失われた遺跡都市

古代の遺跡が無残に破壊されることは、歴史が抹消されるようなものです・・・。

引用

遺跡都市、無残な姿=ISから政府軍奪還―イラク

【ニムルド(イラク)AFP=時事】イラク軍が過激派組織「イスラム国」(IS)から奪還した北部ニムルドの都市遺跡に15日、AFP通信記者が入った。

 約3000年前に栄えた古代アッシリア王国の都は、彫像が粉々になって倒され、かつて50メートルの高さを誇ったピラミッド型の塔も崩されるなど、無残な姿をさらしていた。

 ISは2014年、ニムルドを含むイラクの広範な地域を占拠。15年には宮殿を爆破したり、石の彫刻をたたき壊したりする映像を公開した。イスラム法の極端な解釈に基づき「偶像」と見なしたためで、略奪した遺物を闇市場で売って資金源にしていたとみられる。

 約500メートル離れた村で生まれた民兵組織司令官のアリ・バヤティさんが、ニムルドを前回訪れたのは2年以上前。丘の上にある遺跡を調べながら、「100%破壊されている」と声を落とした。国連教育科学文化機関(ユネスコ)は、遺跡の破壊が戦争犯罪に当たると指摘している。

 ニムルドは、イラク軍が奪還作戦を進める同国でのIS最大拠点モスルの約30キロ南方に位置。数キロ先では戦闘が続き、散発的に爆発音も聞こえる。遺跡の破壊状況を調べる専門家の現地入りは、まだ先になるとみられる。

 遺跡自体にも、ISが仕掛け爆弾などを残している可能性がある。イラク軍の爆発物処理班メンバーは、遺跡内を注意深く歩きながら「爆弾やわなが多数あると疑われる。それらを取り除いて、初めて安全と言える」と話した。

 最終更新:11/16(水) 9:06 「時事ドットコム」より
ついこの前までIS(イスラム国)の支配下にあったイラク北部の都市・ニムルド、3000年前に繁栄を謳歌した古代アッシリアの遺跡がたくさんあることで歴史的に有名だが、ISによって無差別に破壊されたり略奪されて闇市場で売られたりしたのは記憶に新しく、ISの残酷行為を内外に知らしめるものだけど、そのニムルドをISから取り戻したイラク軍、それで見たものは見るも無残な姿です・・・。

偶像崇拝を理由で無差別に遺跡や彫像を破壊したIS、イスラム教よりも歴史のあるこれらの遺跡を壊すなんてイスラムを利用して傍若無人の限りを尽くしているとしか思えないし、歴史を否定する行為でもあります。

まして遺跡内部にISは爆弾を仕掛けており、遺跡に入れないよう小細工したが、悪辣もいいところだ。
「爆弾やわなが多数あると疑われる。それらを取り除いて、初めて安全と言える」と語るイラク軍の爆弾処理班、古代アッシリアの遺産だけに慎重に処理したいところです。

戦争犯罪に該当する歴史的文化遺産の破壊、ISはタリバン同様自らの勝手な理屈で歴史的遺産を壊したわけだが、ISが改めて残虐な過激派組織だと言うことを知らしめるものだろう。遺跡の大半を無差別に壊された遺跡都市ニムルド、失われた歴史をどうやって後世に語り継ぐのだろうか・・・。
現在イラク北部の大都市・モスルを奪還すべく動いているイラク軍、そこは石油地帯でもあるだけに一刻も早くISを潰さねばなりません。

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