「ラシュカレトイバ」の幹部を拘束

アメリカのドナルド・トランプ政権による対テロ根絶政策の影響はこの国でも出ています・・・。
こうでもしなきゃトランプ政権に目をつけられる懸念があることも背景にあるのでは

引用

パキスタン、イスラム過激派設立者を軟禁 米新政権の影響か

【ニューデリー=岩田智雄】パキスタン当局は1月30日夜、イスラム過激組織「ラシュカレトイバ」の設立者ハフィズ・サイード幹部ら5人を反テロ法に基づいて拘束し、自宅に軟禁した。サイード幹部は拘束前、地元メディアに「米国がパキスタンに圧力をかけた」と非難しており、イスラム過激派によるテロを根絶する考えを明確にするトランプ米新政権の発足が影響した可能性がある。

 ラシュカレトイバは、インドやパキスタンが領有権を主張するカシミール地方のパキスタンへの帰属を訴え、2001年のインド国会議事堂襲撃事件や08年のインド・ムンバイ同時テロを起こしたとされ、インドはサイード幹部の処罰を求めている。

 ラシュカレトイバは02年、米国のテロとの戦いに協力したパキスタンのムシャラフ政権に非合法化され、現在は「ジャマート・ウッダワ」(JUD)と名乗り、公然と活動している。ラシュカレトイバを外国テロ組織に指定した米国は、JUD最高指導者となったサイード幹部の逮捕につながる情報に1千万ドル(約11億5千万円)の懸賞金を出すとしている。

 地元メディアによると、カーン内相は、「この組織は国連安保理の制裁対象にもなっており、義務を果たすための措置を講じなければならない」と明らかにした。また、トランプ米大統領は最近、モディ印首相とテロとの戦いで協力することで一致しており、サイード幹部は「インドと米国は恋愛関係にある。トランプはインドの主張に従った」と語った。

 一方、パキスタン軍報道官は米政府の圧力を否定。国防省幹部はロイター通信に、トランプ氏のイスラム国家への厳しい決定を「考慮した」と述べた。パキスタンは、これまで何度もサイード幹部を拘束しているものの、証拠不十分で釈放しており、インド政府は31日、確実な処罰を求めた。

 最終更新:2/1(水) 7:55 「産経新聞」より
パキスタン国内で暗躍しているイスラム過激派組織・ラシュカレトイバに対して、パキスタン政府はその指導者であるハフィズ・サイード幹部ら5人を反テロ法で拘束し自宅軟禁したけど、イスラム過激派によるテロに容赦ない態度を取るアメリカのトランプ政権が背景にあり、パキスタン政府としてはラシュカレトイバの幹部を拘束して軟禁することでパキスタンはテロ対策に積極的ですよ。とアピールしたかったんでしょう。

インドと領有権を争うカシミール地方の帰属を掲げ、インドにおいて2001年にインド国会議事堂襲撃事件、2008年にはムンバイ同時テロを起こしたラシュカレトイバ、2002年にパキスタン政府がアメリカの掲げる対テロ戦争に協力したことで非合法化されたが、名前を変えて暗躍して現在に至ります・・・。
TTP(パキスタン・タリバン運動)とは違った過激派組織だが、共通しているのはイスラム原理主義だからなァ・・・。

ラシュカレトイバのサイード幹部、拘束前に「米国がパキスタンに圧力をかけた」とアメリカによる干渉だと批判し、アメリカのトランプ政権がインドと対テロ対策で協力する姿勢を取ったこともあってか「インドと米国は恋愛関係にある。トランプはインドの主張に従った」と皮肉ったが、インドの肩を持つことで我々を潰そうとしていると言う反論に取れますし、かねてからイスラム教に対して不当な偏見を抱いているトランプ大統領のことだから、こうも言いたくなるだろうね。
パキスタン政府はアメリカの圧力を否定したが、これまでもサイード幹部を逮捕しても証拠不十分で釈放し続けただけに、アメリカだけでなくインドからも「ラシュカレトイバを取り締まれ」って指摘されたから、圧力をかけたのはアメリカではなくインドなのでは?

軟禁状態にしたところで根絶できるなんて甘い、下手すりゃラシュカレトイバの息がかかった者がパキスタン政府を標的としたテロを起こす懸念もあり、今までラシュカレトイバをのさばらせたパキスタン政府、思わぬ形でツケが回っていると言えます。

theme : 国際問題
genre : 政治・経済

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