「ICCから出てってやる!」

内政干渉に対する反発ってことでしょうか。

引用

<ブルンジ下院>国際刑事裁判所脱退を可決 上院でも審議へ

【ヨハネスブルク小泉大士】アフリカ中部ブルンジの下院は12日、国際刑事裁判所(オランダ・ハーグ、ICC)から脱退することを定めた法案を圧倒的多数の賛成で可決した。今後、上院でも審議されるが、脱退すれば初のケースとなる。

 ブルンジではヌクルンジザ大統領の3選出馬に対する抗議デモが激化した昨年春以降、治安当局の弾圧により少なくとも500人が死亡、26万人以上が周辺国へ避難した。

 ICCの検察官は4月、人権侵害の予備捜査に着手。国連人権理事会も9月、殺害や拷問の実行者を特定し責任を追及するための調査委設置を求める決議を採択した。ブルンジ政府はこうした動きに強く反発している。

 ICCは、戦争・人道犯罪を裁く常設の国際法廷として2002年に設立条約が発効した。アフリカ諸国には以前から、ICCがアフリカの指導者ばかりを訴追対象としているとの不満がくすぶっている。

 毎日新聞 2016年10月13日 10時59分
戦争及び人道に対する罪を裁く国際法廷であるICC(国際刑事裁判所)そのICCについて脱退する姿勢を見せているアフリカ中部の小国・ブルンジ、なぜブルンジがICC脱退と言う考えに踏み切ったのか・・・。

ブルンジでは昨年の大統領選挙の際、ピエール・ヌクルンジザ大統領が3選出馬を表明したことで、これに対してブルンジ国民の一部が反発し抗議デモや暴動が度々起こり、当局による弾圧で500人が死亡、26万人以上が近隣諸国に避難すると言う顛末となったけど、ヌクルンジザ大統領のやり方に当然国際社会が放っておくわけがなく、ICCがヌクルンジザ大統領が暴力的な鎮圧を主導したと見なし国連人権理事会も調査委員会を求める決議を採択したことで、ヌクルンジザ大統領と言うかブルンジ政府は「一方的な内政干渉だ!」って反発したことから、今回ブルンジ国会下院にてICC脱退法案を審議し圧倒的多数で可決したみたいです。

ICCだろうが国連人権理事会だろうが、それらのしてることはブルンジに対する内政干渉もいいところだ!! ってヌクルンジザ大統領が不服と見なしてICC脱退を示唆した背景はもう一つ、ICCがアフリカ諸国の指導者ばかり訴追対象にしていることから、アフリカばっかり目をつけるのは不公平だ!! って言いたいんでしょう。確かに欧米系は訴追対象にされないことは不公平感がする(ましてアメリカはICCに批准すらしていない)。だったらICCはシリアのバッシャール・アサド大統領に逮捕状を突きつけるべきだと思うが。

こう見ると、昔も今もアフリカ諸国は欧米の好き勝手に翻弄されてるって勘ぐりたくなるけども。
ICCが問題視している事件のほとんどがアフリカばっかってことだけど、一方的に自分たちばかり目を向ける姿勢にアフリカ諸国にすれば不快感もあるんでしょう。大体欧米はアフリカ諸国の情勢不安について問題視する姿勢を見せてるけど、その原因を作ったのは自分たちだと言う意識が皆無なんじゃないの? アフリカ諸国にすれば「これらの元凶は欧米による植民地政策のせいだ!」って言いたくもなるが。

theme : 国際政治
genre : 政治・経済

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