改めて「ブレグジット」に賛否あり

EU(ヨーロッパ連合)に離脱通告をしたことで、もう引き返すことの出来ないところまで来たみたいです。

引用

EU離脱通告 「主権戻る」「孤立する」 英国民・移民ら期待と不安

【ロンドン=岡部伸】英国内ではEU離脱に関して「主権」を取り戻せると歓迎する声が上がる一方、欧州での孤立を懸念する声も出ている。東欧出身の在英EU市民の間からは、先行き不安を口にする声が聞かれた。

 「離脱」を支持するロンドン近郊の貿易会社経営者、アーネスト・マクドナルドさん(68)は、「英国が1973年に欧州共同体(EC)に加盟した際、巨大な市場への参入が目的だったが、徐々に国家としての主権が奪われ、今や選挙を経ない官僚が管理するEUの『地域』になった」と指摘。その上で、「離脱でもう一度、法を作れる主権を取り戻せる」と期待感を表明した。

 これに対し「残留」を希望する南部ソールズベリーの会社員、スティーブ・サマーズさん(51)は「離脱によって英国は欧州で孤立する。EU離脱は英国史上最悪の決断だ」と語った。

 一方、スロバキア出身で金融ITエンジニアのヨゼフさん(38)は「2006年に渡英して金融業界で働いてきたが、ポンドが弱く悪くなる一方だ。金融は欧州大陸へ拠点を移す可能性がある」と指摘。「欧州大陸出身者には居住ビザの心配がある。何とかしてほしい」とも語った。

 歴史的建造物管理の仕事に携わるポーランド人のパヴェル・ニエヴスキーさん(38)は、ポーランドがEU加盟と同時に渡英してから12年がたつ。「6年前に子供が生まれて英国籍を取得し、両親のわれわれも永住権を取得したので離脱の影響はない」と語る一方、「(私たちへの)差別も少なくなく、将来、英経済が悪化すれば、大陸に戻ることもあり得る」と不安げな表情を見せた。

 最終更新:3/30(木) 8:09 「産経新聞」より
「ブレグジット」に舵を切ったイギリス、2年間EUと離脱交渉をするわけだが、イギリスの主権を取り戻せると言う好意的な意見もある一方でヨーロッパ枠内で孤立すると言う否定的な意見もあり、ブレグジットについては賛否両論です。

昨年の住民投票で離脱が残留を上回ったことから始まったブレグジット、EUに加盟したことで国家の主権が低下して結果グローバリゼーションの拡大に伴いその弊害がクローズアップされ、ナショナリズムがイギリス国内で拡大して「もうEUにいる必要などない!」ってなったわけだが、EUの言いなりにはならないって言う主張と取れます。
ただ一方、離脱でヨーロッパにおいて孤立し、ポンド下落にも歯止めがかからなくなって経済的に悪影響が及ぶと言う懸念もあるが、経済的な理由でEU離脱を決めたわけじゃないと思う。移動の自由があってか東ヨーロッパや中東・アフリカなどからの移民が殺到し、その弊害が最近出ているせいで移民に対する不満がナショナリズムの復活につながったと思うね。

イギリス国内におけるナショナリズムの復活と言うきっかけを作ったブレグジット、イギリス国民のみならずイギリス在住の東ヨーロッパ人からは懸念の声も出てますが、離脱交渉と言う展開となったブレグジット「名誉ある孤立」と言う歴史的な考えに回帰しようと言う意志の表れに取れますが、これもナショナリズムに基づいているとも取れます。
アメリカ同様に自国第一主義路線に走った感もするが、ポピュリズムがナショナリズムへと変化したと言えますね。

theme : ナショナリズム
genre : 政治・経済

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