクロン大統領は議会にほとんど基盤を持たない状態で、5月14日に就任。4~5月の大統領選当時は、マクロン氏が当選しても下院選で過半数を獲得するのは難しいという見方が大勢だった。

 ところが、マクロン大統領は就任後、既存2大政党の右派・共和党と左派・社会党から有力幹部を次々と引き抜いて閣僚に登用。両党議員らがマクロン氏支援に回る動きが加速し、共和国前進の「地滑り的勝利」が現実味を増していった。

 左派のオランド前政権の不人気を背景に、社会党が党勢を大幅に減らす一方で、共和党は共和国前進の単独過半数獲得を阻止して連立政権に加わることを目指した。しかし、第1回投票で共和党の予想獲得議席は最大でも100議席にとどまり、政権の一角を担う計画は崩壊の瀬戸際に立たされている。

 共和党の選挙戦を率いるバロワン元予算相は第1回投票の結果を受けて「権力の集中ではなく、権力のバランスが必要だ」と支持を呼び掛けた。数議席の獲得にとどまる見通しの極右政党・国民戦線(FN)のルペン氏も、第1回投票の棄権率が歴史的な高水準に上ったことから、「国を愛する有権者は決選投票に参加しよう」と訴え、巻き返しに望みをつなぐ。

 下院選は第1回投票でどの候補者も50%超の票を得られない場合は、有権者数の12.5%超の票を獲得した複数候補が18日の決選投票で争う。大多数の選挙区で共和国前進の候補者が第1回投票を首位通過する中、「反マクロン票」の有力な受け皿となる政党は見当たらず、野党による逆転は難しいのが実情だ。

 最終更新:6/12(月) 14:25 「時事ドットコム」より
さきの大統領選挙を制し、政権の座に就いたエマニュエル・マクロン大統領、そのマクロン大統領が率いる中道新党「共和国前進」が11日に実施された下院選挙の第1回投票で、400以上の議席数を獲得しそうです。
議会に支持基盤を持たない状態からスタートしながら大統領に就任、ただその後の下院選挙で過半数は取れないだろうと否定的な見方がまだあったが、就任直後右(共和党)から左(社会党)へと有能な人材を引き抜いて閣僚に起用すると、政府内でマクロン支持を増やしたことが今回の圧勝につながっているわけだが、草の根運動の賜物って言ったらそれまでだが、共和党や社会党関係なく実力者を起用する。ちょっとした「大連立」に見えます。

社会党が支持低下にあえぎ、共和党もこれまで社会党と並んでフランスの政治を引っ張ってきただけに、新興勢力の共和国前進の台頭は気が気じゃないってことでしょう。有能な者はマクロン大統領にヘッドハンティングされてることがそれを物語っているし・・・。

勢いが止まらないマクロン大統領及び共和国前進、ただそれでも新興勢力であるマクロン大統領を支持しているとは限らないだけに、既存政党の巻き返しもありそうだが、既存政党がその「受け皿」となれてないだけに、厳しい状況にあるみたいです・・・。
「既存政党(共和党・社会党)では新しいフランスを築けない!」「変革こそ今のフランスに必要だ!」って意見が増えていることがマクロン大統領及び共和国前進支持に回ってると言えばこの実力は「本物」でしょう。ただ一党支配にでもなれば議会が正常に機能しなくなると言うデメリットもあるが・・・。日本を見れば分かるでしょうけど。

theme : フランスの政治と社会
genre : 政治・経済

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