外国人労働者の権利を考える

ついこの前、東京・大塚にあるインド料理店「シャンティ」で働くインド人労働者らが「私たちは6月20日で解雇、店を閉鎖することを告知されてます、賃金も2年間払われてません、助けてください」って悲痛な訴えを掲げる貼り紙を店内に貼ったけど、このシャンティは大塚以外の店舗で雇っていたインド人やバングラディシュ人労働者を突如解雇しただけでなく、シャンティを運営する社長はこの騒動を陳謝したが、インド人労働者らに対する賃金未払いなどには言及しなかったんだから、タダ働き同然の扱いをしておいて反省の態度があってないようなものだよ。

またこの社長はインド人労働者から悪評が耐えなかったって言うけど、中でも「インド人はバカ」なんて暴言を平然と吐くのって、一昔前と言うか今もいる一部の白人と全く変わらない。有色人種を平然とバカにする発言をすること自体。
もし欧米でこんな発言しようもんならトップは社会的に追放されてるだろう。

この問題は、日本において外国人労働者の権利を改めて問われる事例になりそうだが、中でもインド人ほど扱いがヒドいって見解もあり、インド料理店がここ数年で増えている現状もあってかインド人労働者が増加する傾向もあるけど、調理師としての経験が長い者ほど就労ビザが下りやすく、それを利用した違法仲介ビジネスも横行するケースも増えているだけでなく、店の雇用主は日本の法律を知らない外国人の無知につけ込んでタダ働き同然で働かせているケースが多く、問題になっているが、無知につけ込んでぞんざいな扱いをするって悪質もいいところだ。

シャンティの事例だけでなく、日本では外国人労働者の権利と言うか待遇の問題がクローズアップされることがあるけど、とりわけ「外国人技能実習制度」は最もたるものだと思う、アジアなど発展途上国の学生に日本で技術を学ばせると言うのは聞こえがいいものの、実際はパスポートや通帳を押収されてタダ働き同然の扱いをされてるんだから、いわゆるブラック企業化してるって言われるのも無理はない。正直な話が外国人労働者に不当な扱いをさせて権利も何も保証しないって言うと、奴隷制度と何ら変わらない。

こう見ると、日本社会全体がどうも人権意識が薄いんじゃないかと指摘されておかしくないが、自分たちが儲かればそれでいい、労働者の権利なんて知ったこっちゃないなんて利己的な考えに基づくもので、調和も共存共生もあったもんじゃない。だからブラック企業の温床なんじゃねェのか。
外国人労働者の権利が叫ばれる事例はあれど、未だに日本社会が外国人に対して不当な偏見を抱きがちだと言うのを露呈するようなものだし、口ではグローバルと叫びながら実際には外国人労働者の権利を尊重しない傾向があるって、矛盾も矛盾だ。外国人は日本の法律に無知だなんて理屈、幅広い見方を持ってないからそういう偏屈な考えが出てくるんだろう。日本には日本のやり方があるなんて考えではもう通用しない。
あと相手が欧米人だと対等に扱うのに、アジア人やアフリカ人などには低く扱う、やり方が一部の頭のおかしい白人と変わらないし、人種差別って言うか人種偏見的な考えでそっちこそ頭がおかしいんじゃないのか。人種優越主義に基づく考えはれっきとした差別です!!

人権意識の低さ、人種差別及び人種偏見=悪いことって意識が低い、内向的で幅広い見方を持ってない、それらが三位一体となってるせいか、外国人労働者の権利を平気で軽視する傾向が根強い日本社会、これでは日本の印象が悪くなる一方だ。外国人技能実習制度については欧米からも批判されてるんだから、その事実にも向き合うべきだ。ブラック企業の問題といい、外国人労働者の権利といい、どうも日本は労働インフラのあり方が問われる事例が多いが、社会全体でこの問題にしっかり向き合って改善する姿勢が望まれます。東京オリンピックを控えてるんでしょう? なら改善すべき社会問題だと思う。

theme : これでいいのか日本人
genre : 心と身体

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