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カラスコの一撃でバイエルンを「返り討ち」

直前にケガ人が出たことで厳しい状況で迎えましたが・・・!? 相手はあのバイエルンだからなァ・・・。なお更でしたけど。

引用

アトレティコ、昨季に続きカルデロンでバイエルンを下す/欧州CL

 両者の対決は、昨季のCL準決勝以来。バイエルンのルンメニゲCEOがアトレティコを見下すかのような発言をし、敗退後にビダルが「今日は悪辣なサッカーが世界最高のサッカーに勝ってしまった日」と発言した、あの対戦以来である。あの対戦との違いは、生きるか死ぬかのノックアウトラウンドではないこと、またバイエルンを率いるのがグアルディオラ監督からアンチェロッティ監督に代わり、ポゼッション一辺倒ではなくなったことか。いずれにしろ、現在の欧州を代表するチーム同士の対戦であることに変わりはない。

 「歓喜を我が心に与えよ」。昨季バイエルン戦の「アトレティ、あなたを愛してる。あなたと一緒に決勝へ」以来となる横断幕とモザイクが披露されたカルデロンで、試合はキックオフの笛が吹かれる。立ち上がりはバイエルンが相手陣地でパスを回し、アトレティコがカウンターで応戦するという予想通りの展開となった。バイエルンは14分、ミュラーがペナルティーエリア内でボールを受け、渾身のシュートを放ったが、これはGKオブラクのセーブに遭う。

 試合はそのまま20分を迎えようとしたが、いきなり様相が変わる。アトレティコが一気にポゼッション率を上げ、バイエルン陣地に攻め込んだのだ。普段、自分たちより格下のチームに見せるパスサッカーを実践したアトレティコは、次々にチャンスを迎える。まず19分にカラスコがボールを叩くが、これはGKノイアーに弾かれる。また23分にはCKにフェルナンド・トーレスが頭で合わせるもポスト直撃。F・トーレスはさらに34分にもコケのスルーパスから決定機を迎えるも、フリーで放った左足のシュートは枠を外れた。

 ことごとくチャンスを逸するアトレティコ。しかしF・トーレスのシュートミスの1分後、ついにセブン・ネーションズ・アーミー(カルデロンでアトレティコが得点を決めた際に流れる)とともに観衆が踊り狂う瞬間が訪れた。アトレティコのショートカウンターの場面、チアゴ・アルカンタラが中盤でグリエズマンにスライディングタックルを仕掛けると、こぼれたボールをカラスコが拾いペナルティーエリア手前左までドリブル。そして左足でグラウンダーのシュートを放つと、ボールはノイアーの横っ飛びも空しく枠の右に収まった。

 スコアが動いた後、全体的にはバイエルンがポゼッション率で勝るものの、アトレティコもシメオネ印の堅守速攻に徹することなく、ボールを保持できる場合にはそうして果敢に追加点を狙う。ビハインドを負うアンチェロッティ監督は早めに選手交代を敢行。まず60分にミュラーをロッベンに代え、その3分後にはボアテングとの交代でフンメルスを投入。さらに65分にはチアゴの代わりにキミッヒをピッチに立たせ、交代カードを使い切った。

 対するシメオネ監督は71分にカラスコをガメイロに代え、78分にF・トーレスを下げてガイタンを投入。得点を決めたカラスコはもちろんのこと、シュートミスなどもあったアトレティコの絶対的アイドルであるF・トーレスにも、観衆は大きな歓声と喝采を浴びせている。

 アトレティコは82分、ペナルティーエリア内左に入り込んだフィリペがビダルに倒されてPKを獲得。けれども、キッカーを務めたグリエズマンのシュートはクロスバーに直撃し、リードを広げることはかなわなかった。追加点こそ奪えなかったアトレティコだが、その後には堅守を見せてバイエルンの執念の猛攻を食い止める。90分にはグリエズマンとの交代でトーマス・パルティを入れて中盤の守備を強化し、昨季カルデロンで行われたCL準決勝ファーストレグと同様のスコアで、終了のホイッスルを迎えている。

 試合終了後、カルデロンのスピーカーからはアトレティコのイムノのイントロだけが鳴り、その意図を受け取った観衆の歌声がスタジアム全体に響きわたる。シメオネ監督率いるチームは確かに、彼らの心に歓喜をもたらしたようだった。なおグループDの第2節終了時点の順位は、首位アトレティコ(勝ち点6)、2位バイエルン(勝ち点3)、3位PSV(勝ち点1)、4位ロストフ(勝ち点1)となっている。

 2016.9.29 08:20 「サンケイスポーツ」より
昨シーズンUEFAチャンピオンズリーグ準決勝でぶつかったアトレティコ・マドリーとバイエルン・ミュンヘン、アトレティコが勝利して決勝に進んだけど、その対戦がいきなり1次リーグで実現したが、雪辱に燃えるバイエルンと返り討ちにしたいアトレティコと言う図式です。

試合はバイエルンがパスワークでチャンスメイクをすればアトレティコが隙を突いてカウンター。と言う予想でしたが、前半20分にいきなりその展開は変わる。
アトレティコがポゼッションを駆使してバイエルン陣地を脅かし、バイエルン同様パスサッカーを展開するが得点には至らず・・・。

作ったチャンスをものにできないアトレティコだったが、前半35分にアントワーヌ・グリーズマンがヤニック・カラスコにスルーパスをするとカラスコがドリブルで持ち込んで左足でシュート! バイエルンゴールをこじ開け先制!! 堅守からカウンター、と言う図式ではなく果敢にボールを奪って攻めるスタイルを見せました!!

その後も追加点を奪おうとポゼッションを駆使してボールを取ればすかさず得点を奪うと言う貪欲さを見せ、バイエルンの反撃を許さなかったアトレティコ、試合はそのまま1-0で勝利、グループリーグ最大の山場バイエルン戦を白星で飾ったことは大きいです。次はバイエルンホームではあるが、ホームでの勝利は大きい。

値千金のゴールを決めたカラスコ、昨シーズンのチャンピオンズリーグ決勝(レアル・マドリー戦)でも途中出場で同点弾を奪うなど結果を出してますが、またいいところで決めましたねェ・・・。サイドアタッカーのレギュラーの座をコケやサウール・ニゲスと繰り広げていることで、結果を出さねば!! と言う意識から出ているといえます。

theme : UEFAチャンピオンズリーグ
genre : スポーツ

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