天皇陛下が「生前退位」を表明

かねてからそう思いましたが、前例がない為複雑な問題となりそうです。

引用

<皇室>天皇陛下「生前退位」意向 来年にも法整備 政府検討

 皇室典範には退位の規定がないため、生前退位が実現するためには、皇室典範改正や特別立法などが必要となる。政府はすでに天皇陛下の意向を尊重し、必要な法整備についての検討を首相官邸で始めている。政治問題化しないよう静かな環境で議論を進め、早ければ来年の通常国会で必要な改正を進めたい考えだ。

 首相官邸では、警察庁出身で事務方トップの杉田和博官房副長官の下に極秘チームを設け、典範改正に関する検討を進めている。官邸内でも何を検討しているかについては極秘とされており、政府高官でも極めて限られた人数しか内容を知らなかった。政府は、参院選後のいずれかのタイミングで宮内庁側が退位に関して何らかの表明をした後、検討を具体化する方針だった。

 また、長期的な皇室のあり方に関する議論が必要となるため、政府内には「政府だけで決める話ではない」との意見がある。有識者会議を設置して、幅広い議論をすることも検討している。

 歴代天皇には退位の先例があるが、明治時代に作られた皇室典範には退位の規定はなく、戦後に改定された現典範もこれを継承している。典範は皇位継承については、「天皇が崩じたときは、皇嗣が、直ちに即位する」とあり、天皇が亡くなった時にだけ皇位が継承される制度となっている。天皇が未成年だったり「精神、身体の重患」「重大な事故」の時は、天皇の国事行為を代行する「摂政」を置くことはできる。大正天皇の健康状態が悪化した際、皇太子(後の昭和天皇)が摂政についた例はあるが、皇位は大正天皇のままだった。

 退位については「立憲制の下で皇位継承の時期に皇室の意志が働くべきでない」(過去に皇室典範改正に関わった政府関係者)という議論もある。そのため永続的な制度となる典範改正でなく、今回限りの特別立法にすべきだという意見も政府内にある。

 また元号法は「皇位の継承があつた場合に限り改める」と定めるため、天皇陛下が皇位を皇太子さまに継承した時点で「平成」の元号が改められる。

 昭和天皇の側近の日記などには、昭和天皇も第二次世界大戦の敗戦直後、一時的に退位の意向を漏らしたとする記述がある。

 毎日新聞 2016年7月14日 東京朝刊
天皇陛下が皇太子に天皇の位を譲る、いわゆる「生前退位」を示唆したって言うけども、現在82歳であり、4年前に心臓の冠動脈バイパス手術を受けるなど健康面で不安視されたけども、それでも精力的に公務をこなすなど不安を払拭したが、82歳と言う年齢を考えたらば存命中に退位した方がいいのでは? ってこの頃思います。

ただ!! 現在の皇室典範では生前退位の規定がなく、それを実現するには皇室典範改正など法整備が必要となるだけに、宮内庁や政府がそれを検討してるところだが、政治問題にならぬよう密かに行うんでしょうか・・・?

明治以降の皇室典範に基づく規定が変わりそうな感がするけど、皇室のあり方についてだけに政府内でも難しい問題です。
政府だけで決める問題じゃないことは確か、これまで生前退位に否定的な宮内庁の問題もあるし。

明治以降生前退位がない日本の皇室、ここに来て天皇陛下が生前退位を表明したことは、皇室典範改正のきっかけにもなりそうです。他方ヨーロッパ、オランダやベルギーでは生前退位したケースもあるから、そこに倣った感もします。
そうすると「ヨーロッパの王室のやり方を持ち込む必要はない、日本の皇室は違う」って批判的な意見も出て、ややこしいです。

天皇陛下が生前退位、だったら元号もそれに伴い変わりそうだが、即ち「平成」の終りが近いってこと?

theme : 天皇陛下・皇室
genre : 政治・経済

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こんにちは

女性天皇だ、女系天皇だのときに出てきた“有識者”の方々。あの方々が、また登場するんでしょうか。・・・心配だな~。知ったかぶりして勝手に決めそうで・・・。

国民的なレベルで話し合い、しっかりこの国の成り立ちに対する認識を深めていきましょう。“有識者”にだけ任せるのはやめましょう。“臣”の立場なら、我も彼も立場は同じ。なんせ、一君万民ですから。

ただ、皇室典範は、本質的に皇室の家内法。いくら国民でも、節度のない者は話し合いに加わる資格はない。

Re: こんにちは

イーグルス16様

コメントありがとうございます。

こうなると皇室典範改正問題につけ込んで女性天皇だ、女系天皇だって掲げる有識者らが出しゃばりそうだが、有識者だけに任せるのではなく国民レベルで向き合うべきです。ただ皇室を理解していなければダメですけどね。
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