「たけしの挑戦状」発売から30年

今から30年前の今日1986年12月10日は、今もゲームマニアと言うかファミコン世代にとって有名な“伝説のクソゲー”「たけしの挑戦状」(タイトー)が発売された日ですが、あれから30年を迎える今、改めて「たけしの挑戦状」について語ろうと思います。

関連記事としてこちらも見ていただければ幸いです。 → ゲーム史に名を残す“伝説のクソゲー”

ゲーム内容は普通のサラリーマンが宝探しに行って宝を探すと言う奇想天外過ぎるものだが、まずやらねばいけないことがありその道程もまた奇想天外と言いますから、いきなりプレイしたユーザーにはなんのこっちゃ分からない、ましてや普通に会話も出来ないからほとんどノーヒントに等しい。

世界観は退廃的で敵味方関係なく攻撃できて倒せると言う無差別バイオレンス的な内容だが、ハッキリ言ってその後たけしがバイオレンス映画で名を挙げるきっかけともなったのでは・・・!?

このゲームはまたツッコミどころ満載とも言っていい。

主人公がいる会社「にこにこローン」の社長室にある額縁が「愛人」、営業部の売上高グラフが下がりすぎて紙を突き抜けてたり、へそくりが平然と置いてあってそれをくすねる主人公「完全に終わってるよこの会社!!
「かもめ座」と言う映画館では「やくざ対やくざ」と言う題名が表示されてることについて=普通にヤクザの抗争だろ? 映画を見たリアクションが「つまんねえ、えいがだな」だし、ある椅子に座るとお金を落とすと言うトラップがあるんだから「どんな映画館だよ!!」
パチンコ屋の看板のパの部分がズレてたり、トラベル玉川の「べ」の部分をわざとしたに押しのけて「ブ」と言う文字を挿れたり、八百屋の看板が「八百長」だったり、明らかに笑いを誘いがちなものとなっている。
住宅地にある電柱には「世界が平和でありますように」と言う標語がありながら、その近くにヤクザがいてそのヤクザと殴り合いをする主人公には「嘘つけ!!」「どこが平和なんだよ!!」
この町の名前は「クレイジーシティ」と表記されてるが、普通におかしいよ!! ってツッコマれておかしくない。
パスワードを間違えてゲームオーバー、ゲーム再開のコマンドの一つに「おやじをなぐる」と言うコマンドを選んでゲームオーバー、ゲームを始める前にいきなりゲームオーバーってまずない。そのゲームオーバーは自身の葬式。こんなゲームはまずない。

また本作発売の前日たけしは軍団を引き連れてフライデー事件を起こしたが、本作は何の問題もなく発売されたことは異例と言っていい。今だったら発売中止になるし、発売中止になったことでメーカーから損害賠償も受けるでしょうね。

それにしてもなぜたけしはこれほどまでの理不尽ゲームを作ったんだろうか?
太田プロ(当時たけしが所属していた)近くの喫茶店で1時間近く話しただけのゲーム説・たけしが酒に酔った勢いでそのまま言った内容がゲームに反映された説があるが、たけし独自のアイデア意見が反映され過ぎた結果規格外の内容となってタイトー側も後戻りできない状況になったことから、こうなったと言うけど、今年4月にテレビ朝日系で放送された特番「ビートたけしのいかがなもの会」でよゐこの有野晋哉が本作を取り上げた際、たけし本人は酔った勢いで言った内容がゲームに反映された説について「ホント」と語っている。

理不尽な難易度と言うか内容、ツッコミどころ満載な内容、たけしらしさ満載な内容、それらが三位一体となっている「たけしの挑戦状」、良くも悪くも記録にも記憶にも残るゲームって評していいでしょう。

theme : レトロゲーム
genre : ゲーム

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