「移民難民受け入れ拒否」に大ブーイング
TPP脱退やオバマケア廃止など、大統領令を頻発しているアメリカのドナルド・トランプ大統領、今度の大統領令には内外で相当な批判を起こしたみたいです。
イギリスではトランプ大統領の訪英に反対する意見が増加し、SNSにて訪英反対署名が殺到したが、トランプ大統領のやり方は排外主義的であり人種差別に基づく悪質な姿勢だと言う主張でしょう。移民や難民を受け入れないなんて言う考えはとてもじゃないが容認出来ない! ってイギリス政府内では抗議したくなるのも当たり前です。
名指しされた一つイラン、アメリカ人のイラン入国を禁止すると言う報復措置も示唆してますが、やられたらやり返すと言うハムラビ法典的な姿勢です。イスラム国家全部怒らせかねない言動だし、ジョン・マケイン氏が懸念する「ISの宣伝に利用される危険性が高い」がホントになることもありますからね。
アメリカに住むアラブ人の権利を軽視するようなものだし、現にアメリカの空港で不当に拘束されたアラブ出身者も多く、トランプ大統領は正直イスラムに不当な偏見を持ってんだと言いたくなる事態です。
15の州で今回の大統領令は憲法違反だとして訴訟に出る動きも出てますが、法的拘束力がある大統領令であってもこれが憲法違反に当たれば無効になるから、いくら大統領令だろうが憲法に反する行為はけしからんと言う動きと取れますね。
移民や難民の受け入れ拒否と言う大統領令で大ブーイングを浴びたトランプ大統領、叩かれても「そんなの関係ねェ!!」って態度でしょうね。
日本も当然影響を受けそうだが、こればかりは容認出来ないと毅然とした態度をとるべきじゃないですかね。ハッキリ言って与党も外務省もアメリカに「NO」が言えない情けないところがあるからなァ・・・!!
イランやシリアなど7カ国の国籍を持つ者や、難民の受け入れを拒否する大統領令を出したトランプ大統領、アメリカ国内ではグーグルやアマゾン・ドットコムなどの多国籍企業や身内である共和党の重鎮から相当批判を浴びてますが、国外に目を向ければヨーロッパやイスラム国家から名指しで批判されているみたいです。引用
トランプ大統領 入国拒否、渦巻く非難
■アラブ連盟「懸念」/英で抗議署名130万人超
【カイロ=大内清、ベルリン=宮下日出男、ロンドン=岡部伸】トランプ米大統領が難民・移民の受け入れ停止や凍結などを命ずる大統領令を出したことに対し、イスラム圏や欧州などで反発が広がっている。
アラブ連盟(加盟21カ国と1機構、本部カイロ)のアブルゲイト事務局長は29日、イスラム圏7カ国の一般市民の入国を禁止する米大統領令について「深刻な懸念」を表明し、トランプ米政権に政策の見直しを求めた。
声明でアブルゲイト氏は、今回の措置は米社会とアラブ社会との多分野での交流や、米国に住むアラブ出身者らとその家族のつながりを阻害するものであり、「正当化できない」と指摘した。
米国への入国禁止をめぐっては、対象国の一つであるイランが28日、米国人のイラン入国を禁じる対抗措置を取ると発表。イラク国会でも対抗措置を講ずべきだとの声が高まっている。
一方、ドイツのガブリエル外相とオランダのクーンデルス外相は29日、今回の米国の措置について、二重国籍を持つ欧州連合(EU)加盟国の国民への影響を精査した上、「われわれは市民の権利を守る決意であり、EU内で必要な手段を調整する」との共同声明を出した。
共同声明はイスラム圏の国との二重国籍の保有者を念頭にしたもの。両外相は、難民保護は国際法で求められているとし、受け入れ停止は「テロとの戦いの正しい手段でない」と主張した。
ドイツのメルケル首相は30日、対象国とドイツの二重国籍保有者らへの影響を調べる意向を示した上、「彼らの法的権利を守るために全力を尽くす」と述べた。
英国でも激しい反発が起きている。30日午後4時現在、英下院のサイトに寄せられたトランプ米大統領の公式英国訪問の中止を求める請願の署名が130万人を超えた。署名が10万人を超えると議会審議の対象となるが、その基準を大幅に上回る署名が集まっている。
トランプ氏の訪英については、メイ英首相が27日、米ワシントンでトランプ氏と会談した際、エリザベス女王からの招請の意を伝え、トランプ氏は承諾。年内実現に向け日程が調整される見通しとなっている。
しかし、今回の大統領令を受け、トランプ氏の訪英反対論が英政界でも噴出している。最大野党、労働党のコービン党首は29日、「(招請は)全く間違っている。メイ氏が、公式訪英を延期し(トランプ氏を)明確な言葉で非難しなければ、英国人を失望させるだろう」と訴えた。自由民主党のファロン党首も「この恥ずべき入国禁止措置が中止されるまで、訪英を保留すべきだ」と非難した。
最終更新:1/31(火) 7:55 「産経新聞」より
イギリスではトランプ大統領の訪英に反対する意見が増加し、SNSにて訪英反対署名が殺到したが、トランプ大統領のやり方は排外主義的であり人種差別に基づく悪質な姿勢だと言う主張でしょう。移民や難民を受け入れないなんて言う考えはとてもじゃないが容認出来ない! ってイギリス政府内では抗議したくなるのも当たり前です。
名指しされた一つイラン、アメリカ人のイラン入国を禁止すると言う報復措置も示唆してますが、やられたらやり返すと言うハムラビ法典的な姿勢です。イスラム国家全部怒らせかねない言動だし、ジョン・マケイン氏が懸念する「ISの宣伝に利用される危険性が高い」がホントになることもありますからね。
アメリカに住むアラブ人の権利を軽視するようなものだし、現にアメリカの空港で不当に拘束されたアラブ出身者も多く、トランプ大統領は正直イスラムに不当な偏見を持ってんだと言いたくなる事態です。
15の州で今回の大統領令は憲法違反だとして訴訟に出る動きも出てますが、法的拘束力がある大統領令であってもこれが憲法違反に当たれば無効になるから、いくら大統領令だろうが憲法に反する行為はけしからんと言う動きと取れますね。
移民や難民の受け入れ拒否と言う大統領令で大ブーイングを浴びたトランプ大統領、叩かれても「そんなの関係ねェ!!」って態度でしょうね。
日本も当然影響を受けそうだが、こればかりは容認出来ないと毅然とした態度をとるべきじゃないですかね。ハッキリ言って与党も外務省もアメリカに「NO」が言えない情けないところがあるからなァ・・・!!
theme : ここがヘンだよアメリカ
genre : 政治・経済