これがアスクル火災の全貌

消火に一週間近くも費やすくらいだったように、改めて凄まじいものでした。

引用

3時間で炎3階に…アスクル、消火活動続く

 埼玉県三芳町のオフィス用品通信販売大手「アスクル」物流倉庫の火災は、出火元とみられる1階北西角の使用済み段ボール置き場から、遅くとも3時間弱で3階まで炎が達したことが、入間東部地区消防組合などへの取材でわかった。

 同組合は26日も、消防車両3台、隊員約10人で熱画像を使いながら、倉庫2、3階で消火活動を実施。今後、完全に鎮火したことを確認した上で、埼玉県警東入間署と実況見分を行い、出火原因や倉庫の構造などを調べる。

 倉庫は、南北方向が約240メートル、東西方向が約110メートルあり、高さは約24メートルある。3階に商品搬入のトラックが乗り入れるスロープが取り付けられ、1階は注文で発送する商品を積んだトラックなどが、多数並べられる構造になっている。

 火災は16日午前9時10分頃、1階北西角の使用済み段ボール置き場付近から出火。消防隊が現場に到着したが、燃え方が激しく、直ちに応援出動がかかった。

 同11時17分頃、3階東側トラック搬入口から黒煙が上がり、同55分頃には、同じ場所から幅約100メートルにわたってオレンジ色の炎が激しく噴き出した。

 消火作業には、最大で消防車など計70台が出動。同組合は17日以降、窓や扉が少ない2階内部に放水するため、重機を使って外壁に複数の穴を開けた。

 しかし、防火シャッターや天井近くまで積み上げられた商品に遮られて、延焼部分に効果的な放水ができず、消火作業は難航した。

 火は19日未明、3階南東部の端に到達し、保管されていた化粧品のスプレー缶やカセットコンロ用ガスボンベなどに引火。激しい爆発が2回、発生した。

 消防は24時間態勢で消火作業を続け、外壁に計約20か所の穴を開けて22日午前9時半、ようやく火災を鎮圧した。延べ床面積約7万2000平方メートルのうち、少なくとも約4万5000平方メートルを焼いた。

 アスクルによると、倉庫内には、防火シャッターで仕切られた「防火区画」が、1階で14か所以上、2階で16か所以上、3階で10か所以上設けられていた。

 同組合によると、防火シャッターは、煙を感知すると自動的に下がり、1時間以上、炎に耐えられる構造という。しかし、鎮圧後の倉庫内では、壊れたり、変形したりした防火シャッターが、2、3階で複数確認された。防火シャッターだけでは、延焼を防げなかったとみられる。

 一方、一部を除いて倉庫では、建築基準法上、1500平方メートル以下の防火区画にスプリンクラーの設置義務がなく、アスクル物流倉庫では、1階東側の1区画に261個設置されているだけだった。

 2017年02月27日 09時19分 読売新聞
埼玉県三芳町にあるオフィス用品通販大手「アスクル」の倉庫で今月16日に起こった火災は、防火シャッターや天井近くまで積み上げられた商品に通路などが遮断されたり、スプレー缶やカセットボンベにも引火して激しい爆発が起こるなど消火がなかなか進まなかったこともそうだし、倉庫の内部に問題があったことも相まって鎮火に1週間近くもかかると言うものでしたが、近隣住民にとっては延焼の危険もあってか気が休まらなかったでしょう。

引火しやすいものがあったり、天井近くや防火シャッターまで商品が結構積んでいたことが大規模火災につながったことは問題だが、建物の構造もさることながら防火設備が不充分だったってことも問題です。
スプリンクラー設備も倉庫1階の1区画に設置されているだけでは消火が追いつかないし、防火シャッターだけでは延焼を防げないと言うアスクルの安全意識も問いたくなります。

防火シャッターで仕切られた防火区画がそれぞれ10ヶ所以上あったのに、何で延焼を防げなかったのかを問題視すべきだと思います。出火して3時間で3階部分にまで火の手が及んだこともこれから検証するでしょうが。

防火設備の充実はイザ知らず、火災対策や倉庫を一から建て直すことがアスクルに求められます。これだけの火災を起こし近隣住民に多大な不安を与えたことも重く見たほうがいい。使用済みダンボール置き場から出火したって言うけど、この場所は「火気厳禁」なのが常識なのでは?

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