狙われる学校史

誰でも閲覧できると言うところにつけ込んだ犯行としか言い様がありません。

引用

学校史、広がる被害の謎 目的不明、模倣犯も?

 ■図書館で250冊2000ページ超

 図書館が所蔵する学校史や記念誌が切り取られる被害が、中部地方を中心に全国で相次いで発覚している。11日には群馬、山梨両県の図書館も、関東地方で初めて同様の被害を公表した。公立図書館の8割が加盟する日本図書館協会(東京)は緊急調査の実施を決定。写真掲載ページに被害が集中するなど共通点はあるものの、目的が見えないだけに、関係者らに不安が広がっている。

 一連の被害は、岐阜県図書館(岐阜市)で、毎月最終金曜日に行われている蔵書整理がきっかけで発覚した。

 4月28日に作業を行っていた職員が、ある学校の記念誌を閉じた状態で見たところ、途中のページが抜き取られているような隙間が空いているのを発見。ページをめくると数十ページが切り取られていた。これを受け所蔵する県内の小中高校の学校史、記念誌など計462冊を調査した結果、10冊から計134ページが切り取られていることが分かった。

 保管されていた郷土資料コーナーでは、1週間ほど前から本の並び順の乱れが目立っていたという。別の職員は「学校史、記念誌も後世に残すべき貴重な資料。誰が何の目的でやったのか全く見当が付かない」と戸惑った様子だった。

 岐阜県図書館での被害発覚後、同県内や近隣県の図書館も調査を実施。岐阜市立中央図書館(岐阜市)や愛知県図書館(名古屋市)などで次々と被害が見つかり、11日現在で被害が確認された学校史、記念誌は250冊以上、ページ数は2千ページ以上に達した。当初は中部地方が中心だったが、秋田、群馬、静岡、香川などでも被害が確認された。

 切り取られた部分は、集合写真や学校生活の様子など写真をメインにしたページが比較的多く、刃物で切り取ったり、手で破ったりしたような形跡があるという。各図書館では、閲覧に申請が必要な場所に学校史や記念誌を移したり、警察に被害届を出したりするといった対応を行っている。

 切り取り行為の目的について、筑波大の原田隆之教授(犯罪心理学)は「同一人物が複数カ所で切り取ったとすれば、自身の学校生活や学校教育に対するネガティブな感情に基づいた暗い攻撃性の表れではないか」と分析する一方、「被害地域に広がりがあるため、ネットなどを介してつながった複数の人物によるいたずらや模倣犯も考えられる」と話している。

 最終更新:5/12(金) 7:55 「産経新聞」より
全国、特に中部地方で相次いでいる図書館で所有している学校の歴史をまとめた本や記念誌が切り取られる被害、後世に伝えるべき学校の歴史や記念誌をなぜ狙うのか? 切り取られた箇所も集合写真や学校生活が載ったページに集中しており、おそらく犯人は学校生活や学校教育に対する不満から起こしたと勘ぐりたくなります。

「被害地域に広がりがあるため、ネットなどを介してつながった複数の人物によるいたずらや模倣犯も考えられる」と言う指摘もあるが、いたずらにしては度が過ぎているし、ネットなどを介してつながったって同一犯でないってことも考えられます。

また被害にあった学校史などは、図書館内で誰でも閲覧できる場所にあり、蔵書の点検もまた相当な時間を要する為に中身まで確認がままならない状況にあることで、その盲点を突いた犯行の可能性は大いにありますね。当該学校関係者にしか貸出を認めていないのは当たり前だが。
館内で切り取られた可能性が高いとなれば、閉館後に何者かが忍び込んで破ったり切り取ったって言うのがベタな理由だけど、閉館後職員が巡回することはあまりないことにもつけ込んだとしか言い様がない。

だったら監視カメラを設置するか警備会社に依頼して警備員を常駐すべきかなんだけど、金銭的な問題もあってなかなかそういかないのも事実だけに、難しい課題です。
一般利用者立入禁止の場所に置いて、事前に申請しなければ閲覧できないと言うルールにすることも考えたほうがいいと思う。

図書館の危機管理能力が問われてもおかしくない事態です。コレは。

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