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がんばれゴエモン

コナミを代表するシリーズの一つ「ゴエモン」、江戸時代を舞台にした純和風なグラフィックとサウンドで人気を博したゲームとして有名ですが、初期の頃は江戸時代感が高くいかにも和的要素が強かった感がします。その第1作は当時のロムカセットにおいて2メガビットと言う破格の容量だったの特性を活かした広大な内容となっており、当時のCMやパッケージ裏にもそれを強調しています。
そんなわけで、今から30年前の今日1986年7月30日は「ゴエモン」シリーズ第1作「がんばれゴエモン! からくり道中」が発売された日です。

1986年7月30日にコナミよりファミコン用ソフトとして発売された「がんばれゴエモン! からくり道中」、義賊ゴエモンが日本各地を駆け巡って悪徳大名を改心させると言うものだが、ステージは町や村、山と言ったバラエティに富んでおり、敵を倒したり地下通路や3D迷路にある千両箱、道中にある壺をジャンプしてお金を手に入れて貯めたお金でアイテムを購入しパワーアップすると言うロールプレイングゲームに似たものではあるが、クリアに必要な通行手形は地下通路や3D迷路で手に入れる(よろず屋で買うと言う手もある)と言うもので、これを繰り返すと言うものだが、ステージが進むに連れてマップが複雑になっていることでマップ構成や地下通路の位置を把握すると言う戦略的な要素もあります。

操作性はシンプルで、かつ個性的なキャラクターとサウンドも相まって人気を博した「からくり道中」、それでも全面クリアにはかなりの時間を要さねばならない難しさ(全8周、肥後国からスタートして江戸までに要するのにこれだけかかる)もあり、これには初期のゲームにありがちだったと言える(長丁場のステージな上に途中でセーブも出来ない当時のゲームのこと)。またシビアな操作が求められるステージもあり、どれも油断できない部分もあるし、しっかり装備を整えたりライフ最大値を上げなければ後々キツくなると言う難しさもまた本作の象徴で、今後の作品にも活かされてます。

また本作のCMでは後のゴエモンインパクトを思わせる着ぐるみが出ています。

本作のヒットでコナミを代表するシリーズの一つとなった「ゴエモン」、本作のステージ1、5、11面で使用されているサウンドはゴエモンシリーズを代表するBGMにもなっているし、コナミキャラのクロスオーバー作品である「コナミワイワイワールド」(本作からはゴエモンが登場)でも使用されたりしています。

今年はゴエモンシリーズが誕生して30年ではあるものの、2005年に「がんばれゴエモン 東海道中 大江戸天狗り返しの巻」がニンテンドーDSでリリースされたのを最後に最新作は出ていないのは残念でならないが・・・。それでもコナミの他作品などに出演していることを考えたら未だ人気が高いってことです。ただエビス丸やサスケ、ヤエ、物知り爺さんなど本作におけるゴエモン以外の主要キャラが出てくるのは次作以降のことですが。今考えれば「からくり道中」は最初の作品でありながら異色ってことかもね。

theme : レトロゲーム
genre : ゲーム

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