プミポン国王、崩御

70年もタイで強い影響力を保持し、安定に貢献した実績は評価すべきでしょう。

引用

支柱喪失、「未知の領域」へ=タイ国王死去

【バンコク時事】タイは「国王、宗教(仏教)、国家(民族)」を国是としてきた。

 70年にわたった在位中、国民から深く敬愛され絶大な人気を誇ってきたプミポン国王の死は、支柱の一つを失うことを意味し、歴史的転換点となる。国の将来に大きな影響を与えるのは必至で、「タイは未知の領域に突入する」(専門家)との声も上がる。

 プミポン国王は過去、国内で深刻な政治対立が起きた際には自ら乗り出し、強力な仲裁者として事態収拾を図ってきた。国民の国王への信頼感は絶大で、政情不安でたびたび危機が発生しても内戦などの致命的な分裂に至らなかったのは、国を一つにまとめる最後の歯止めとして、国王が果たしてきた役割が大きかった。

 そうした存在感はプミポン国王が長年かけて築き上げてきたもので、新国王がすぐに代わりを務めるのは困難だ。

 8月の国民投票で新憲法草案が承認されたのを受け、タイの政治は今後、長期にわたって軍の強い影響下に置かれる。このため、当面は大きな混乱が起きるとは考えにくい。

 ただ、地方の農民や都市部の貧困層を支持基盤とするタクシン元首相派と、軍や官僚などの保守派エリート、都市中間層を中心とする反タクシン派が対立する基本構図に変化はなく、政情混乱の火種はくすぶったままだ。

 タイ社会の分断状況が続く中、新国王がどういう役割を果たすことになるのか。プミポン国王時代とは異なる新たな王室像を模索していく必要に迫られそうだ。

 最終更新:10月14日(金)7時21分 「時事ドットコム」より
容体悪化で余談を許さな状況にあったタイのプミポン国王が13日夜、首都バンコクの病院で死去したって言うけど、回復を願うタイ国民の祈りは届かなかったと思うし、軍事政権でいつ不安定になってもおかしくないタイ情勢のこと、軍や保守層エリートとタクシン・シナワット元首相派の対立は続いており、そんな状況でも強力な影響力を駆使してこれまで何度も最悪の事態を回避してきたプミポン国王のこと、そのプミポン国王が死んだことで対立が一気に蒸し返すリスクが大きいです。

「タイは未知の領域に突入する」と指摘する声もあるが、タイにとって精神的な支柱であったプミポン国王を亡くしたことで、いつ政情不安いや最悪内戦が起こってもおかしくないだけに、予断を許さない状態にあります。かつてのユーゴスラビアのようになることも考えられるんですかね? 偉大な指導者を亡くしたことで押さえつけられた対立が一気に噴出すると言う展開がそうであるように。

次期国王にはワチラロンコン皇太子が就きそうだが、前任者が相当なカリスマ性を誇ってきただけにその代わりが務まるかは無知数でしょう。
プミポン国王死去に伴いタイ国内ではしばらく喪に服すモードに入りますが、長年国民の尊敬を集めてきたプミポン国王、事あるごとに政情不安が起こっても仲裁に入って丸く治め続けタイに安定をもたらし、経済発展にも貢献しただけにそれを失ったのはあまりにも大きいです。課題山積のまま次期国王にこれからのタイの行く末は委ねられそうだ。

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