いかに子供たちを災害から守るのか

市と県に14億円の損害賠償を支払う判決が出たものの、重い課題だけが残ったように見えます。

引用

大川小賠償判決 極限の救命、厳しい課題 「なぜ堤防に」解明なく

 学校管理下で戦後最大の犠牲者を出した東日本大震災に伴う大川小の津波訴訟で、仙台地裁判決は学校側が津波襲来を予見できた上、旧校舎脇にある高台の裏山を避難先に選ばなかったとして過失を認定した。

 大川小は津波の浸水想定区域外で、津波時の避難場所にも指定されていた。しかし、昨年11月には仙台地裁の高宮健二裁判長が自ら現地を視察。判決の中でも裏山について「児童を避難させるべきであった。避難を最優先すれば被災を免れた」と言及した。

 判決では、広報車が高台への避難を呼びかけてから津波が襲来するまでの「7分間」について、襲来を予見できた上、裏山ではなく標高約7メートルの堤防に向けて移動を始めたことも「不適当」と認定した。予想津波高は最大10メートルだった。

 ただ、堤防への移動の判断に至った理由については説明されず、遺族らが追及し続けた「なぜわが子は死ななければならなかったのか」という“真実”は司法の場でも明らかにならなかった。

 判決では同時に、教員は未曽有の大災害の前でも適切な判断が必要との司法判断を示した。学校現場がこうした「7分間」といった究極の状況下に置かれたとき、自ら判断することが難しい子供たちに代わって教員はどのようにして命を守ってあげるのか。判決は厳しい課題を提示した。

 判決を今後の防災への礎とすることが「悲劇を繰り返してはいけない」と訴えてきた遺族、そして犠牲となった子供たちに報いることにもなるはずだ。

 最終更新:10月27日(木)8時17分 「産経新聞」より
東日本大震災と同時に発生した大津波により児童・教職員84人が犠牲となった宮城県石巻市の大川小学校津波警報が出た際に校庭に一旦避難したものの近くの裏山ではなく何と川の堤防に向かって避難したことで大津波に巻き込まれて犠牲となったが、亡くなった児童の保護者などは学校と石巻市・県を相手取って損害賠償請求を求める訴訟を起こした裁判は26日になって学校側の過失を認め、市と県に対し遺族に14億円もの損害賠償を支払うよう命じる判決を下したようです

遺族にすれば自分たちの主張が認められたと安堵感を示して入るけど、このような未曾有の災害において学校は子供たちを災害からどう守るのかと言う重い課題を突きつけるものと言えます。
「児童を避難させるべきであった。避難を最優先すれば被災を免れた」と裁判長がこう述べたように、すぐに避難させればこのような悲劇にならなかったと言う見解がそれを示してます。なぜあの時学校はすぐ避難を支持しなかったのか? なぜ川に避難させたのか? 危険だと知りながら川に避難させた対応はあまりにもお粗末だ。
津波が来る予見はないと言う理由で反論した市側、予見があろうがなかろうが非常事態になった以上は子供たちの安全確保をするのが常識なんじゃないの? ましてや学校、テキトーな判断で子供たちが犠牲になったことを考えたら許されないことをしでかしたと思うね。

未曾有の災害だけに、学校においては教職員に対して適切な判断の必要性を訴える判決となったけど、子供たちの命と安全を預かる立場にいることを教職員は肝に銘じてほしいです。

これを機に学校は危機管理意識をしっかり見つめるべきでしょう。ルールに縛られてばかりじゃイザと言う時何も出来ないと言うことも理解するべきです。

関連記事としてこちらも見て下さいませ。 → 大川小遺族が「訴えてやる!」

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